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明日はいよいよオスカー・デイ!

明日はいよいよ第80回アカデミー賞授賞式ですね。

ノミネート作品は、すでに観た映画と
まだ日本で公開されていないものとがありますが、
下馬評や映画を愛するワタシなりの勘で
毎年恒例の受賞予想をしてみたいと思いま~す。

まずは、作品賞。
映画「ハード・キャンディ」や
ドラマ「リ・ジェネシス」のエレン・ペイジが、うっかり妊娠しちゃった
16歳の女子高生を演じてアメリカで大ヒットした「JUNO ジュノ」。
コメディなので受賞はちょっと難しいかも知れませんが
意外に「アリ」かも知れません。

とは言え、大本命は「ノーカントリー」だと思います。
「ファーゴ」「オー・ブラザー!」のコーエン兄弟監督作で
日本では来月公開されるんですよね~。これ、ホントに早く観たいです。

その他のノミネート作は、
英国現代文学の最高峰と評される「贖罪」を映画化、
ジョー・ライト監督が「プライドと偏見」に続いて
キーラ・ナイトレイをヒロインに起用した大河ロマン「つぐない」。
それから、ジョージ・クルーニー主演、
弁護士でありながら一切表舞台に顔を出さず、
秘密裏に物事を解決へと導く男の孤独な戦いを描いた
シリアスな社会派ドラマ「フィクサー」。

そして「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。
これは、「ノーカントリー」と同数の最多8部門ノミネート作。
20世紀初頭のカリフォルニアを舞台に、
石油採掘によって富と権力を手に入れていく男と、
その家族の愛と確執、石油業界の陰謀を描く歴史ドラマで
主演はダニエル・デイ=ルイスです。

ワタシとしては、これが一番観たい作品=期待値の高い映画ですし、
主演が正統派・演技派のイメージが強いD・デイ=ルイスという点、
アメリカ人が大好きな自国の歴史を描いたドラマという点では
アカデミー賞的に有利だと思うんですよ。
ただ…監督が「ブギーナイツ」「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソンというのが、
おカタイ人が多いと言われるアカデミー会員にウケが悪そうなんですよねぇ。
アカデミー賞って言うのは、そんな保守的な彼らの投票で決まるわけなので…。

主演男優にノミネートされているのは
●ジョージ・クルーニー(フィクサー)
●ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
●ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
●トミー・リー・ジョーンズ(告発のとき)
●ヴィゴ・モーテンセン(Eastern Promises)


一昨年「シリアナ」で助演男優賞を受賞したジョージ、
今年は骨太社会派ドラマで主演賞にノミネートです。
でも、この「フィクサー」という作品、
アカデミー賞の前哨戦と言われる数ある映画賞ほとんどにノミネートされながらも
ほぼ無冠で終わっています。ちょっと危険です。

この主演男優賞でもワタシがとっても期待しているのが
圧倒的な存在感が漂う実力派、ダニエル・デイ=ルイスですね。
02年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」以来のノミネートです。
彼は89年の「マイ・レフトフット」で一度、主演俳優賞を受賞しているんですよね。

この人、すっごい売れている名優だったのに数年前、
なぜか「オレ、靴屋になる!」って言い出して、
イタリアに靴作りの修行に行っちゃって俳優業をお休みしていたんですよ。
でも、「ギャング・オブ・ニューヨーク」でカムバックして
いきなりアカデミーノミネートでしたもんね。
ディカプリオがかすんじゃうような、スゴイ存在感でしたもの、
やっぱりアナタは靴屋じゃなくて俳優ですよって言いたいですよね!
これで本格的に俳優に復帰してくれるといいなって思います。

ジョニー・デップは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ネバーランド」に続いて
3回目のノミネートです。
前哨戦ゴールデン・グローブ賞は見事手にしていますし、
今度こそ、3度目の正直なるか?と言いたいところですが、
とにかく世の中の人気と逆行したがるのがアカデミー会員のクセだから、ちょっと心配です。
スターさんにはオスカーはやらんよ、みたいな…。
だからディカプリオもブラピもオスカー貰ってないでしょ~?

それから、最近では、日本の缶コーヒーのTV-CMにも出演している
トミー・リー・ジョーンズが候補になっています。
彼は「告発のとき」でのノミネートですが、
作品賞ノミネート作の「ノーカントリー」にも出演しています。
93年の「逃亡者」で助演賞は獲得済みなんですよね。
でも…無表情が“味”な俳優だけに、主演賞は厳しいか?と思うワタシです。

そして、そして!
ヴィゴ・モーテンセンも候補なんです。
「ロード・オブ・ザ・リング」に出ていたとはいえ、
何となくインディーズな香りが漂うのヴィゴのノミネートは意外ですが、
通好みってことで期待も高まります。ワイルドな彼の色香に
思わずクラッと来た女性たちの票も集まりそうですしねぇ(笑)。

一番カタいのは、映画賞にふさわしい品格みたいなものが漂っていて
アカデミー会員好みなダニエル・デイ=ルイス。
大穴でヴィゴ。サプライズなら、ジョニー・デップ!
と予想していますが、結果はどうなりますか…。

主演女優は、
●ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)
●ジュリー・クリスティ(アウェイ・フロム・ハー 君を想う)
●マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)
●ローラ・リニー(The Savages)
●エレン・ペイジ(JUNO ジュノ)

がノミネートされています。
オスカー常連のケイト、認知症の女性に扮して
今年の映画賞を既に総なめしているジュリー、
作品ごとにまったくルックスが違うマリオン、
名子役出身・弱冠21歳でもう主演にノミネートされちゃったエレン、
地味だけど実力派のローラと、
誰が獲ってもおかしくないので、正直まったく予想がつきません。
でも、去年の主演女優賞が「クイーン」のヘレン・ミレンだったので
2年連続英国女王役がオスカーってことは無いような気はしています。

とは言っても
「エリザベス」でノミニーとなり、一躍スター女優になったケイトが
その続編で再びノミネートというのは素晴らしい快挙です。
しかも、彼女はボブ・ディランに扮した「アイム・ノット・ゼア」で
助演にもノミネートされているんですよ。
ワタシは、ケイトはこの助演のほうでオスカーを獲るんじゃないかなって予想しています。
ちなみに助演は「アビエイター」のときに一度、受賞済みですけどね。

ワタシだったら、
「デスプルーフ in グラインドハウス」の女の子全員と、
「フリーダム・ライターズ」のヒラリー・スワンク、
「マイティ・ハート 愛と絆」のアンジェリーナ・ジョリーも候補に入れたかったですね~。

なーんて色々勝手に書きましたが、
誰が受賞しても楽しいし、受賞者や候補者を見ているだけでも
誇らしい気持ちになる映画の祭典「アカデミー賞」です。
今年は記念すべき80回目ということもありますし、
ぎりぎりまでハリウッドの脚本家たちのストライキもあって式の開催が危ぶまれていたので
色々な意味で例年以上の盛り上がりになるんじゃないかなって思っています。
さっ、明日は朝9時に起きてTVの前でスタンバイですっ!

投稿者 mi-chan : 2008年02月24日 23:04

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