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フランス映画はちょっとニガテなワタシですが
公開中の「PARIS」は、面白そうだなと思って見てみることにしました。
病気で余命わずかと宣告された元ダンサーの青年ピエール。
そんなピエールを心配した、シングルマザーの姉エリーズは、
弟のアパルトマンで同居を始めることにします。
彼らの部屋のベランダから見える向かいの家には、
ソルボンヌ大学に通う美しい女性が住んでいました。
ピエールのために、彼女との出会いを何とかセッティングしようと
エリーズは頑張ってみるのですが…。
そんなエリーズに思いを寄せる市場の八百屋さん、
いつも文句ばかり言っているパン屋のおかみさん、
ソルボンヌの女子大生に好意を抱き、匿名メールを
送り続ける中年男性、カメルーンからの不法移民などなど、
さまざまな職業、年齢、人種の人たちが毎日を生きているパリの街。
何か大きな出来事が起こるわけではないのですが
普通の人々の普通の日常が次々に描かれていき、
時には彼らが交差する瞬間もあったりして…。
まるで、パリの街を散策して
そこで生きている人たちの生活をそっと覗かせてもらっているような気分になりました。
主人公ピエールの姉、エリーズに扮しているのは
ハリウッドでも活躍しているフランス人女優、ジュリエット・ビノシュです。
彼女って飛びぬけて美人というわけではないのですが
独特の雰囲気を持っていますよね。
しかも若い頃よりちょっと年をとった最近のほうが、ワタシには魅力的に見えます。
ジュード・ロウと共演した「こわれゆく世界の中で」での貧しいシングルマザーなんて、
すごく良かったです。
そのビノシュが、ハードワークをやりくりしながら
3人の子どもを育てているシングルマザーという役なんです。
ちょっとカワイイけど、でもごく普通のおばさんって感じ。その普通っぽさに好感が持てました。
ワタシたち他国の住人から見ると、ファッショナブルで、個性的で
よそ者は受け付けないイメージがあるパリ。
ですが、この映画では、
そんなパリとはひと味違った、庶民が暮らしている血の通った街としての
姿が見えてきます。
投稿者 mi-chan : 2008年12月26日 23:02
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