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映画 ダ・ヴィンチ・コード

ついに公開になりましたね♪
映画「ダ・ヴィンチ・コード」。

ワタシは原作を読んでいたのですが
敢えて最後の数十ページを読まない状態で映画を観にいきました。
ラストは映画で楽しもうというワタシの勝手なプランなんですけどね。

でも、このプランが意外にいいチョイスだったみたいです。
なぜなら、
あの長いミステリ小説を2時間半の映画にしたので
やっぱり説明不足な点が多々見受けられたんですね。
なので、原作を読んでおいてよかった、と思うところが
けっこうありました。
原作未読の人は、納得いかない、と感じた部分が多かったようです。
映画が終わって、劇場の出口に向かっているとき、
「なんであそこでああなったの?」
「どうしてソニエールは、トム・ハンクス(演ずるラングドン)を選んだわけ?」
などと口々に言うお客さんの声が聞こえました。

でも、原作は原作、映画は映画として独立して成り立たなくちゃ
いけないと思うので、映画版が説明不足なのは
原作が多くの人に読まれているベストセラーだということに
頼っちゃっているのかも。
これはイカンなぁと思いました。

小説版では、
ラングドンとソフィと一緒に
暗号を解読し、さまざまな歴史や由緒を持つ場所へ行ったり
謎解きをしたりするのが楽しかったんですよね。
それから、数行ごとに出てくると言っても過言ではない膨大な量の
トリビア(ワタシたちが今、何の気なしに使っている言葉の語源や、
名画の解釈などなど)が感動モノでした。
ですが映画では、このあたりの楽しみがほとんど描かれません。
これはちょっと残念でしたが、時間に制限のある映画では
長々と謎解きをしたり、トリビアを説明したりしている余裕はないですもんね。
その代わり、映画版では小説を読んでワタシたちが
アタマの中で思い描いていたキャラクターが
イキイキと動き、実在する教会や美術館などが
見られるというメリットもあります。

帰りの電車の中で
残しておいた最後の数十ページを読みながら
映画の余韻に浸りました。
これから観に行く方で、原作をお持ちの方は
せめて文庫版の中巻くらいまでは
読んでおくと映画を観ていても理解しやすいかもしれませんヨ。

まだまだ続きそうな「ダ・ヴィンチ・コード」ブーム。
ワタシもすでに3本のドキュメンタリーや検証番組を見てしまいました。
最新科学技術を駆使してダ・ヴィンチの名画を
解析したり、ダ・ヴィンチ自身の生い立ちをひも解いたりと
どの番組も映画や小説をより味わい深くしてくれる作りになっていました。
小説・映画・ドキュメンタリーとたっぷり堪能して、
ディープな西洋史に触れ、
何だかちょっとだけ自分が賢くなった気分になっているワタシです。

投稿者 mi-chan : 2006年05月20日 21:55

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