マット・デイモンの会心の一撃!本人もビックリのハマリ役です
「ボーン・アイデンティティー」は、記憶喪失になった男が自分自身が何者なのかを探るというサスペンス・アクション映画です。冬のヨーロッパが舞台なので、暗くて寒々しいシーンが多いんですが、これがまた主人公の孤独感をあらわしているようで雰囲気たっぷり。毎回思うけど、ヨーロッパっていい画撮れますよね。やっぱ歴史かな。
主人公ジェイソン・ボーン役には若手演技派マット・デイモン(「グッド・ウィル・ハンティング」「プライベート・ライアン」)。彼がスタント無しの体当たりで挑んだアクションシーンはもう最高!これがアクション初挑戦とは思えないくらいに決まってます。はっきり言ってこれだけでも見る価値ありです。そして彼を助けるヒロイン、マリー役にはフランカ・ポテンテ(「ラン・ローラ・ラン」で最初から最後まで走っていた人)。お世辞にも綺麗とは言えない(と思う)彼女だけど、本作ではすごく可愛く見えます。監督はダグ・リーマンで、こちらもアクション映画初挑戦。アクション専門の役者や監督はだんだんマンネリ化してしまうけど、こういった異ジャンルの人たちが集まれば、まだまだおもしろいアクション映画は作れる、というお手本のような映画です。