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ワタシの憧れの女優さんの一人、シャーリズ・セロンが主演した
映画「スタンドアップ」が公開になりました。
本当は光り輝くほど美しい女性なのに、
「モンスター」ではぶっくり太って眉毛をそり落とし、
まるで別人になってアカデミー賞をゲットしたシャーリズ。
今回もミネソタ州というアメリカでも田舎に位置する
北国の炭鉱で働くシングルマザーという地味な外見の役どころに挑戦しています。
彼女って「私はブロンドだからって馬鹿じゃないのよ」
が口癖なんですよね。
よっぽど外見が美しいことで「見た目だけの女性」と判断されたことが
あるのでしょう。
だから、見た目を崩すような役柄ばっかり演じているのかも知れません。
美しければ美しいなりに悩みがあるんですね~。
今回の作品のシャーリズは、
女性が炭鉱で働くことを快く思わない町の人や
炭鉱の男性同僚、上司たちにこぞってたちの悪い嫌がらせをされるんです。
それはエスカレートし、セクハラに。
それでも仕事を続けなくては生活できない炭鉱の女性たちは黙って耐えていましたが
シャーリズ演じる女性だけが度重なる妨害にもめげずに
裁判で女性たちの待遇改善を勝ち取るのです。
このお話、なんと実話なんだそうです。
ワタシは事前にそれを知っていて映画を見ていたので、
「これが本当に行われてたことなんてヒドすぎる!」
と怒りと悲しさがこみ上げてきました。
だって、どうしてそんなにヒドいことが出来るんだっていうくらい、
炭鉱の男性たちは、女性従業員をただ女性だというだけで
軽視し、差別して挙句の果てにセクハラを続けるんです。
もう怖すぎっ。
ワタシにはこの映画の舞台となっているミネソタにお友達がいるので、
映画を観終わった後、すぐにメールして
「ミネソタの人間って何て心が狭くて偏見だらけで
嫌な人たちなんだぁぁぁ」とキレてしまいました(笑)。
明らかに八つ当たりですけどね。
それにしても、
映画だから多少誇張して描かれていることを
祈るばかりです。
主演のシャーリズは、
どんなに煤で顔が汚れても、どんなにボロボロの服を着ていても
やっぱりキレイな人はキレイではありますが
でも、子どもたちを育てるために、キツイけれど
収入の良い炭鉱での仕事を選ぶ芯の強い女性を力強く演じています。
男性と同様の待遇を求めているだけなのに
誰からも相手にされず、それどころか自分の過去を引き合いに出されて
身持ちの悪い女性だから信用できないみたいなことを言われたり、
町の人から謂れのない罵声を浴びせられたりと
主人公の立場はどんどん辛くなっていきます。
そんな彼女の悲しさと怒りの感情がどんどん積み重なっていくのを
一緒に感じてしまって、派手なシーンはない映画ですが、
クライマックスの裁判のシーンでは
いつのまにかポロポロと涙が出てしまって
しばらく止まりませんでした。
最近ではあまりなくなってきたものの、ワタシたち女性は、
やっぱり差別的なことを言われたり、されたりすることもあります。
そして、性別だけではなく、人種や肌の色などでも
差別する人が未だにいるのも事実です。
ヒトって、どんな小さなことでも自分と誰かとを比べて
相手より自分が優位だと思いたい生き物なんですよね。
悲しいことに。
でもそんな時、泣き寝入りしたり、ココロと裏腹に笑って誤魔化したりせず、
「そういうことは恥ずかしいことですよ」と、
相手に静かに教えてあげられるといいなぁと思いました。
投稿者 mi-chan : 2006年01月14日 22:29
コメント
TBさせていただきました。シャーリーズ・セロンは「サイダーハウス・ルール」の記憶しかないのに、あまりに鮮烈な印象のゆえ、気になる女優でした。でも、数年前は忙しくて、映画どころではなかったのです。「モンスター」は観ていません。この作品は、演技派として生きていくんだ、というアピールのような感じがしました。10数年前まで、アメリカでは映画に描かれていたような野蛮で卑猥な男社会があったんです。今も形を変えてあるとは思いますが、女性たちの戦いで、一応、セクハラにもっとも敏感な国のような位置付けをされています。勇気ある人々の行動は見ていて、すがすがしいものですね。
投稿者 京野菜 : 2006年01月25日 18:07




