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第13話 プライスボードの読み方・vol.5

マ:ただ、「あり」とか「済み」と表示されていても注意は必要なんだ。さっきもいったように、定期点検は一定の期間ごとに必ず行うもの。もし、実施されてからずいぶん時間がたって販売されたクルマの場合、購入後すぐに定期点検を行うことになってしまう。つまり、この場合、販売店に整備実施時期をきちんと確認することがたいせつとなるんだ。

初:いつの時点での整備だったかを確かめておきなさいってことね。

マ:そういうこと。そしてもうひとつ確認しておきたいのは、定期点検整備費用。これは、通常は車体価格に含まれているものなんだけど、別表記されていることもある。だから仮に点検済みのクルマであっても、プライスボードを注意してよく見ておくことが大事なんだよ。

初:なるほどね。

マ:そして、この定期点検整備実施項目で一番気をつけたいケースが、「定期点検整備あり(納車時)」と表記されていたときのことだよ。

初:納車時?

マ:うん。納車時というのは、クルマを購入後、実際に家庭などユーザーの手元に直接クルマが届く時のことをいうんだ。「あり(納車時)」というのは販売業者が販売時以降、つまり、これから車両引き渡し時までの間に定期点検整備を実施する、という意味なんだ。

初:それが何か問題なの?

マ:この場合、定期点検整備費用が販売価格に含まれているのか、含まれていないのかがポイントになるんだ。

初:つまり、プライスボードの価格に別途の費用がかかるってこと?

マ:そう、それが現金販売価格の欄に表示されているんだ。整備費用が販売価格に含まれていない場合には、整備費用の額を別途表示することになっているんだよ。整備費用が販売価格に含まれていないのに、万が一金額が表示されていない場合には、その額を確認する必要があるね。

初:なるほど、そういうことなのね。

マ:そして定期点検整備を実施しないで販売する場合、「定期点検整備なし」と表示される。

初:この場合、当然別途点検整備費用がかかるわけだから、それを予算として考えて購入する必要があるわけよね。

マ:そうだね。また、整備が必要な部分がある場合には、その旨が表示され、特定の車両状態を表示した書面により、「要整備箇所」が表示されているんだよ。

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◆要整備箇所とは◆

道路運送車両法に定める保安基準に適合しない箇所のこと。保安基準に適合しない箇所がある場合、その箇所が要整備箇所として表示されます。車両の機能部分について表示であり、内・外装(違法改造等、保安基準に適合しない箇所を除く)について表示するものではありません。

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初;整備が必要ということは、それだけ気をつけて買い物をする必要があるということよね。でもその分価格がお安くなったりと、以前に学んだ「修復歴」と同じように、考えようによってはおトクな場合もあるわけでしょうから。うんうん。まあいずれにしても、整備点検のことをよく知るためにも、しっかりとプライスボードをよく見ておくことが大事ってことにかわりはなさそうね。

マ:ほほう。整備点検のことについてはどうやらよくわかったようだね。というわけで、今日のお勉強は、以上だよ。

初:ふふん。なんか今回はとくによくいろいろわかったような気がするわ。そう、はちゅはうまれかわったのよ。

マ:女優だからかしら?

初:おほほそうよ。いまなら何をやってもうまくいきそうな気がするわ。そう、はちゅは女優としていまは希望に満ち溢れているの。ゴゴゴゴ。

マ:も、もえてる!! なんだかよくわからないけど初音ちゃんは、やってくれそうだよ。

初:そうよ、はちゅはもえてるの。そして、いまのはちゅは中古車のようなものよ。

マ:え、どういう意味かしら?

初:なぜなら、中古車も女優もエンジンのが(演じる)のが大事だから……。

マ:……。ゴゴゴゴ。

お得意のダジャレをうまいこと使われ嫉妬にもえるマーくんでした。次回につづく。
 
松嶋初音とマーくんの初めての中古車さがし