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2009年06月20日|ジャナイトスタッフ日記
黄斑円孔 という眼の病気レポート 1 5月30日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 2 手術編 6月20日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 3 入院生活編 6月21日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 4 その後の診断 7月8日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート とりあえず終了 9月16日UP
ついに帰ってきました001です。
「黄斑円孔 という眼の病気レポート 1」でことの成行きをレポートしました。
本編ではいよいよ手術となります。
その日は6月9日。前日の6月8日より入院です。
8日の夕方に先生に呼ばれて手術の説明を受けました。
かいつまんて言いますと・・・
まずは眼玉の中の硝子体(しょうしたい:ゼリー状)を取り除き、
そこにガス(または空気)を入れる。
そのガスの浮力と表面張力によって眼玉の奥の黄斑部に空いた穴を圧迫して塞ぐという。

手順としては、まず白眼の3ヶ所に穴を開けると。
1つは目の中は真っ暗なので明かりを照らすための穴。
そして硝子体を切除するための器具を突っ込む穴。
もう1つが水を入れる穴。
硝子体を取り除いてしまうと眼玉がしぼんでしまう(!)んですね。
なので水を入れておいて圧を保っておき、最後にガスを入れるということです。
ガスは水より軽いので、術後は下向きをキープして
常に黄斑部にガスが当たっている状態にしておくというわけです。
そのガスは少~しずつ自分が体内で作り出す液体に置き換わっていくそうな。
ポイントは上向きになってはいけないということ。
正確に言うと、できるだけガスが水晶体に触れないようにするということ。
ガスが水晶体に触れることで白内障になってしまうということです。
正式名称は
病名 : 右黄斑円孔
手術名 : 右硝子体茎離断術 + ガスタンポナーゼ
さていよいよ6月9日。手術は午後。
午前中、手術時および術後に行う点滴の針を差し込んでおきます。
そして落ち着くための(?と言ってましたが)痛~い筋肉注射をして
右目の下まぶたに“貼るタイプ”の麻酔シールを貼りました。
これがどれだけ効いたのかはよくわかりませんが。。
そして午後2時ごろ。ついに呼ばれてしまいました。
車椅子に乗せられて(普通に歩けますが)、手術室へ向かいます。
手術室に入ると手術用の小さなベッドに寝かされ
右腕には点滴、右人差し指にキャップ(血糖値とか酸素濃度とかを測るやつ?)をつけ、
左腕には手術中5分おきに測るという血圧計がセットされました。
まずは看護師さんによる眼の洗浄から。
2種類くらいの液体で眼を洗うんですが
もうなんというかジャバジャバとされて気分が悪いですよ、のっけから。
そして右眼部分だけあいた布を被せられて、
さらにビニールシートのようなものを上からかけます。
いよいよ担当医登場!
局所麻酔からいってみましょうか!というわけですが
コレがかなり痛い!ほんっとに痛いし気分悪い!!
右眼下まぶたから刺して眼玉の裏側あたりに注入するんですが
3ヶ所くらいに注入したようで
ドン!と刺してから、少し戻して角度を変えてドン!もういっちょドン!
みたいな感じで時間も長い!
しかも直後から上半身がゾワッとしてきて脂汗が出てきてほんとに気分が悪くなりました。
長く続くようなら訴えねばならんと思いつつ、気がついたら引いていました。
そしていよいよ白眼に穴を開けます。
このとき右眼は閉じないようにテープみたいなものでガッチリ固定されています。
(この固定方法はよくわかりませんでした)
閉じようと思っても閉じられるようなものではありませんでしたね。
というよりもガッと閉じようとか、閉じたいとかは思いませんでした。不思議なもんです。
で、白眼に穴を開けるということなんですが
穴を開けるというよりもハサミでチョキチョキ切っているような音がしてました。
たぶんチョキチョキしてたんでしょうね。
思い出しただけでもキイィ~!!ってなりますね。まあ痛くはないんですけど。
しかしよく人の眼にそんなことができますよね。まあ人のだからできるんでしょうけど。
医者って変態だなとつくづく思いました。
その右眼で見ていた光景はこんな感じ。

ものすごい強い光を当てられていてボヤ~っと見えていました。
当たり前ですがやっぱ見えてるもんですね!
