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お役立ち情報

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初めての中古車探し

第14話 プライスボードの読み方・vol.6

マ:プライスボードのお勉強もいよいよ大詰め。今回は「保証」ついてのお勉強だよ。

マ:これまで勉強してきたとおり、中古車を買うときには、品質やこれまでの使用歴などを確認して、現在の状態を把握しておくことが大事だということは、わかったよね。

ミ:その確認のためにプライスボードをつかうんだったわよね?

マ:そう。でも、自分の目だけで現状を判断するのは不安な人もいるはずだよね。そこで確認しておきたいのがお店の「保証」なんだ。

ミ:お店の「保証」ってどういうことかしらん。

マ:プライスボードを読めば、クルマのことがすみずみまでわかるようになっているんだけど、もちろん、すべてのことがわかるわけじゃない。そしてミーちゃんのようにはじめて中古車を買う人もいるわけだ。

マ:そこで、購入するときに「このクルマは大丈夫」ってお店の人がいってくれれば安心だよね。つまり販売店がクルマに対して責任をもつことが「保証」なんだ。

ミ:それはたのもしいわ!!

マ:具体的に言うと、保証のついたクルマには「保証期間」というものがもうけてあって、その期間中に、そのクルマの保証対象部分がもし壊れたら、無料で修理してくれるってことなんだ。

ミ:それがあれば初心者も安心よね。

マ:ここで大切なのは、口頭で「保証するよ」とか「壊れたら面倒見るから」といっても「保証つき」ではないということなんだ。

ミ:あら、そうなの。じゃあどうやって確かめることになるのかしら?

マ:そこでプライスボードが再登場するわけだ。えへん。

ミ:待ってました。えらいプライスボードっ。

マ:保証つきのクルマは、プライスボートに「保証つき」としるされていんだ。この表示があるクルマは、販売業者の保証、または製造業者の保証(新車保証)が支払総額に含まれている(新車保証の場合は保証継承のための定期点検整備費用を含む)ことを表し、さらにクルマに「保証書」がついていることを表しているんだよ。

ミ:「保証書」って、電化製品とかについているあの保証書と同じもんかしら?

マ:そう。ただ、電化製品とちがって中古車は、買ったら段ボールにつめられて説明書といっしょに自宅に送られてくる、なんてことはないから、購入前に保証書があることを確認して、購入する際にしっかりと受け取ることが大切になるんだ。

マ:そして「保証つき」とされている場合、プライスボードに「保証期間または保証走行距離数」と「保証内容」が書かれているんだ。

ミ:走行距離数? どっかで聞いた言葉だったような気もするわ?

マ:「はじめての中古車さがし」プライスボード編第3回で勉強したとおり、クルマの年齢ともいうことができる走行距離数は、期間とともに保証の目安となるんだよ。

ミ:そうそう!! 思い出したわ。走行距離数ね。

マ:ミーちゃ~ん、大丈夫~? わすれてたんじゃないの。

ミ:い、いやぁ、なにいってんのよ。そんなこと中古車クィーンのわたしにとってはすでに常識よ、常識。つまり保証期間や保証走行距離数のながいものは、それだけお店も自信があるってことね。えっへん。

マ:まあ、一概にそうともいえないんだけど、保証走行距離数や保証期間の長さは、販売店がどれだけ購入後のアフターケアに力をいれているかを知るための、ひとつの情報にもなるわけだからね。しっかり確認をしておきたいところだね。

ミ:はあい。

マ:つぎに「保証内容」。保証内容の説明については、3つのパターンが考えられるんだ。はじめに「全体保証」、「すべて保証します」などと書かれている場合。保証の対象外となる部分がないときのことだよ。この場合、すべての部分について部品代、工事費等含んだ無償修理に応じてくれるんだ。

ミ:すべての保証ってことは、保証期間中だったらこわれちゃっても、タダでなおしてくれるの?

マ:そう。直します。

ミ:すごぉい!! ハンドルとれちゃってもタダで直してくれるのかしら?

マ:ええ直します。

ミ:じゃあじゃあ、エンジンこわれちゃって火をふいても直してくれるの?

マ:もちろんなおします!!

ミ:じゃあじゃあじゃあ、クルマんなかでアイスをたべてこぼしてソファー中ベタベタになっても、暑い日にボンネットで目玉焼きをつくろうしてこがしちゃっても、憂さ晴らしに金属バットで窓ガラスを全部ぶち破っても、全部全部、直してくれるのね!!

マ:愛車をどんな使い方するんじゃい!! 普通に使って自然にこわれてしまった場合のことだけだよ!

ミ:くすん。中古車クィーン残念っ。

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