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今年観た映画でイチバン泣いちゃったかも~!
というくらい、ボロボロと涙を流しながら観てしまいました、
「P.S.アイラブユー」。
それも胸が締め付けられるような感情ではなくて
劇中の色んな人たちのあったかくて深い愛情を感じて感動して泣けてきちゃったんですよね~。
マンハッタンの下町の小さなアパートメントに住む
若い夫婦・ジェリーとホリーは、時に派手なケンカをしながらもつましく、
仲むつまじく暮らしていました。
ところが、夫・ジェリーが突如、脳腫瘍で急逝。
妻・ホリーは茫然自失で何もできない状態になってしまいます。
ホリーの母親、妹、親友2人は何とか元気づけようと、
誕生日を祝ってあげることに。
すると、そこへ亡き夫からメッセージが届くんです。
「誕生日おめでとう。おしゃれして、外へ出かけて」
その後もことあるごとに
夫から手紙が届くようになり、ホリーは戸惑いながらも
手紙を心待ちにし、さらにはその中に書かれた指示通りに行動することにします。
彼の生まれ故郷であるアイルランドへ旅するようにと書かれた手紙が届いたことから
ホリーは親友たちとアイルランドへ行き、
ジェリーのご両親や彼を良く知る幼馴染みにも会います。
その後も
手紙で色んなメッセージを送ってくる旦那さんの指示がすごく素晴らしいんですよ。
そして、どんどん元気になって行く奥さん。
旦那さんが奥さんの性格を熟知していて、
どれだけ深く愛していたかが分かるというものです。
この旦那、ホントに素敵すぎます!
自分がもうすぐ死ぬ、と分かったときに、ここまでパートナーの行く末を思いやれるなんて…。
自分が死んだ後、奥さんが幸せに生きていけるようにと
あれこれ細やかに配慮して旅立つ心の余裕。
普通の人ではなかなか出来ないと思います。
この深い愛に加えて、ホリーの母親も魅力的でした。
普通の人なら、夫を亡くして打ちひしがれている人に向かって言うのは
「あなたは1人じゃないよ、そばにみんないるんだから」みたいなことだと思うんですよ。
それも思いやりのある言葉ですが、
このお母さんは、娘に対して
「人は結局のところ、誰もが1人で生きていかなきゃならないものよ」
と言い放つんです。
これって、ワタシにはすごい愛情だと感じました。深い言葉ですよね。
それから、ホリーの親友たちも好きでしたね~。
今までどおり、まったく変わらずにバカやったりして
普段どおりに接してくれる彼女たち。
これもまた大きな愛ですよね。
このお話は、セシリア・アハーンという女性が書いた小説が原作になっているのですが
彼女はアイルランドの元首相の娘さんで、
しかもこの小説を書いたのは21歳のときだったそうです。
21歳で、こんなに人間愛にあふれた、しかも夫婦の深い物語を書けるなんて
何てすごい才能なんだ~! と、ワタシはビックリしてしまいました。
奥さんのホリーを演じたのは、ヒラリー・スワンク。
何か、顔立ちがごつくて、あまり女らしい感じがしない彼女ですけど
さすがは若くして2度もオスカーを獲っている演技派、
絶望から立ち直っていく女性を可愛らしく魅力的に演じています。
旦那さんのジェリー役には
先日観た「幸せの1ページ」での好演も記憶に新しい ジェラルド・バトラー。
彼は、ホントにホントにいい役を貰いましたねぇ。
飾らない朗らかなキャラクターで、ちょっとワイルドでセクシーでキュート。
しかも1人の女性を死んでからも愛し続けるという繊細さも併せ持つ…。
もう、好感度あがりまくりでしょう♪
そして、ホリーの親友には
「フレンズ」のフィービーでお馴染みのリサ・クドローと、
「バウンド」「フェイス/オフ」のジーナ・ガーション。
ジーナなんて、悪女とか「アグリー・ベティ」でのド派手なイッちゃってる姐さんとか、
そんな役柄が多いのでごくごく普通の女性を演じていてちょっと意外!
さらにリサは、得意のおトボケ演技で最初から飛ばす、飛ばす。
この人のコメディエンヌっぷりは、ちゃっかりしているんだけど
憎めない感じでカワイイです。
ジェリーのお葬式に来た男性たちに次々に声をかけて
「結婚してる?」「ゲイ?」「仕事は?」と、聞きまくって
ガンガン男漁りするシーンは、しんみりするはずのお葬式シーンなのに
絶妙のさじ加減で笑わせてくれました~。
これでこそ、彼女をキャスティングした意味があるってもんです!
それから、アイルランドでホリーが出会う、ある男性が
「グレイズ・アナトミー」「Weeds」「スーパーナチュラル」などの
売れっ子俳優、ジェフリー・ディーン・モーガン。
彼もまた、渋めだけどセクスィ~な人で、女性ファン急増中ですよね。
この人の登場が、映画中盤からのすごくいいアクセントになっていて良かったですよ~。
純愛モノだけど、ひとりよがりな感じじゃなくて、
希望とか、人間愛とか、生きる活力とか、運命とか、色んな思いに至らせてくれる
素敵な映画でした。
結婚してないワタシが観てもこれだけ感動するんですから
既婚者が観たら、もっと色んなことを考えちゃうんじゃないでしょうか。
自分がもし、先に逝くことが分かったら、奥さん、旦那さんの今後について
こんなに慮ってあげられるだろうか…とか、
うちのダンナは絶対にこんなことしてくれないで死んじゃうな(笑)とか。
ところで監督は誰~?と思ったら、
「マディソン郡の橋」の脚本家だったリチャード・ラグラヴェネーズじゃないですか!
彼は「原作よりも優れた映画脚本を書く人」と称されているんですよね~。
納得です!!
そういえば、去年、ワタシが大絶賛してみんなに薦めまくった
「フリーダム・ライターズ」の脚本と監督も彼でした!
この人の映画は今後も大注目ですね。
投稿者 mi-chan : 2008年10月18日 22:32
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