他の事を考えてようとか、歌でも歌ってようとか思ってましたが
コレだけ無理やり見せつけられるととても他の事など考えてられません。
「もしかして麻酔で寝ちゃって、ハッと気がついたらベッドの上だったりして!なはは!」
などという希望的観測をしたりしてましたが
残念ながらこの眼ですべてを見届けることになってしまいました。。
ちなみにこのときの手術室にはBGMとして小田和正の曲が流れてまして
この白眼をチョキチョキしているあたりで執刀中の先生が
「この曲ずっと流れてるよね?!違うのにしない?歌詞がない方がいいなあ」
などとノンキに誰かに言ってるじゃないですか!!
(手元に集中しろよ!)←心の中で叫び
周りの人たち(といっても看護師さん2人くらい)も
「そうですよね~ちょっと見てきますね~」みたいな感じで
(なんでやねん!いま見に行くなよ!)←再び心の叫び
このとき、この手術って全員が必死で汗だくで息をのんで・・ってやつじゃなくて
鼻歌まじりに、なんなら左手でできますがどうします?くらいのやつなんだなと思いましたね。
さらにこのあと、この先生が
「入ったときから思ってたんだけど、なんかこの部屋暑くね?!」て。。
(入ったときに言えよ!)←3度目
そんなこんなで準備が整い、室内の電気を消して、硝子体切除が始まりました。
そのとき見えていたのがこんな光景。

室内を暗くするととともに
眼にはコンタクトレンズみたいなカバーがかかっていたような気がします。
そんな眼玉の中を、細長く黒い物体が「ブゥ~~~」と言いながらウロウロしていました。
手術中は割と落ち着いていましたのでこのあたりでひとつ質問なんぞもしてみました。
私 「いまこの黒いやつは何をしてるんですか?」
医 「硝子体を切ってるんですよ」
私 「切って吸い取ってるんですかね?」
医 「いえ、切るだけですね」
私 「切ったやつはどこへいくんでしょ?」
医 「眼の外ですね」
私 「へぇぇ~…」
眼の外ってどこ?体内なの?体外なの?いろいろ思いましたが
このまま質問攻めにしてイライラされても困るのでこの辺でやめときました。
この黒い物体以外にもいろいろな器具が投入されたようです。
そのたびに眼をグィィ~っと押されるような感じがあったり
引っ張られるような感じがあったりして
痛くないにしてもとにかく気持ち悪い、気分が悪い、そんな状態でした。
前回のレポート中、手術の内容のシーンで
>「手足が動かせたら暴れちゃうんじゃないですか?」って聞いたら
>「そんな人は今まで一人もいません」って言われました。。
というくだりがありましたがまさにその通り。
局所麻酔ですので手足は普通に動かせます。
でもですよ!眼玉の中をグイグイやってるときに
身体をバタバタさせられないですよ、やはり。
ジッと耐えて身を任せるしかないんですよ。
といいつつも、やはり上記の通り気分が悪いものは悪い。
「イヤァ」「ウワァ」と思うわけです。
そのたび、眼から一番遠い足の先、足首から先だけをバタバタ動かしてました。
伸ばしたり曲げたり、指を開いたり閉じたり。。
その動作を見られてか大きめにバタバタしていると
「痛いですか~?」と聞かれるんですが
「痛くはないんですけどね‥」としかいいようがありませんでした。
そして室内の明かりをつけて、白眼に開けた穴を縫合します。
白眼を縫う!!っていうんですからイヤになっちゃいますよね~。
こんなのが見えましたから。

ちなみに、いつガスを入れたのかはよくわかりませんでした。
このガス、私の場合はただの空気だったそうです。いろいろ使い分けがあるようですね。
で、この縫合が完成したあと眼帯(テープと分厚いガーゼ的なもの)をつけて
ようやく終了~!!
ベッドから起きて車椅子に乗って手術室を後にします。
局所麻酔ですのでもちろん自分で動くことができますが。
出たところで時間を見てみると午後4時前。
午後2時頃に呼ばれたのでざっと2時間なんですが
手術時間は1時間11分と言ってました(どこからどこまでかは不明です)。
この車椅子に乗って気がついた時にはもう右眼がビリビリと痛い!
コレがかなり痛い!!
