低燃費チューニング。「リッターいくら」に情熱を注ぐ人たち。毎回ガソリンスタンドで、ガソリンを入れてはレシートを見ながら満タン法で燃費を計測し、前回に比べて0.1キロ増えたの減ったのと言って一喜一憂する人たち。小数点の数字の世界を追求する人たちが、この世には存在します。
低燃費チューニングのポイントは、「クルマを軽くする」事と「クルマのあらゆる動きの無駄をなくす」事。この二つに対して対策を考えていけば理想の燃費をたたき出す自分だけの低燃費カーに変身することができるはずです!
クルマの軽量化は、「軽いものを動かす方が、重いものを動かすよりも力がいらない」という原理からきたもので、あらゆるアイテムを軽量化することで低燃費化を狙います。マグネシウムホイールや、カーボンボンネット等の装着の他、車内のありとあらゆるものを取っ払う(例えばスペアタイヤやジャッキ、もっと言えば後部座席までも!)事でも軽量化は狙えます。
次に無駄の排除について。クルマのエンジンはガソリンに火を付ける事で走ります。ガソリンの火を付ける役割を担うのがスパークプラグ。このプラグをイリジウムプラグに交換することで効率よくエンジンを動かす事ができ無駄をなくせます。またエンジンは一度動き出すとどんどん熱くなってくるので、効率よく冷やすためにクーラントを入れ直すのも手でしょう。思い切ってボンネットに穴を開けて空気をダイレクトにエンジンに当てちゃうってのも効果的かも知れません!
クルマの走りに関わるのはエンジンだけではありません。電気系統も大事な要素。発電された電気をロスなく各部に送り込むために、アーシングというチューニングを施しましょう。アーシングは燃費向上だけでなく、トルクアップも狙えるそうなので、一石二鳥のお得なチューニングです。
さらに燃費向上を突き詰めてみましょう!目に見えない分子のレベルにまで注目し、乱れた配列を綺麗にすることによって無駄をなくすといった商品や、ガソリンの主成分をイオンの力で活性化するもの等、低燃費チューニングの世界には使ったものにしか知ることのできないディープな世界のアイテムたちもたくさんいます。その効果を感じたい人はインターネットで「燃費アップ」と検索してみましょう。
さあ。ここまでやればあなたのクルマは確実に燃費があがる事でしょう!恐らくガソリンスタンドに行くのが楽しみになっているはずです。でもここまでやるには恐ろしい程の出費と覚悟が必要です。結果チューニングに何十万円もかけて燃費が数十パーセント上がったとしても一体元が取れるのはいつの日になることやら・・・そんな自分を許すことが出来た時にはあなたもエンスーの仲間入り。エンスーとは大きな代償を払って何かを得る事なのですから・・・。
そんなチューニングなんてとてもできないと呆れかえった人は、潔くあきらめて今できることを考えましょう。
そこでまずは消耗品の交換から。定期的なオイルの交換で鉄粉等のゴミだらけのエンジンの中を綺麗にしてあげましょう。磨り減ったタイヤは変な摩擦が生じるし、雨の日はすべって危険なので交換しましょう。思い切って低燃費を売りにしたエコタイヤにすれば効果もアップ!消耗品の交換は燃費を改善するだけでなく、長く快適に乗り続けるためにも大事な部分です。
膨大なお金をかけてチューニングしても、基本的な整備だけをしても、手をかけた分だけ答えてくれる。これだからクルマの世界はたまらない!限られた資源を使って走る乗り物。楽しさだけじゃなくて、燃費や環境を考えながら大事に乗っていきたいものですね。
今月の用語:●リッターいくら ●満タン法 ●マグネシウムホイール ●カーボンボンネット
●イリジウムプラグ ●クーラント ●アーシング ●トルクアップ