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「タイタニック」で運命の恋人を演じた
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが実に11年ぶりに共演!
ということで話題の「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」。
タイトルのイメージから、ワタシは勝手に
例えば第二次大戦下の悲恋の恋人の話なのかなー、とか
ぼんやりと想像してました。
サブタイトルが「燃え尽きるまで」だし…。
ところが、いざ見てみると
レオとケイトは倦怠期の夫婦という意外な役どころ。
そうなのか~。
「タイタニック」で短くも激しく愛し合ったあの2人が
「こんなはずじゃなかった…」と人生に失望し、
罵り合う夫婦に扮するなんて…
歳月の流れというものをヒシヒシと感じずにはいられませんでした。
コネチカットの新興住宅街に家を買い、
マンハッタンに出勤するサラリーマンのフランク。
妻のエイプリルは、かつて女優を目指していた女性。
2人は若い頃、パーティで出会って惹かれ合い、結婚しました。
子どもも2人いて、家も買って、美男美女カップルで…。
見た目からは理想的な家庭に見えるのですが
夫婦は今や倦怠期で、平凡な毎日に飽き飽きしています。
「自分たちは特別で、こんなつまらない人生を送るはずじゃなかった…」
フランクが会社の女の子と浮気をして帰ったその日、
エイプリルが突然、言い出します。
「みんなでパリに引っ越しましょう」
パリは、以前、フランクが陸軍にいた時に駐在したことがあり、
その時の素晴らしかった思い出をエイプリルに語ったことから、
彼女にとっても憧れの街になっていたのでした。
まぁ、それでなくてもパリは昔からアメリカ人にとって「夢の都」ですからね~。
ですが、仕事も辞めて家も売って一家で引っ越す、となると
一大決心が必要です。
フランクは戸惑いますが、エイプリルの
「パリでは私が働くから、あなたは好きなことをして暮らせばいいの」
と言う熱心な言葉に、心動かされるのでした。
嫌々やっていた仕事。パリに移住するからもうテキトーでいいや、と
半ば、無責任に言いたいことを書類にして上司に提出したフランク。
ところが、それが斬新なアイデアだとして認められ、
フランクは新進気鋭の会社から引き抜きの話を持ちかけられます。
そんな時、エイプリルが3人目の子を身ごもります。
事態は急変。
彼らは本当にパリで夢の暮らしが出来るのか、
それとも…。
本作の監督はサム・メンデス。
そう、ケイト・ウィンスレットの旦那さんです。
「アメリカン・ビューティ」では、アメリカの郊外に住む家庭の崩壊と喪失感を描いて
アカデミー賞に輝き、「サバービア」という言葉を世に広く知らしめた彼ですが、
今度は50年代の新興住宅地に住む倦怠期カップルの姿を取り上げました。
惜しくもアカデミー賞にはノミネートされませんでしたが、
この映画からまた何か流行語が生まれるんでしょうか。
フランクとエイプリルが感じた
「自分は特別な人間で、素晴らしい将来が待っていると思っていたのに
意外とつまらない人生で、他の人と同じになっていく」という気持ち。
これって誰もが心のどこかで思っていることかも知れません。
でも、その中で自分たちなりの幸せを見つけ、
人生を楽しく生きる努力をするのが「特別な幸せ」への近道ですよね。
互いに愛し合うことを忘れたフランクとエイプリルの姿、そして衝撃的なラストシーンは
自分の人生や夫婦のあり方について改めて色々と考えさせられます。
投稿者 mi-chan : 2009年01月26日 23:21
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