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映画 スピード・レーサー

日本のアニメが大好きなことで知られる「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟。
「マトリックス」3部作以降、なかなか次作を作らなかった彼らが
ついに新作を発表しました。

それは何と、日本のアニメ「マッハGoGoGo」を基にしたカーレース・アクション!
ビックリしましたね~。さすがジャパニメーション・オタク♪

それはそうと、まずワタシは「マッハGoGoGo」がアメリカで放映されていたことに驚きました。
アメリカでは「スピード・レーサー」というタイトルでオンエアされたこのアニメを、
アンディとラリーのウォシャウスキー兄弟は幼い頃に夢中で見ていたそうです。

そんな伝説的アニメを実写で映画化しようと思ったその発想…スゴイですよね~。
しかも「マトリックス」で、それまで誰も見たことが無かった映像世界
(キアヌが銃弾をよける有名なシーンなど)を作り上げた彼らのこと、
今回の作品も何かやってくれているハズ…と期待して観に行きました。

小さなクルマ工場を営むパパとママ、
大好きな尊敬する兄レックスと暮らしていた少年、スピードはある日、
カーレーサーだったレックスが悪質なレース妨害の容疑をかけられた上、
レース中に命を落とす現場を目の当たりにします。
数年後、兄の遺志を継いでカーレーサーになったスピードは
並外れた才能を見せ、地元のレースで優勝。
すると、彼の腕に目をつけた巨大企業が
「わが社の専属に」とスカウトにやって来ます。

豪華な住まいやお金に糸目をつけない最先端技術を見せられ、
多少はグラッとしたものの、やっぱりパパの設計するクルマで走りたい、と
スカウトを断るスピード。
すると、企業はとたんに態度を一変させ、スピードを敵とみなすようになります。
そして「今までもこれからも、カーレースはすべて八百長なんだ。
今後のレースでは君は優勝どころかゴールさえ出来ないよ」と言われてしまうのです。
そして、スピードの周囲では、その言葉通りの出来事が次々に起こり始めて…。


期待通り、カーレースのシーンの映像は、かなりエキサイティングでした。
実写なのにアニメより鮮やかな色使いのレース場、
首を引き気味にして見ないと動体視力が追いつけない
スピード感いっぱいのアクションシーン。面白かったですね~。

そして、この映画は韓国のトップスター、ピ(RAIN)のハリウッドデビュー作にもなりました。
真田広之さんも出演していて、ウォシャウスキー兄弟と映画会社が
アジアに注目しているのが分かるキャスティングでしたね。
とは言え、やっぱりまだまだアジア系俳優がオファーされる役柄には
限界があるなって思いました。
ドラマの世界では「HEROES」のマシ・オカや田村英里子、「LOST」のキム・ユンジン、
ダニエル・デイ・キムなどが頑張っていますけど
映画界ではまだまだ大変そうです。
とりあえず、ピの役名がおかしなことになってます。
「テジョ・トゴカーン」。
韓国人でそんな名前アリ?
しかも妹は「ハルコ」。それは日本人じゃ…?(笑)
そのうえ、エンドクレジットでは「Horuko」って書いてあって…「ホルコ」っていったい…。
ウォシャウスキー兄弟ってば、日本通だと信じていたのにぃ(笑)。

ところで、ワタシ、恥ずかしながらこの映画、
前半30~40分くらいのところまで思いっきり勘違いしながら観てました。
「ケンケン出てこないなぁ。やっぱりウシシシシ…って笑う二足歩行の犬は
実写じゃ無理だったんかなぁ」って…。

で、途中で気がつきましたね。
「あ、ケンケンは『チキチキマシーン猛レース』だった!」

…ちなみに、ケンケンは出てこないけど(汗)、
チンパンジーが名演技してますので動物好きの方もご期待ください。
かなり芸達者でカワイイです。

そうそう、テーマソングが、
ワタシたちが知っている「マッハGoGo~、マッハGoGo~、マッハGoGoGo~♪」なのも
嬉しい限りです。
でも歌詞は「Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER, Go~♪」です。
アメリカで放映していたTVアニメでは、この歌が流れていたんでしょうね。

日本人の感覚だと、母語の関係上、歌詞を作る時、
一音に入れる言葉は1つでしょって思うんですけど
英語では違うので面白いですよね。
「マッハゴーゴー」の4音に「Go!SPEED RACER」まで入れちゃうんですもんね。
日本語風だと「ゴスピレーサー…」って聞こえます。
これがまた何だか楽しくて、映画を観た帰り道ではずうっと
「Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER~♪」と
歌ってしまったワタシでした。

アンディとラリーは
「家族みんなで楽しめる映画を作りたい」という考えでこの作品を作ったそうです。
確かにド派手なカーアクションだけでなく、
家族愛がハートフルに描かれている楽しい映画なので、
家族みんなで観ても素敵だろうなって思いましたね~。

投稿者 mi-chan : 2008年07月05日 22:38

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