バッドボーイズカースクリーンタイトル


タイムスリップと青春と友情、そしてオタク魂の結晶

この作品は3部作を通してみることで、マーティ(マイケル・J・フォックス)とドク(クリストファー・ロイド)の成長ぶりを知るという楽しさがありますが、3作も作れたのはやはりpart1が非常に良くできた映画だったおかげですね。SF的な要素を使った映画の場合、小難しい事を良しとする傾向が多いんだけど、ここまでわかりやすく、そしておかしくタイムトラベルと言う題材をつかったのは、この作品と「ドラえもん」と「Dr.スランプ」ぐらいじゃないでしょうか?
3作をひとつひとつ見ていくと、まずpart1は、いかにして過去にいったマーティがてめえで邪魔した、自分のオトンとオカンの出会いをジャイアンことビフ・タネンのちょっかいをかわしつつ元に戻すか・・・というのが大筋なんだけど、古き良き時代のアメリカが舞台ということや、当時人気だったヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースの「パワー・オブ・ラブ」などヒット音楽路線も入っていたりで、青春映画的な要素が満点であります。また甘い部分(ラブコメっぽいところ)がうまく描かれているので、見ている人がマーティと一緒になって楽しめるんだと思います。
そしてpart2はそのよくできたおもちゃ箱のような1作目を思いっきりなぞってパロディにした贅沢な続編。だって本家がパロディを続編として作るんだから贅沢ですよね〜。やはりタイムスリップという題材だからできるワザでしょうか。
最後の締めくくりとなるpart3はさらに時代をさかのぼった西部開拓時代。たしかにこれ以上さかのぼるとアメリカじゃなくなるからね。こちらはこれまでどこか助っ人的だったドクことエメット・ブラウン博士の恋愛を絡めたもので、当時めっきり人気がなくなっていた西部劇ものをこういった形でとはいえ久々に見せてくれた点でも注目すべき作品だと思います。
それにしても思うのはマーティとドクって結構好き放題に時代を変えちゃってる気がするんですけどね・・・ビフが変えた「現在」はダメでもマーティが変えた「現在」はいいんかいな・・・なんてつっこみはこの際やめましょう。そう言えばこの頃のスピルバーグ関連のものってなかなかDVDにならないなあ・・・望むDVD化!

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