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今日は、雨だったけれど
渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムへ行くことにしました。
トシちゃんが
「プラハ国立美術館所蔵 ルーベンスとブリューゲルの時代」に誘ってくれたからです。
トシちゃんとは数年前に一緒にプラハ、そしてルーベンスたちの故郷である
フランドル地方に行ったことがあったので
その時の気分を思い出そうということで出かけました。
会場には、ヴァン・ダイクなど、
フランドル地方の作家の作品が多く展示されていたのですが
海抜が低くて曇り空が多いこの地方特有の
どんよりした空が描かれた作品が多く、
朗らかな気分になれる絵はあまりなかったのでした。
確かに、チェコも、オランダ・ベルギーなども
曇天が印象的な国でした。
オランダなどは海抜が低いので、カラリと晴れるということがあまりなく、
時おり雲の切れ間から差し込む太陽の光がとても綺麗に思えたものです。
雲から数本の線になって日光が地面へ降りている様子を
「天使のハシゴ」と呼ぶ、というのも分かる気がしました。
この地方の画家たちは、この光をとても貴重に捉えて
自分たちの作品に取り込んでいて、
その効果を最も上手く絵画に生かした1人がフェルメールだと言われていますね。
そんなことをオランダの美術館で学んだっけ…などと思い出しつつ、
鑑賞を終えたワタシたちは今度はロビーで「パリ祭」のイベントに遭遇。
そう、今日はパリの革命記念日ですもんね。
マルセイユ石鹸やチーズの屋台、
フレンチスタイルのケーキを売るカフェなどを眺めて、パリ気分も味わえて
何だかあちこちの国へ行った気持ちになれちゃいました。
ところで、この「パリ祭」。
これって、日本だけで呼ばれている名称だそうですね。
本場フランスではバスチーユ監獄に市民が攻撃を仕掛け、
フランス革命の発端となった日ということで
(1789年。「火縄くすぶるバスチーユ」って歴史の授業で年号を覚えましたよね~)
国民の休日となっているだけで
「パリ祭」というものは行われていないそうですよ。
花火と軍事パレードはあるようですが…。
なので、フランスの方に「パリ祭」と言っても通じないんですって。
なぜ日本でだけ、この日を「パリ祭」と言うかというと、
1933年にフランスのルネ・クレール監督が作った映画の原題が「7月14日」で、
これを日本の映画配給会社が
「パリ祭」という邦題にして公開したんですって。
「パリ祭」って言葉、オシャレな響きなのに、
こんな裏話があったなんて、ちょっと意外でした。
投稿者 mi-chan : 2007年07月14日 21:14
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