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永遠のライバル対決、ベンツとBMW。今回の軍配はとりあえずベンツ!

友人を目の前で殺されたデヴォー大佐(ジョージ・クルーニー)は、メルセデス・ベンツのSクラス(W140)に乗り、BMWに乗る敵からの銃撃を避けながらウィーンの街を激走。巧みなドライブテクニックで形勢を逆転させた彼は、友人のカタキを取るため、敵のBMWに対して、これでもかというくらい車をアタックさせる。
ボッコボコのBMWに超頑丈なベンツ。これほどわかりやすくライバル心むき出しのアクション展開は実は意外とめずらしくて、見ていて結構新鮮です(BMWのオーナーはあんまりいい気持ちしないだろうなあ)。最大の見せ場は、立ち往生しているBMWに対して、何とバックで突っ込んでいってメチャメチャにするシーンでしょう。考えてみると前からぶつけるとエンジンがやられて走れなくなる可能性って高いですよね。だからぶつけるときは後ろの方がリスクが少なくていいのかも。人も前の方に乗ってるし(あ、でもベンツはFRだからそれはそれで走れなくなるかもしれないのか・・・)。ボディ剛性の鬼のようなベンツにアタックされたBMW(こちらも剛性の鬼のはずなんだけど)は木っ端微塵になってしまいます。バックギアで体当たり、というのはアクションシーンとしてはなかなかのアイデアで、鉄の塊同士がぶつかり合う「固い」感じが伝わってきて、妙にリアルでした。
監督が「もうっ、ジョージはアクションでもなんでも自分でやりたがるのよ!」と言うように、ほとんどのアクションをジョージ・クルーニー本人が演っているようで、ベンツを駆る姿はなかなかカッコよく映っております。彼はマークIIのCMのイメージキャラクターなんかにも起用されていましたね。いい男にはいい車が似合うってやつですか?

ピースメーカー
THE PEACEMAKER
(1998年アメリカ)

製作 ウォルター・パークス/ブランコ・ラスティグ
監督 ミミ・レダー
出演 ジョージ・クルーニー/ニコール・キッドマン
ロシアのウラル山中で、解体されるはずの核弾頭10基を積んだ列車が、対抗列車と衝突する事故が起こる。その時に1基が爆発した事態を重視したホワイトハウスは、核兵器対策チームを編成し、核兵器を専門とする物理学者ケリー博士(ニコール・キッドマン)と、ロシアの情勢に詳しい国防総省の連絡将校デヴォー大佐(ジョージ・クルーニー)を召集。調査の結果、核爆発が列車衝突後4分半であったことから、テロリスト集団による核兵器強奪のための計画的犯行ということがわかり、2人は残りの核弾頭をめぐり決死の追跡を始める・・・。
[プロフィール]
ラ・フランス堺
1972年 大阪府堺市出身
車と映画をこよなく愛する29歳。ただし映画に関してはどちらかというと「狭く深く」
タイプで気に入った映画ならばビデオテープがすり切れるまで見ます。乗る車には何
かしら改造したくなる軽いクルチュー(車中毒)で、プジョー205、ミニ、ピアッツァ
と車を乗り継ぎ、現在の愛車は真っ黄色のプジョー106S16。本業はグラフィックデザ
イナー。ちなみにラ・フランスとは洋梨の意味で、最近非常におっさん臭くなってし
まった体型を指しています(要ダイエットだな)。東京在住。
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