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アメリカの人権団体「ヒューマンライツ・ファースト」が
このほど、人気TVドラマ番組を表彰したんだそうです。
この団体は、最近のアメリカTVドラマにおける拷問描写が
若者に悪影響を与えている…と、主張し続けているんですって。
そして、その主張の中で一番批判されているのが
あの「24」らしいですよ。
そりゃそうですよね、ジャック・バウアーは怪しいと思った人には
情け容赦ない拷問しますもんね。
ジャックってば、
「時間がない!」「これしか手がない!」「彼しか手がかりはない!」
な~んて緊迫した声で言うもんだから、見ているこっちもついつい
「そーだ、そーだ、早く吐け~!」
なんて思って見てますけど、よくよく考えたら人権無視しまくりですよねぇ。
「グリーンマイル」などで知られる作家のスティーヴン・キングも
「24」は面白いし、自分もファンであると前置きしたうえで
「もし非常事態になれば、私たちは誰でも拷問していい。
国を守るためなら、私たちは拷問をする義務がある。やったね!」
と暗に言っているドラマである…とチクリと批判しています。
視聴者として見ているだけならまだいいんですけど、
ほら、アメリカって映画やドラマに影響受けやすい人たちが多いじゃないですか。
「トップガン」や「マイアミバイス」のファッションをこぞって真似したり、
「CSI」に憧れて科学捜査員になりたがる人が増えたり、
「BONES」見て法人類学者を目指す人口が急増したり…。
怖い例だと「バスケットボール・ダイアリーズ」を見た少年が
学校で銃を乱射した事件もありましたよね。
そんな感じで、「24」の影響を受けた最近のアメリカの若い軍人や警察官が
「拷問が効果的かつ愛国的な尋問方法である」と思っているらしいと言うんですよ。
もう、単純過ぎ…(汗)。
それで、こうした傾向に歯止めを掛けるため、
「ヒューマンライツ・ファースト」は、
拷問を現実的に描いた番組を表彰する
“エクセレンス・イン・テレビジョン・アワード”を設立したんですって。
とは言え「拷問を現実的に描く」ってのもどーかと思いますけど…。
今年の受賞作は、
「LOST」「ザ・シールド/ルール無用の警察バッジ」
「クローザー」「ボストン・リーガル」
「クリミナル・マインド/FBI行動分析課」
だそうです。
確かに「クローザー」も「クリミナル・マインド」も
クチで容疑者に色々効果的なことを言うだけで、身体を痛めつけたりしないですね。
「LOST」「ザ・シールド」は、けっこう残虐なシーンもあった気がしましたが
どうなんでしょう。
暴力シーンはあるけど、拷問シーンに関しては人権に配慮しているのかしら?
それもどうなんだろう…。
ドラマはどんなにリアルでもドラマであり、フィクションなんだから
過剰に影響され過ぎちゃイケナイですよね。
熱狂して、現実とドラマの区別がつかなくなってしまうなんてナンセンスです。
人権団体は、ドラマを表彰するよりも
まずそのことをアメリカ国民に教えてあげて欲しいと思うのですが、
皆様は、どうお考えになりますか?
投稿者 mi-chan : 2007年10月17日 23:43
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