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「マカオ」という地名の由来となった道教のお寺
「媽閣廟(マァコゥミュウ)」は、
マカオ半島の突端近くの港にありました。
海の守護神である女神「マァコゥ」が祀られている
このお寺は世界遺産だそうです。
その昔、
嵐に襲われた中国の商団の船をその女神が救い、
この地へ導いたという伝説があると、
先日訪れた「マカオ博物館」でお勉強しました。
【その商団の船のイメージなのか、大きな石に描かれていたカラフルな船】
ここから半島の真反対に位置する
「ニューヤオハンデパート」までバスで移動。
でも、特に欲しいモノもなく、
「この後、どうしよっか」と相談していると、ママが突然、
「私、やっぱりあの桶が欲しいなぁ」と言い出しました。
どうやら、聖ポール天主堂近くの骨董店で見た
アンティークの木桶が忘れられないみたいです。
この後、別に予定もないので
「じゃあ、聖ポールの夕景でも撮影しがてら、あの店に行きますか」
ということに。
「でも、もう売れちゃってるかも」と、ママ。
「いや、骨董がそんな飛ぶように売れるわけないから大丈夫だよ」と、ワタシ。
「うーん、持って帰る恐ろしさを考えると、むしろ売れてて欲しいけど」と、ともちん。
しかし、問題はバス。
この街に来て、もう何度も何度も利用しているバスですが、
本当に難しいんです。
ガイドブックにも出ていますが、
街の人、ホテルの人に行きたい場所をいうと、
そこに行くバスの番号を教えてくれます。
それで、その該当番号がついているバスに乗り込み、
運転手さんに確認すると、3回中2回は首や手を横に振られ
「そこには行かない」と言われてしまいます。
ようやく、首を縦に振る運転手さんのバスにめぐり会えて、
バスに乗れたとしても、今度は降りる停留所が分からないんです。
車内には何の案内もないし、アナウンスもナシ。
ガイドブックを見ても「周りの乗客に漢字で書いた目的地を見せて
降りる場所を教えてもらいましょう」って書いてあるんですよ!
観光局発行のガイドブックに堂々と書かれている唯一の方法が「他人頼み」(笑)。
すごいですよねぇ。
そんなこんなで毎度、バスの運転手さんと乗客の皆さんとの
ボディランゲージで自分達の乗るバスのチョイス、
降りるタイミングを知るという難関を何とかクリアしてきたのですが、
今回は帰宅ラッシュの時間帯にぶつかってしまい、車内は超満員。
運転手さんに聖ポールへ行くかどうかまでは確認出来たのですが
降りるところを教えて欲しいとは混雑していて言えず…。
この数日間の滞在で、街の地理にちょっとはくわしくなっていたので、
ヤオハン前からしばらくバスに揺られた後、
「そろそろ降りる場所では?」と気づいたのですが
ぎゅうぎゅう詰めの車内で、
運転手さんの席まで確認に行くことができません。
そこで、ガイドブックの指南通り、
隣にいた地元の方らしきおじさんに聖ポール天主堂の写真を見せて
英語で「ここへ行くにはどこで降りればいいですか?」と聞いてみました。
すると、言葉はまるで通じていないし、
ワタシもおじさんの話す広東語はまったく分からないのですが、
どうやら「今すぐここで降りろ」と言っている模様。
必死で降り口へと向かいましたが、
混んでいる事もあって、降りることが出来ず、バスは無情にも発車。
次のバス停で飛び降りたのですが「ここはどこ?」状態。
すると、知らないおじさんが
「どこへ行きたいんだ?」と英語で話しかけて来ました。
目的地の写真を見せると、方角を教えてくれたので
お礼を言ってその方向へ歩き出しました。
しばらく行くと、おまわりさんがいたので再度、道を確認。
おまわりさん「この道をまっすぐ行って、左折ね」
ワタシ「どこを左折するんですか?」
おまわりさん「う~ん、それがフクザツでねぇ、説明が難しいんだよねぇ」
ワタシ「え~っ!」
道がフクザツだからと説明を放棄してしまったおまわりさん。
これって中国では当たり前なの?
と、その時、さっきバス停のところで英語で話しかけて来たおじさんが
どこからか現れました。
そして、おまわりさんに
「自分が案内するから」みたいなことを広東語で言ったんです(たぶん)。
おまわりさんは「じゃ、あとはよろしく」といったように
去って行ってしまいました。
おじさんは「こっちだからついておいで」と言い、どんどん歩き出しました。
えぇっ、そんなテキトーなぁ!
第一このおじさん、誰なの?
おまわりさん、ワタシたちはこの人を信用してついて行っていいの?
ワタシの頭の中で色んな考えがぐるぐると渦巻きます。
この人は誰? バス停の人ごみで突然、話しかけられたけど、
同じバスの乗客だったのかな?
何の目的でワタシたちを案内してくれてるの?
いったんバス停で別れたはずなのに
おまわりさんと話していたらまた現れて…。
ワタシたちの後を付いてきたってこと?
おまわりさんとグルのガイドさんで、
案内してもらったら、お金って言うのかな?
ママやともちんも同じ考えだったようで
ものすごく速い足取りで街を歩く謎のおじさんの後を
小走りでついて行きながらひそひそ。
「ねぇ、この人、誰なの?」
「ミーちゃんが話しかけたんでしょ」
「違う、違う、向こうからバス停で話しかけてきたの」
「ホントについて行っていいのかね」
「様子が怪しくなったらダッシュで逃げよう」
「とりあえず方角は間違ってないみたいだよね」
「有料ガイドなら、へんな日本語とかで話しかけて来そうだけど
日本語は分からないみたいだよね」
そんな母娘の会話をよそに、
夕方の大混雑している街の中を飛ぶように歩くおじさんは、坂を上り始めました。
母娘グマの運命はいかに?!
投稿者 mi-chan : 2007年09月30日 20:45
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