ミニといえば、「小さくて可愛い車」というのが真っ先に思い浮ぶ言葉ですね。確かに見た目ならその言葉は正しいです。しかし、以前ミニに乗っていた経験から言わせていただきますと、実はそのミニとは、「マッチョでデカい車」なのです。
実はミニは生誕40年という歴史ある車で、その構造はほとんど変わることなく生産され続けました。新車で買える「旧車」なわけです。だから、ハンドルもパワステならぬ重ステで超重いし、ハンドルの切れる角度が少ないので、小回りも利きません。
でも、見た目非常に小さなミニは、駐車場のオッチャンに「小さいからチョコチョコっと切り返してここに停めて〜」などとぬかされ、「アホ!ハンドル重いんじゃ!そんなチョコマカと動けるか!」と思いつつ、明日の筋肉痛を覚悟で何度も何度も切り返して停めるわけです。まさに「マッチョでデカイ」車ではありませんか!
ただ、これが苦になるのか?と言われれとれば「NO」なわけで、そういうところが可愛いかったりするんです。それに、今の車では味わえないような「車を運転する楽しさ」を教えてくれます。この車を自在に操れるようになれば、これほど嬉しいことはないんじゃないでしょうか。そんなところが日本にたくさんいるマニアの心を鷲掴みなのかもしれません。そんなミニが大活躍する今回の映画が「ボーン・アイデンティティー」です。