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とうとう日本でも公開されましたね。
「ユナイテッド93」。
2001年9月11日の米国同時多発テロ事件でハイジャックされた旅客機4機のうち、
2機がワールド・トレード・センターへ、1機がペンタゴンへと激突しましたが、
残り1機はペンシルベニアの草原に墜落したのを皆さん、覚えていらっしゃいますか?
当時、TVのニュースで繰り返し流れていた
黒焦げになった草原の映像…ワタシは今も思い出すことが出来ます。
その墜落機の最後の数十分間にスポットをあて、
『ボーン・スプレマシー』のP・グリーングラス監督が
遺族の協力を得て当時の状況を推測し、
テロリスト・乗員・乗客の姿を生々しく描き出したのが本作です。
タイトルは、墜落機の便名・ユナイテッド93便を表しています。
突然見舞われたハイジャック状態の中、乗客たちは
最後の一瞬まで「生きたい」と願い、
「絶対にテロに負けない」と戦い抜きました。
これは当時、乗客が地上にいる家族にかけた電話の記録などからも
真実だったと物語っています。
最初から最後まで、本当にすごい緊迫感で、
気づいたら息を詰めて、夢中で映像を追いかけていました。
そして、事実を描いているんだから、結末は「墜落」と
分かっているんですけど、あまりのド迫力な映像と
追い込まれるようなストーリー展開に
「奇跡起きて、みんな助かってくれ!」と
つい願ってしまいました。
でも、現実の世界は、不死身のトム・クルーズや
便利グッズ持ったピアース・ブロスナンといったスーパーヒーローが
飛行中の飛行機に飛び移って
悪人をやっつけて、ハッピーエンド、
とはならないわけで…(涙)。
ワタシは知らないうちに
身体を硬くして観ていたようで
観終わった後、肩がメチャメチャ凝っていました…。
見ている途中に
涙したのはもちろんのこと
怒りと哀しみと恐怖と感動がごちゃまぜで
帰りの電車の中でも何度も泣きそうになってしまいました。
こんなに心が痛くなった映画は
近年、なかったと思います。
決して楽しい映画ではないので「面白いから観て~」
と、気軽に人に薦めることが出来ない映画ですが
でもでも、ぜひ多くの人に観てもらいたいです。
あの日のことを決して忘れないためにも…。
投稿者 mi-chan : 2006年08月14日 23:25
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