日本のバブル時期に突如現れた「ナウい(死語)」映画
「東京いい店やれる店」などでも有名なホイチョイプロダクションが仕掛けた、記念すべき1作目の映画が「私をスキーにつれって」です。当時のたくさんの若い人たちに「あ〜、俺もこういうことやってみて〜」と言わせたこの作品は、スキーと恋愛とユーミンという「これでヒットしなけりゃおかしいだろ!」的な反則にも近い技を使っていて、みなさんまんまとやられちゃったわけです。この映画の効果で、スキーシーズンにはユーミンのカセットを積んで出かける人が急増。スキー場には白いウェアに身をつつんだ「なんちゃって原田知世」や「なんちゃって三上博史」でいっぱいになり、駐車場には白いセリカがたくさんあって、どれが自分の車かわからない・・・なんて現象まで起きたようです。いやあメディアの力ってすごいっすね。
ホイチョイプロダクションはこの作品の成功で味をしめたのか、以降「彼女が水着に着替えたら」「波の数だけ抱きしめて」「メッセンジャー」など、若者向けのエンターテインメント映画を作りつづけています。でもやっぱり1作目が一番インパクトがあったと思いますね。