眼球を動かすとそれはもうビリビリします。
普通寝てるとき以外は、眼球が絶えず動いてますからね。
ず~っと激痛が続いてしまいます。
「縫合してますからね~、痛み止め出しましょうか?」と看護師さんに言われ
すぐに痛み止めの錠剤をもらいました。
このビリビリした痛み、だんだん弱まっていくんですが術後しばらく続きました。
例えて言いますと『眼の中にホチキス針が5~6個入ってるような状態』です。
そしてコレに加えて噂の下向き生活がこの後やってくるわけです。
黄斑円孔 という眼の病気レポート 1 5月30日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 2 手術編 6月20日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 3 入院生活編 6月21日UP
黄斑円孔 という眼の病気レポート 4 その後の診断 7月8日UP
投稿者 staff001 : 2009年06月20日 20:38
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コメント
こんにちは
黄斑円孔手術 今日でちょうど1ヶ月です。
まだ自宅療養中ですが
たまたま ここにたどり着きました。
今日は 1時間近くパソを見てしまいましたので
これくらいにして 終了します。
それにしても手術をした者にしか分からない
術中に見えていた景色を再現している「絵」の見事なこと。
後日続きを見るのが楽しみです。
投稿者 ぽんた : 2009年08月04日 18:23
ぽんたさん コメントありがとうございます。
あの手術をされたんですね!うつ伏せ生活もあったことと存じます。
おつかれさまでした。
私は退院して2、3日休んで仕事に復帰し、仕事柄
就業中のほとんどをパソコンの前で過ごしています。
手術を受ける前はほとんど片目で見てる状態でしたから
かなり目が疲れましたが、術後はほとんど目の疲れを感じなくなりました。
とは言ってもしっかり目を休めながら過ごしたいものですね。
今回、手術前や手術中、手術後に何があるのか、何を見て、どう思うのか、などなどを
もらった手術説明書の裏などに、ほぼ毎日メモを書き、
見た風景も直後にスケッチしておきました。
(日が経つと忘れてしまいそうなので!)
というのも、入院・手術にあたっていろいろなWEBサイトで情報を得ようと思ったのですが
目の病気としての解説はたくさんあるものの、
患者の生の声みたいなものがあまり見当たりませんでした。
どんな手術でどんな状況でどんな思いをするのか…
少しでもこの病気で悩まれている方々の参考になればと思いこのレポートを書いた次第です。
なかなかできない経験だとは思いますが、もう2度と受けたくない手術ですね!
投稿者 staff001 : 2009年08月04日 22:18
手術前から読ませていただいて大変参考になりました。
このような体験談を書いてくださって、本当に感謝しています。
私は右目を9月4日に手術して9月10日に退院しました。
しかし、まだ見えるという状態には全く至っていません。
手術後は右目だけで見ると全体が薄い黄色く見えて、
保護の為にかけている透明な眼帯に色がついているのか
と一瞬思った位です。
2日くらいで黄色い色は無くなって一安心はしたのですが、
いまだに水中のように(どう例えていいのか分かりませんが、水中の方がよほど見えるかも)
ボーとしか見えません。
物を見るという機能は果たしていません。
入院中の診察時に訴えても「ガスが目一杯入っているから、ガスが抜けるまでは…」といわれました。
私も仕事柄、自宅でパソコンを長時間使いますので、
退院後はパソコンを片目で使っている状態です。
いつまでこの状態が続くのか不安で一杯です。
投稿者 さち : 2009年09月13日 01:09
さちさん コメントありがとうございます。
片目でパソコン使うのはメチャクチャつらいですよね。。
左目も大切にしてください。
私の場合、回復スピードが相当速かったみたいです。
と言いつつも、今だに右目だけでみるとぼやけて見えていないポイントがあります。
それが視点部分とは微妙にずれているので普段は気になりませんが
やっぱり元通りにはならないのかな~と思ったりはしますね。
そもそも「1~2年がかりで回復するもの」と、また8~9割程度の回復で
完璧に元通りにはならないと聞いています。
きっと自分では気づかないくらいのゆっくりしたペースで回復していくんだと思いますから
しばらくつらいですが気長に待つしかないんでしょうね!
お互いがんばりましょう!!
投稿者 staff001 : 2009年09月13日 13:32








