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映画 バタフライ・エフェクト

お友達に「DVD貸してあげるよ~」と言っておきながら
お家に帰って探してみたらまるで見つからなかった「バタフライ・エフェクト」。

貸す、と約束してしまったので
「見つからない」と言うのも申し訳ない気がしてDVDを再購入しました。

ワタシ自身、とても面白かった映画だったという記憶はあるんですけど
詳細についてはずいぶん前に見たので覚えていないので
お友達に貸す前にもう一度、見てみることにしました。
DVDを貸してあげた人に会った時、
作品についておしゃべりしたいですからね~。

この作品はデミ・ムーアの若きダンナさんで映画「守護神」や
シットコムで知られる俳優、アシュトン・カッチャーが主演の異色サスペンスです。

子ども時代、好きだった女の子ケイリーやその兄、友達とほんのいたずら心から
大事故を引き起こしてしまった少年エヴァン。
大人になった彼は、過去の事故のせいで
すっかり変わってしまった友達たちの様子に心を痛めます。

特にケイリーは、エヴァンが
「君を迎えに来る」と言って引越したままになってしまった後、
悲しい生活を送る女性になっていました。

幼い頃から時々、記憶が突然無くなってしまうことがあったエヴァンは
日記をつけていました。
ある時、その日記を読み返した彼は、過去を変えられることに気づきます。

ケイリーへの想いから、ある決断をするエヴァン。
過去に戻ってケイリーとの約束を守れば、彼女は幸せになれるはず…。
しかし、それは、思いもよらない悲劇を生む結果になってしまうのです。

誰もが一度は考えたことのある
「もし、あの時、あの場所に戻ってやり直せたら、人生は変わっていたのに」
という気持ちをテーマにしたリアリティのあるSFモノです。

それにしても、何度過去に戻ってやり直しても
必ず周囲の誰かが不幸になっているというのが辛すぎです。
それで結局、最後はエヴァンが悲しい選択をすることになるんですが…。

一度劇場で観た映画でも、DVDだと
ディレクターズ・カットバージョンや監督のコメンタリー、
未公開シーンやメイキングがついていて、二度・三度と違った楽しみ方が出来るし
監督のコメンタリーから新たな発見や解釈も出来て面白いですよね。
VHS時代にはなかった特典です。

この作品も監督のコメンタリーがとても興味深かったです。
レストランのシーンでテーブルの上に置かれたナプキンの色にまで
意味があったなんて、驚きでした。
ホントに画面の隅にちょこっと映りこむだけなのに…。
映画って、こだわろうと思えばどこまででもとことんこだわれる芸術だ
という事を再認識しました。

それから、劇場で公開されたエンディングと別のラストシーンも収録されていました。
これもまた面白かったですね~。
劇場公開版のラストシーンが、どうしてそうなったのか、
なぜハッピーエンディングにならなかったのかが
当時、撮影された別のエンディングを見せつつ、
監督が「別のエンディングだとそれまでのストーリーと矛盾してしまう」
「主人公の行動が無意味になってしまう」と、
音声で説明してくれることによって、劇場版に採択されたエンディングに超納得させられます。
そして、Disc2のほうには、さらにまったく別のラストシーンも収録されていて
こちらには本当にビックリさせられました。
監督たちいわく「劇場版と甲乙つけがたい出来のエンディングだった」そうで
でも、ワタシはやっぱり劇場版のラストのほうがせつなくて良かったなって思いました。

二度、購入することになったこのDVDでしたが
それでも勿体無いとは思わない位、堪能しちゃいました。
監督たちの頭の良さに感動し、俳優たちの演技の細部まで理解できたのは
今回、じっくりとDVDを見たおかげです。
最初に見た時には「どういう過去でも結局、誰かが不幸になるのか」と
絶望的なやるせなさを感じた作品でしたが、今回見た時はまた違った感想を抱きました。
あ~、だから映画って大好き♪
これを貸してあげるお友達も気に入ってくれるといいなぁ。

投稿者 mi-chan : 2008年05月25日 23:11

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