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映画 めぐみ 引き裂かれた家族の30年

横田めぐみさんのご家族の30年余にわたる闘いを、
アメリカ人監督が描いたドキュメンタリー映画
「めぐみ 引き裂かれた家族の30年」が公開になりました。

最初はアメリカの一部で公開されていたこの作品。
ワタシもCNNか何かのアメリカ系ニュース番組でこのことを知り、
ぜひ日本でも観られるようになるといいな、と思っていたので
同様に思った人が多くて日本公開が決まった
と聞いたときは嬉しく思いました。

それにしても、
ワタシたち日本に住む者が想像できないほど
アメリカではこの問題は知られていないんですよね。
ワタシの知り合いのアメリカ人が
「日本人にとっては北朝鮮の拉致問題が
国際問題の最優先課題で最大の興味かも知れないけど、
僕たちアメリカ人のほとんどの人は
イラクとの戦争のほうが最大関心事なんだ。
日本人はイラクの問題に顔をしかめて
心を痛めるだろうけど、北朝鮮の問題のほうが関心が高いと思う。
国によって国民が一番関心を持つ出来事が違うのって
現実的に考えると、仕方がない気がするよ」
と言っていたのを思い出しました。

とは言え、事件の真実を知った上で
「興味ないわ」というアメリカ人は少ないようで
全米であまり報道されていないせいで
事件のこと自体を知らない、という人が多いのが事実。
勧善懲悪主義なアメリカ国民が
国家ぐるみの組織が
見ず知らずの人のウチの子、
しかも他国の人間をさらって何十年も返してくれない、
なんてことを知って、黙っているはずがないと思うんですよ。

案の定、この映画を観た
多くのアメリカの方々は涙し、怒り、
「私たちに出来ることは?」と言っているそうです。

この映画、
ワタシもこれまでの報道などで知っていることが
ほとんどではありましたが、
日本のマスコミで騒がれる何十年も前から
命がけでわが子を探し続けていた
横田さんご夫妻の当時の姿を見て、涙が止まりませんでした。

まだ若い頃のめぐみさんのお母さんが
姿を消してしまっためぐみちゃんを探すために
「行方不明者を探す」TV番組に出演して
めぐみちゃんや全国の視聴者に向かって
必死の面持ちで語りかけているシーンでは
「こんなこともご家族はなさっていたんだ…」というせつなさと、
お母さんがこんなに必死に訴えかけていたとき、
めぐみちゃんは北朝鮮にいたわけで、
そのことをご家族はもちろん、日本の人たちは
誰も知らずにいたんだなぁ、と思うと
胸が痛くてたまりませんでした。

以前、有楽町の国際フォーラムの前で
マスコミのカメラに囲まれて、インタビューに答えていらっしゃる
横田さんご夫妻をお見かけしたことがあります。

その後、ワタシが帰宅してテレビのニュースを見たら
「横田早紀江さんは拉致問題のために
渡米されました」と報じられていて
「さっき有楽町で取材に応じていたのに
もう飛行機に乗って行かれたんだ…」と、
その行動力とハードスケジュールに驚いたことがありました。
そして、お体を壊さずにずっとお元気でいて頂きたい…と思ったものです。

今日、この映画を観た後も
めぐみさんが戻られるまで、ご両親には
絶対にお元気でいて頂きたいと思いました。
そして、この事件を「ひどい! 絶対おかしい!」と
思っているワタシたちが出来ることって
何なのか、具体的には何をすればいいのか、と考えました。

だって、ただ怒っていても仕方がないと思うので
横田さんご夫妻が望まれているワタシたちにしてもらいたいことって
何なのか、何をすることが一番効果的なのか…
それをとても知りたくなったのでした。

多くの方たちがこの映画を観て、
めぐみさんやその他の拉致被害者の方々を取り戻すために
何をすればいいのか、
考えるきっかけになることを願います。

投稿者 mi-chan : 2006年11月25日 21:14

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