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これまでにポール・グリーングラス(「ボーン・アルティメイタム」)や
テリー・ギリアム(「12モンキーズ」)といった錚々たる映画監督たちが映画化を試みては
その難しさに監督することを断念して来た…という伝説を持つ
アメリカの有名なグラフィックノベル「ウォッチメン」。
その伝説を打破し、映像化を実現させたのが
「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダーです。
1980年代、アメリカではソ連との関係が一触即発状態の中、
ニクソン大統領が任期を引き延ばして政権を握っていました。
おおっ、昨日観た「フロスト×ニクソン」のニクソンですよ~。
ある夜、ニューヨークの高層マンションの一室から
1人の男性が突き落とされて殺害されます。
殺されたのは、エドワード・ブレイク。
かつて“ウォッチメン”と呼ばれた者たちの1人でした。
“ウォッチメン”とは、歴史的な大事件の陰で暗躍して来た
ヒーロー軍団だったんです。
エドワード殺害現場に現れたロールシャッハと呼ばれる
謎の男は、この暗殺事件を不審に思い、
独自にかつてのウォッチメンたちの身辺を調べ始めます。
その後も、ウォッチメンのメンバーたちが次々に狙われて行きます。
ダークな雰囲気と、複雑なストーリーに
ちょっとアタマがこんがらがって来ちゃったワタシ。
たいていの映画って、途中が中だるみすると思うんですけど
この映画の場合、導入部分のテンポが早すぎて説明不足で
ちょっと不親切な感じがしました。
それが、分かりにくい原因だと思います。
なので、原作を読んでから映画を観た方がラクに物語に入っていけるかも知れません。
それでもワタシが頑張ってこの映画に喰い付いて最後まで観たのは
キャストがとっても魅力的だったから。
「リトル・チルドレン」「エンジェルス・イン・アメリカ」のパトリック・ウィルソン、
「あの頃ペニー・レインと」「スリーパーズ」のビリー・クラダップ、
「グレイズ・アナトミー」「P.S. アイラブユー」のジェフリー・ディーン・モーガン。
彼らが“ウォッチメン”のメンバーなんですよ。
全員、大好きな俳優さんですから
こりゃあ、必死にラストまで頑張って観るしかないぞって思ってしまいました。
映像化不可能とされた作品ということで
ユニークで今まで観たことが無いようなビジュアルが多々、楽しめましたが、
観ている途中で、ふと、なぜだか分からないんですけど
「ウォンテッド」のベクマンベトフが監督したら
また違った世界が見られたんじゃないかなー、なんて思いました。
昨日観た「フロスト×ニクソン」は
キャストの細かい表情などをもう一度じっくりチェックしたいので
また観たい、と思いましたが
今日のこの「ウォッチメン」は、
ストーリーの細部までちゃんと納得して理解したいので
もう一度観る必要があるなぁ…と思っちゃいましたね~。
もちろん、大まかな展開やオチはちゃんと理解出来たんですけど…。
この奥深さこそが、
映像化出来ないと言われた理由のひとつだったりするんですかね。
投稿者 mi-chan : 2009年03月29日 23:41
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