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このところ、韓国ドラマ「ありがとうございます」に出ている子役、
ソ・シネちゃんの名演技にクギづけです。
見た目は決して可愛い子じゃないんです(ごめんね、シネちゃん)。
でも、表情が豊かなのと、本当にナチュラルな演技、
セリフ回しで作品の世界に引き込んでくれるんですよ。
パク・シニャンさんも以前、シネちゃんのことを「天才だ」と褒め称えたそうですが
それも納得です。
「ありがとうございます」で共演している大人たちもシネちゃんの演技でなごみ、
そして自然なセリフのやり取りが出来ているんじゃないかなと思う場面が多いです。
このドラマでシネちゃんは、輸血のミスでHIVに感染してしまった小学1年生という
難役を演じています。
6歳でエイズキャリアの役ですよ。
スゴイですよね。
大人の出演者は、チャン・ヒョク、コン・ヒョジン。
チャン・ヒョクは除隊後初めてのドラマ出演ということで
以前とはちょっと雰囲気が違って精悍な感じです。
彼を初めて見たのは映画「火山高」だったと思いますが、
あの頃の顔つきとはまるで変わっています。
ワタシは今のチャン・ヒョクが好きですね~。
顔もいいですが、肉体が魅力的。特に上腕の筋肉のつき方がたまりません(笑)。
物語の舞台は、韓国のプルン島(架空の島らしいですがソウルの近くには
小さな島がたくさんあるので、モデルの島はあるのでしょう)。
ソウルからそんなに遠くないんですが、未だに田舎の風景が広がる
のどかな場所で、人々はかなり保守的です。
病院もなくて、保健所には泣き虫の看護師さんと
頼りないお医者さんがいるだけ(このヤブ医者が「冬ソナ」のヨングク)。
そんな島でシングルマザーとして一人娘・ボムを育てているヨンシン。
彼女はボムの父親の名を決して明かさないのですが
村では島一番の金持ちの息子・ソクヒョンが相手だと噂しています。
だってソクヒョンのお母さんとボムには同じ場所にホクロがあるんですよ。
小学1年生のボムには、ママからいつも言われている約束がありました。
「血が出たときは他人に見せてはダメ。
もし血が出たら、誰にも見せず、触らせずに自分1人でママが渡したハンカチで拭いて
それをビニール袋に入れて持って帰って来るのよ」
ボールがぶつかって鼻血が出たりしても
ボムは気丈にママの言いつけを守ります。
ボムはまだ幼くて分かっていないのですが、
彼女は輸血のミスでHIVに感染しているのでした。
そんな時、ソウルから1人の男性ミン・ギソがやって来ます。
これがチャン・ヒョク。
彼は優秀な外科医でしたが、末期がんだった自分の恋人を救えず、
自暴自棄になっていました。
島を訪れたのは、医師だった亡き恋人の遺言のため。
「かつて医療ミスで小さな女の子にHIVを感染させてしまった。
私が死んだら代わりに謝って来て欲しい」と…。
その子こそ、ボムでした。
ヨンシンはボムのほか、認知症のお祖父ちゃんの面倒も見ていました。
始めは心を閉ざしていたギソでしたが、
ヨンシン一家と接するうち、しだいに暖かな気持ちを取り戻して行きます。
そして、1人で家族を支えて必死に健気に生きているヨンシンを愛するようになるんです。
ギソは最初の頃は乱暴なクチをきいて、やさぐれてるんですけど、
だんだん頼もしくて素敵な男性になって行きます。
もともと優秀なお医者さんなので、イザと言う時にホントに頼りになるんですよ。
何度も村人の命を救い、信用を得て行くギソ。名前はヘンだけど、素敵です♪
本人もそんな島の生活で幸せを見出して行ったようで
着ている服もダークカラーからだんだんピンクとかになっていきますからね、
どんだけハッピーなんだって感じです。
ボムもこのミン・ギソおじさんが大好きになります。
特にエイズだということが村中に分かってしまった後は、
偏見と差別の中で、おじさんの愛情がボムを救います。
ヨンシンとボムに寄り添うギソ。
このまま幸せになって欲しいな、と思ったのも束の間。
それまで黙っていたソクヒョンが登場します。
どうやら、村の噂どおり、ソクヒョンこそボムの父親で、かつて妊娠した恋人のヨンシンを
野心のために捨てた男のようなんですね。
ボムのためには本当のパパがいいのか、
それとも医師で心を通わせているギソおじさんがいいのか…。
どうするんでしょう、ヨンシンは!
シングルマザーにエイズキャリア、医療ミス、偏見と差別に認知症。
何てへヴィな物語なんだと思いました。
そんな辛くせつないストーリーをほのぼのとした温かさにしているのが
最初にご紹介したボム役のソ・シネちゃんの存在なんですよね~。
大人並みのこまっしゃくれたコトを言ったかと思えば
ぬいぐるみを大事に背中におぶって子守唄を歌ってあげていたり。
天真爛漫な笑顔をパッと引っ込めて
「私の病気が感染るから、こっちに来ないで」なんて悲しいことを言ったりもします。
シネちゃん扮するボムはこの後、どうなってしまうのか…。
ボム=春という名前のとおり、ボムとママのヨンシンに春はやってくるんでしょうか。
フィクションドラマだと分かっていながらもとっても気になっています。
主題歌もいいし、さすが「ごめん、愛してる」の脚本家が手がけた作品ですが
何と言ってもこのドラマを魅力的にしているのは
天才子役・シネちゃんの名演技の賜物ではないでしょうか。
韓国でも昨年、どんどん視聴率があがり、高い評価を得た作品なんだそうです。
投稿者 mi-chan : 2008年07月15日 23:16
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