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「スクール・オブ・ロック」で人気者になったジャック・ブラックが主演、
「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリーが監督した
「僕らのミライへ逆回転」。
小さな町にあるおんぼろビデオレンタルショップの店員 マイクと、
そこに入り浸るジェリーは幼馴染みの親友同士。
ある日、店長が旅行に出ることになり、マイクは店番を頼まれます。
すると、そこにミョーなことから身体に電磁波を溜め込んだジェリーが現れて…。
翌日、お客さんから次々にクレームが舞い込みます。
レンタルしたビデオに何も映っていないというのです。
そう、昨日、店に飛び込んで来たジェリーの電磁波が
店内すべてのビデオの中味を消去しちゃったんです!!(んなアホな…笑)
慌てた2人は、苦肉の策で、名作映画の数々を自分たちで撮影して店に並べることに。
記憶を頼りにロボコップ、ターミネーター、ラッシュアワー2などなど
どんどん自分たち監督・主演で製作していくジェリーとマイク。
本当の図書館に入り込んで、手作りのお化け相手に格闘したり(「ゴーストバスターズ」ね)
竹で組んだ足場から落ちるアクションに挑戦したり(「ラッシュアワー2」ね)と、
映画ファンなら誰もが知っている作品の数々を
段ボールで作った手描きの背景の前で家電製品を小道具や衣装にして熱演!
これが笑えます。
何せ、あのジャック・ブラックがなりきりスターで
色んな役をどんどんオーバーアクトするんですから~。
ジャッキー・チェンとか、いろんな意味で無理っしょー
っていう役柄までやっちゃいますからね。
ところがですよ、意外なことにこのハチャメチャなリメイク映画が町の人たちに大受け!
つぶれる寸前だったレンタルビデオ店は大盛況になるんです。
町の人たちもビデオに出演したりして、けっこう楽しい感じになっていくんですが
そんな時、この噂を聞きつけたハリウッドの弁護士が登場。
勝手に映画をパクッてビデオを作ってレンタルしているのは著作権違反なので
法律に訴えるというんですよ。
さぁて、どうする? ジェリーとマイク!
…というのがこの映画のストーリーなのですが、
最初はしょーもないナンセンス・コメディだと思って観ていたんですけど、
最後には、何だかうるうるって来ちゃいましたよー。
あえてコピーを付けるなら
「21世紀版“ニュー・シネマ・パラダイス”」とでも言いましょうか♪
映画への限りない暖かな深い愛情と、
古き良き時代の映画製作へのオマージュ、
さらには現代の興業成績優先主義・拝金主義のハリウッドへの
チクリとした皮肉も感じられましたね~。
原題の「BE KIND REWIND」は、劇中のレンタルビデオ屋さんの店名にもなってますが
これって、レンタルビデオショップには
かつて必ず表記されていた文言らしいです。
「巻き戻して返却していただけたら助かります」みたいな意味なんですって。
日本でもレンタルショップでビデオを入れて貸し出してくれるバッグや
レシートなんかに書いてありましたっけね~。
ブルーレイだ、デジタルだと映像の世界は革新的に進歩を続けていますけど
この映画に出てくるような、アナログな世界の人間くさいあったかさは
これからも忘れたくないなぁ、と思いました。
だって映画っていう芸術は、ワタシたちの心の中に触れてくるものですからね、
デジタルとかコンピュータにばっかりおまかせしたくないじゃないですか!
投稿者 mi-chan : 2008年10月16日 23:51
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