とうとう日産から出ました新しいGT-R(ジーティーアール)!いやあカッコいいですねえ!今回からGT-Rは「SKYLINE GT-R」ではなくクルマ単体のモデル「NISSAN GT-R(ニッサン ジーティーアール)」となりました。つまり独立した訳ですな。スピードメーターはなんとフルスケールの320kmまで刻んである!スピードリミッター180kmの上にこの厳しい道路事情で、どれだけがんばってもスピードメータが半分以上上がらないのはちょっと微妙な気もしますが・・・
日産のGT-Rに賭ける思いは相当なもの!日本が誇る高性能GTに期待大でありますね。
ところで、こんな会話を聞いた事はあるでしょうか?
「そういやあお前何乗ってんの?」「え?オヤジからもらったスカイラインのGT-Rだけど」
「え?それって32? 33? 34? 」「え?32って何それナンバーの事」「え?あ、ああそうか・・・(ガッカリ)」
またはこんな会話
「おまえの親父さんってさあポルシェ乗ってるんだって?」「う、うん。まあ・・・」
「それってさあ、964? 993?それとも996?」「え?親父の乗ってるのは911(キューイチイチ)だけど」
「あ、そうか・・・そうだよね(これまたガッカリ)」
これは何の会話なのでしょうか?GT-RといえばGT-Rではないのか?ポルシェといえば(一般的には)911ではないんでしょうか?謎は深まるばかりです。実はこれはちょっとしたクルマ好きにはお馴染みのキーワードなんです。
日産スカイラインは1950年代から生産されている長寿命車。3代目のスカイライン(通称ハコスカ)からレース用のエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「GT-R」が登場する訳です。そしてこのクルマは国内のレースで50勝もの記録を打ち立て、伝説になっていくんですな。
しかし、70年代の排ガス規制により4代目以後「GT-R」の名はモデルからなくなり、80年代まで復活を待つ事になります。そして登場するのが8代目となるGT-R。復活したGT-Rは再び伝説となり、9代目、10代目、そして今回のNISSAN GT-Rへと続いていきます。
ここまで読んで分かった方もいるかも知れませんが、スカイラインという車は50年以上も生産されていますが、ずっと同じ名前を名乗っています。当然GT-Rも同じで、「スカイラインのGT-R」といってもいつのモデルなのかが分からない訳ですな。しかし車体の型式番号はそれぞれのモデルで違います。ちなみに8代目GT-Rは「BNR-32」、9代目は「BCNR-33」、10代目は「BNR-34」となります。そうです!これは型式番号の最後の部分を取って、「R32」「R33」「R34」と読んでいる訳ですね。
ちなみにポルシェやベンツ、BMWなんかも同じ名前で何世代も生産されていますので、「964ターボ」とか「W124(ダブリューイチニィヨン)」とか「E90(イーキューマル)」なんて呼び方をする人達がいます。これはもう車種選別の呼び方というよりは一種の「マニア言語」でありますな。漫画で有名になった「 ハチロク」というクルマもこれは型式番号で、本当の車名はカローラレビンまたは、スプリンタートレノ(トヨタお得意の販売網の違いで中身は同じクルマ。見た目違いで別のクルマとして販売してました)の事。そりゃあ「俺さあカローラ乗ってんだぁ」って言うより「おれハチロク乗ってんだぁ」の方が通っぽく聞こえますよね・・・。
今月の用語:●GT-R(ジーティーアール) ●NISSAN GT-R(ニッサン ジーティーアール)
●911(キューイチイチ) ●W124(ダブリューイチニィヨン) ●E90(イーキューマル)