前回に引き続き、素敵なドイツ車達をご紹介します。
まずはMINI(ミニ)! え?ミニってイギリス車じゃなかったっけって? いえいえ。実は新型のミニはBMWで製造されているクルマなんです。その証拠にBMWのショールームに行くとあの愛嬌タップリの姿に会うことができます。長い歴史を持つ偉大な先代と比べるとパッと見意外は全然別モノですが、ゴーカートのようなダイレクトな乗り心地は健在。見て乗って楽しい素敵な1台ですよ!
お次はスマート(smart fortwo)。ベンツ社と時計メーカーのスウォッチがコラボして誕生した2人乗りの小さなクルマで、カラフルな色の組み合わせがポップでセンスよし!都心を駆け抜ければ目立つこと間違いなし。それに省スペース、小排気量なので今の時代にマッチした感じが知的ですらあります。最新のモデルはちょっと大きくなってしまいましたが、先代なら日本の軽自動車規格で登録されたモデルもあり、税金面でもとってもお得。こんなに経済的な輸入車はちょっと他には見つかりませんね。
そしていよいよ巨大メーカー、メルセデス・ベンツの登場です。私が個人的に「今世界で最もかっこいいセダン」だと思っているのが、最新型のCクラスです。Cクラスは、BMWの3シリーズと並んで、あらゆる自動車メーカーが目標とする「世界標準」のセダンなんですが、今回のフルモデルチェンジで、ものすごくかっこ良くなりましたね。
でもやっぱりベンツといえばカーデザイナー、ブルーノ・サッコがデザインを手がけた「190E」をはじめとする80年代のモデルを外す訳には行きません。AクラスからSクラスまで、現在のベンツのスタイルとイメージを確実に決定づけたモデル達。四角いボディが印象的なこれらのモデルは日本でもバカ売れしました。ヤクザ系の映画によく登場するのもこの時代のモデルだったりします。そんな中でも特別な2台が、「190E(イチキューマルイー) 2.5-16」と「500E(ゴヒャクイー)」でしょうか。
「190E(イチキューマルイー) 2.5-16」はドイツ・ツーリングカー選手権で活躍したモデルの市販車で通常の190Eにオーバーフェンダーやリアスポイラーなどが装着されたスパルタンなモデル。見るからにスペシャルな風貌は独特のオーラを放っております。190E(イチキューマルE)乗りとしてはアルファ155(イチゴーゴー)とのバトルを避けては通れません。売られた勝負は受けて立ちましょう!
一方、「500E(ゴヒャクイー)」は、Eクラスのスペシャルバージョン。ベンツとボルシェの共同開発によって生まれたモデルで、1クラス上の500SLのエンジンと足回りを強引にぶち込んだ化け物のようなクルマです。しかしパッと見た目は普通のEクラスがちょっと幅広になった感じ(わかる人が見れば異様なオーラを放っていますが)。この「羊の皮をかぶった狼」な見た目がシビレます!
やっぱりラストは高級スポーツメーカー、ポルシェでしょう。ポルシェといえばもちろん911!911(キューイチイチ)、RR(リアエンジン、リア駆動)という前時代的な方式を徹底的に突き詰め、いつの時代もスポーツカーとしてトップに君臨し続けているメーカーはポルシェ以外にはありません。もちろん一般人が手に入れられるようなモデルではありませんが、80年代、90年代頃のモデルであればがんばればなんとかなるかも知れません。あの後ろから背中を押される感じは体験すると忘れられませんよ!
実は2度にも分けてドイツ車をおすすめしていながら、私はアンチドイツ車派でありました。それはベンツやBMWに対する「金持ちのクルマ」というよくあるイメージが常に頭にあったからです。でもそんな固定観念を捨ててドイツ車に接してみると、「金持ちだけに楽しませるにはもったいない」ほどの魅力を放っていることに気が付きました。やっぱクルマって「乗ってナンボ」ですね。
今月の用語:●MINI(ミニ) ●スマート(smart fortwo) ●最新型のCクラス ●ブルーノ・サッコ
●190E 2.5-16(イチキューマルイー 2.5-16) ●500E(ゴヒャクイー) ●911(キューイチイチ)