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うつくしいもの

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金閣寺.jpg

さて今回は
「金閣寺」三島由紀夫ですね。

この作品は爆笑問題さんのラジオで太田さんが紹介していたのを聞いて買った一冊です。

この作品をご存知の方も多いと思います。

私は小説はちょこちょこしか読まないので、
読みきれるかすごく不安なのですが、なんとか半分くらいまできました!

私がすごく素敵だと思ったのは、過去の思い出程自分が美しく脚色し、
実際にそれを見た時に悲しみさえも産むほど雲泥の差を感じる事を知る所です。

お父さんがとても幸せそうな顔で金閣寺を語り、
それはまるでこの世のものでは無いようにも聞こえます。

それほど美しいと聞かされていた金閣寺。

それを産まれて初めて目の前にしたときに、
主人公の少年はあまりにも話と違って劣化していた金閣寺にショックを受けます。

これは悲しいことでもありますが、誰にでもこういった経験はあると思います。


子供の頃見た本当に綺麗な景色をはっきり覚えていて、
あそこに行きたいと何度も想い、何十年かぶりに行ってみると

「あれ、こんなだっけ」

となる。

映画なんかでもよくあります。
面白いんだけど、もっと面白かったよなぁ、とか。


もし、まだ読んだことが無かったら是非読んでみて下さいね。


三島由紀夫の文字の強さに、かなりうっとりしたまつしまでした。

松嶋初音_200901015.jpg

投稿者 松嶋初音 : 2009年10月15日 10:08

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コメント

金閣寺きた!

だいぶ進みましたね!

そういう経験は多々ありましが
段々比較の対象となる過去の記憶自体が薄れていくのが
別の意味で、また悲しかったりする
今日この頃です(^^;;

投稿者 おーれ : 2009年10月15日 15:03

確かに思い出は脚色されてしまうものですよね。そこには人の心模様の切なさを感じるし、一方では人の生命力の強さを感じます。

美しさはカタチあるものから逃げ出してしまったりするけど、人の心にこそ宿り続け、それを瞬間瞬間に無意識下で探求し続けるのかな。。。

この本って、市川崑監督の『炎上』の元にもなってますよね。脚本を変えていて本とは別物だったけど映画もかなり好きです。


写真の瞳がちょっとうるんで見えて切なくなりました。

投稿者 NAOKI : 2009年10月16日 06:09

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