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去年の12月に劇場公開された映画「SAYURI」。
皆さんはご覧になりましたか?
ワタシは、なぜだか観そびれていたので
DVDで見ました。
貧しさから置屋に売られた女の子が
偶然出会った男性・会長に再び会う日を夢見て
美しく成長、やがて彼女は街一番の芸者・さゆりとして
有名になって行きます。
芸者同士の諍いや、戦争など、激しい運命に
翻弄されながらも賢く健気に生きていくさゆり。
そんな彼女を愛する男性も現れますが
さゆりは、ただひたすらに、
会長だけを想い続けるのでした。
さゆりを演じたのは
シャンプーのCMでもお馴染みの中国人女優、
チャン・ツィイーです。
この映画、ライバル芸者は、コン・リー、
さゆりを育てる先輩芸者もミシェル・ヨー…と、
日本が舞台なのに、主役級の女優は皆さん中国系の方なんですよね~。
確かに、
チャン・ツィイーは、とっても可憐だし、
叶わぬ恋に身を焦がす、激しい気性の先輩芸者のコン・リーは
凄みある妖艶さだし、
さゆりを優しく見守る姉さん芸者のミシェル・ヨーは
凛として涼やか。
三人とも素敵なんです。
日本の女優さんが演じられなかったことがホント、残念というか、
悔しいな、と思うほど、魅力的でした。
でも、さゆりの置屋のおかあさんは、
日本の女優、桃井かおりさんが演じています。
この“おかあさん”というのは、
どんな過去のあるヒトなんだろう…物語には出てこないけれど、
そんな背景まで考えさせられる存在感を見せてくれた桃井さん、
かなりカッコイイです。
舞台は、一応、日本のようなのですが
日本に住んでいるワタシから見ると
着物や踊り、髪型、所作、家屋などなど、
色々な点で「これ、日本?」と思うところも多い映画です。
でも、日本をモデルにしたアジアの架空の国の話なんだ、
と思えば、あまり気になりませんけどね(笑)。
と、小さくケチをつけてしまいましたが、
日本人の心の強さ、美しさを外国人の目から描いた
ユニークな作品だと思います。
「ラストサムライ」も、突っ込みどころ満載でしたけど、
結果的には、日本人の高潔さをアメリカ人が
リスペクトしているんだなー、と感じましたよね。
「SAYURI」でも、最後には
同じような気持ちになったワタシでした。
投稿者 mi-chan : 2006年07月19日 23:50




