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スペインが生んだ偉大な画家の一人、ピカソ。
彼の有名な作品「ゲルニカ」がマドリッドにあると聞いて、今日は朝から
アトーチャ駅近くにある「ソフィア王妃芸術センター」へ。
10時オープンなので、迷子になることを想定し(笑)、
ちょっと早めにホテルを出たワタシ。
だって、この国に来て3日目ですが、本当に英語が通じないんです(泣)。
迷子になったとき、ちょっと道を聞きやすい人たち、
例えば街を歩く普通の人や、通りにあるお花屋さん、
お菓子屋さんの店員さんなどはほぼ全滅です。
スペイン語は「こんにちは」「こんばんは」といった挨拶の類と
「ありがとう」「お願いします」しか
チェックせずにこの国に来てしまったワタシは、
スペイン語をもうちょっと勉強してくるんだった…と後悔しちゃってます。
でも、ワタシが地名や駅の名前などをたどたどしいスペイン語で
連呼すると、皆さん、まったくお互いに言葉が通じていないのに
身振り手振りで一生懸命、親切に教えてくださいます。
ありがたいです。
ところがそれが、ワタシの耳ではスゴイ空耳で
日本語みたいに聞こえることがしばしば。
昨日は「●●駅はどこですか?」と聞いたとき、
返って来た答えのスペイン語が
「マサバ! マサバ!」と聞こえて、
「真鯖」を想像してしまいました(笑)。
そして、今朝は、ワタシの歩く後ろでケータイでおしゃべりしていた
おじさんの会話が
「タラコに骨なーい」と聞こえて…。
その他にもスペイン人同士で電車の中で話しているのが
「タカイド(高井戸)?」
「ソラ、ボラレタワ~」
などと聞こえちゃいました。スペイン語が分かる方、
ホントの意味は何なのか、教えてくださーい。
話を戻して、ピカソの「ゲルニカ」。
初めてこの作品を生で見たワタシは、
あまりの迫力にしばらく作品の前に座って
眺めてしまいました。
そして、この作品の周辺には同じモチーフで描いたり、
ゲルニカのパーツをクローズアップさせて描いたりした
ピカソの作品がたくさん展示されていたのも印象的でした。
爆撃で死んだ子どもを腕に泣いているお母さん、
身体がバラバラになってしまった人。
いつの時代も戦争で悲しむのは庶民なんだなぁということが
強烈に伝わってきます。
有史以来続いているスペインという国を取り巻く戦争は、近年では
テロというものにカタチを変えて、今も悲劇を生んでいます。
この美術館のそばにあるアトーチャ駅という駅も、
先ごろの列車テロで被害に遭った駅のひとつです。
【アトーチャ駅。内部には大きな観葉植物がたくさんあり、屋根からは
日光が差し込んでいて、温室のような美しい駅でした】
美術館を出たワタシは、建物の周りをしばらくぶらぶらすることにしました。
アトーチャ駅はレンフェ(日本のJRみたいな電車)やメトロも乗り入れる大きな駅ですが、
小さな音楽学校や、修道院などがあって、意外にこじんまりとした、静かな町のようです。
そんな町の裏通りで、こんなわんこに出会いました。
【なんでそんな状態に??】
柵にすっぽりとハマっていて、前にも後ろにも、右にも左にもまったく動けない状態!
でも、彼は自分の意志でそうしているかのように毅然とした態度で
ワタシがいくら話しかけてもチラリとも見てくれませんでした。
ずっと同じ方向を見つめていたので、誰か家族が帰ってくるのを待っているのかも
知れません。
キリッとしていてカッコイイんだけど…なんとなくオカシイでしょ?
午後は、セラーノ駅近くにある国立考古学博物館へ「アルタミラの壁画」を見に行きました。
「アルタミラの壁画」とは、5000年以上前の、
史上最古の壁画、つまり世界で最も古い「絵」なんです。
この絵があったから、ワタシの大好きな映画という芸術が生まれたんだなぁ、と
思うと、一度は見ておきたいじゃないですか!
本物はスペイン北部のアルタミラというところにある世界遺産なんですけど、
遠くて行けないなぁ~と思っていたら、スペイン通のお友達・まなみさんから
「マドリッドの考古学博物館にレプリカがあるよ」と教えてもらったので
見ることにしたんです。
【牛の顔です。カワイイですよね♪】
【牛の全体像】
今日も一日、芸術に浸ってしまいました。
どの建物も綺麗だし、マドリッドはどこを見ても絵になる街です。
投稿者 mi-chan : 2006年01月28日 23:21




