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映画 ワールド・オブ・ライズ

レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウが共演する映画が公開になりました。
「グラディエーター」「ブラックホークダウン」のリドリー・スコット監督が放つ
サスペンス・アクション大作「ワールド・オブ・ライズ」がソレです。
テロリスト逮捕のため、
嘘で世界中を騙そうと試みるCIA工作員たちのスリリングな頭脳戦を描くこの作品の原作は、
「ウォール・ストリート・ジャーナル」や「ワシントン・ポスト」で執筆している
ベテランジャーナリストが書いた小説なのだそうです。
さまざまな世界情勢の裏側を見ている人が書いた小説。
きっと、今まで新聞や雑誌には書けなかったこともいっぱいあったはずで
それらが物語に盛り込まれているのは必至ですよね。

ということで映画も一応、フィクションではあるのですが、
いつどこで起こってもおかしくない物語…という注釈がついて始まります。

ディカプリオが演じているのは
世界中のさまざまな場所に潜入するCIA工作員・フェリス。
彼は現場でカラダを張って働くことにやりがいを感じながらも
上司であるホフマン(これがラッセル・クロウ)に苛立っています。
フェリスが中東などの緊張高まる地で身分を偽り、
テロリストたちの中枢へと潜入しているというのに
ホフマンはアメリカの自分の家やCIA本部で優雅にくつろぎながら
次々と無責任な指示を出してくるわけです。

今日もヨルダンで連続爆破テロリストを追うため、
現場で状況に合わせて臨機応変に行動するフェリスに対して
彼の生命さえ危なくなるような妨害をしてくるホフマン。
ホフマンは部下のフェリスの意見を無視して
勝手な裏工作に走ってるんですね。勝手すぎ~。

お互いを信じていいのかどうかも分からないそんな中、
連続爆破テロ組織をあぶりだすため、2人は
「嘘」をついて組織のリーダーをおびき出す大きな賭けに出ます。

ここからはもうハラハラドキドキの展開です。
ホフマン役のラックロが本当にイライラさせます。
メタボなボディでのうのうと安全な場所から電話一本で
あれこれ指図しちゃって、しかもディカプの命はまるで顧みないんかいって感じ。
何を考えているのかまるで分からない、
本心の見えない男なんですね。

そして当然のごとく、ディカプ…いやフェリスの身にキケンが。
衛星で全世界のどんな場所でも監視できて
見たいところをズームアップも出来てしまう装置を持つCIAの裏をかくために
犯罪者たちがやってのけるアナログな方法が炸裂。
こういうことを鮮やかにやられてしまうから、
アメリカはいつまで経っても中近東の犯罪者を
撲滅できないんだなぁなんて変なところで感心したり、あきれたり。

「タイタニック」以来、スイートな役柄を避け、男クサイ映画にばかり出演しているディカプは、
本作でも毎日緊迫感の中で生きているCIA工作員役で終始険しい顔です。
でも中東女性とのデートシーンで久々に甘い表情を見せていて新鮮でしたね~。
なんだー、そんなカワイイ顔できるんじゃないの~、なんて(笑)。

基本的には骨太系の男っぽいスパイアクションではあるんですが
フェリスの恋愛などもちょっぴり盛り込まれて
女性でも楽しめる作品になっています。
騙し、騙され、誰を信じていいのかまるで分からない登場人物たちの
極限の緊張感が伝わって来て、そのドキドキが心地いい映画です。

投稿者 mi-chan : 2008年12月20日 23:10

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