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有名過ぎるほど有名なカリスマバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」。
普段は巨大なホールでのライブが多い彼らが
2006年にニューヨークのビーコン・シアターという小さな会場でライブをおこないました。
貴重な数少ないチケットは当然、争奪戦となり、
プレミアものになったそうですね。
そして、そこには
「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督が撮影の指示を出している姿が。
ミック・ジャガーと話し合い、メンバーの細かな表情まで見えるように
小さな会場でライブを開催し、それをドキュメンタリーとして残したいと考えたスコセッシ監督。
しかし、そこは天下のミック・ジャガーとスコセッシ。
お互いアーティスティックな主張もあり、一筋縄ではいかないんですね。
そんなドタバタな様子からスタートするドキュメンタリー映画
「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」。
実はワタシ、ローリングストーンズについてはまったくと言っていいほど知識がなくて、
メンバーだってミックとキースをかろうじて知っている程度。
曲にいたっては自信を持って知ってるよ、と言えるのは「サティスファクション」くらいです。
ですが、この映画でライブの模様が始まって5秒で
彼らの大ファンになっちゃいました!
だって65歳とは思えないパワフルさとセクシーさのミック・ジャガー、
気ままに見えて実は思慮深いキース・リチャーズなどなど、
メンバー同士の仲の良さなど感動ポイントがいっぱいなんですよ。
MCも楽しかったですし、音楽も最高でした!
特にミックの神がかったようなエネルギッシュな動きは奇跡!
何曲もぶっ続けで激しく動いて歌って。声量もある~!
いつ「疲れた~」って言って座り込んでもいいくらいのはずなのに
一度も疲労した顔は見せません。
そして、時々挿入される昔の映像の顔よりも
今のほうが何倍もセクシーでオトコマエで魅力的な顔をしているというのも
これまた奇跡!
普通なら「あ~、若いときカッコよかったよね~」ってなりそうなものなのに。
それから、ぶっ飛んだ人…という印象だったキースが
周囲にさりげなく気遣いを見せるところとか、
昔のインタビュー映像で謙虚なことを言っているのとか…。
チョイ悪に見えて、実はいい人なんだなーと思いました。
ジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン」でのジャック・スパロウの役作りにあたって、
キースをモデルにしたと言っていましたが
それもすごくよく分かりました。
ふわふわした独特の動きやユニークな髪型、ファッション。
まさしくジャック・スパロウでしたね~。
それにギターを弾く姿には何か感じずにはいられないオーラがありました~。
ギターなんて生まれたときから彼のカラダにくっついていて、
手からギターが生えてるんじゃない? っていうふうにに見えました。
それくらい、ギターを弾く姿がナチュラルなんですね。
そして、これは珍しいことなのだそうですが、
このライブではキースがボーカルをとったりもします。
これもまた、途中で挿入される昔の映像なんですが、
TVのインタビュアーに
「あなたとキース、どっちがギター巧いんですか」って意地悪な質問をされて
メンバーのロン・ウッドはいたずらっぽい顔をして
「オレだよ(笑)」って答えたのに対して、
隣にいたキースは
「どっちもたいしたことないさ。でも2人一緒にやると最高になるんだ」って
穏やかな顔をして言っていました。
無性に感動してしまいましたね~。
しかも、メンバーは70年代のインタビューですでに
「60歳過ぎてもバンドを続けている」と明言していたりも。
これにも感動しました。
ただ、漫然と長年続けて来たのではなくて、
辛かったりイヤだったりしてもしっかりとしたビジョンを持って
メンバー全員で結束して、バンドを続けて来たんだなって…。
もちろん、1人1人の類まれな才能があってこそではありますが…。
スコセッシ監督が時々映像に入ってくるのは、
ワタシとしては「いらないんじゃない?」って思っちゃったのですが
世代的に熱狂的ストーンズフリークだった監督は
きっと映画の中でメンバーと共演したかったんでしょうね。
「オレ、この映画撮るのにこんなに苦労したんだぜぃ」みたいな
ボヤキ節も見せたりして。
いいなぁ、職権濫用(笑)。
それにしても、まったくファンではないワタシがこれほど熱くなれたんですから
ストーンズファンの人たちは、かなり楽しめる作品だと思います。
「観て良かったなぁ」と大満足しちゃいました♪
投稿者 mi-chan : 2008年12月07日 23:14
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