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ビクトリアの街は花盛りでした。
通りには桜・花スモモが満開で、町全体がどこもふんわりとしたピンク色。
気持ちが良かったです。
さすが「花の都」と呼ばれるだけのことはあります。
ワタシの泊まっているホテルなどがある繁華街からクルマで30分くらい郊外に行くと
有名な「ブッチャート・ガーデン」があります。
ここは、個人の庭園なんですよ。
セメント会社を経営していたブッチャートさんという方が
石灰岩を採掘した後の場所に
ブッチャートさんの奥さんがお花を植えたのが始まりで
すでに100年の歴史があるんですって。
何かセレブな趣味ですよね~。
ご夫妻の意向で花々にネームプレートなどは無く、
さまざまな花が整備されていながらも
ナチュラルな状態で咲いています。
なので、
植物園などとはひと味違う雰囲気で、
本当に誰かのお家のお庭を散策させてもらっているような感覚になりますね。
と言ってもかなり広大なのですが…。
【ワタシが一番気に入ったサンケン・ガーデン】
【カタチをさまざまに変える噴水のほとりで、しばしまったりしちゃいました】
ローズガーデン、イタリアガーデンなどのほか、日本庭園という場所もありましたが
やっぱり「日本風」なだけで、若干ザンネンな感じ(笑)。
赤い鳥居とか、音だけする鹿おどしとか、不思議なデザインの東屋なんかが
配されていて、植わっている樹木も他のエリアに比べて地味でしたね…。
【あっ、桜の木の下に猫? と思ったら…】
【イースターのウサギさんでした】
お昼時になったので食事をしようとカフェへ。
「フェアモント・エンプレス」ではアフタヌーン・ティが出来なかったので、
このブッチャート・ガーデンでお茶をすることにしました。
フェアモントでは予約がいっぱいだと言われて最初は残念に思っていましたが
後で調べたところ、ドレスコード有りと知ってビックリ。
ドレスコードに適した服なんてこの旅行に持って来てなかったので
予約が取れなかったのは、かえって好都合でした(汗)。
ブリティッシュ・コロンビア州に属するビクトリアは、
イギリスの文化を色濃く受け継いでいるので建物などもイギリスっぽいですし、
アフタヌーン・ティを楽しむ習慣が今も残っているんですね。
ほんのり予想はしてましたが
3段トレイでやって来たサンドウィッチとお菓子は、やっぱりボリューミィ。
ランチ兼おやつのつもりだったのですが、3分の1も食べたら満腹になってしまいました。
「もったいないね…」と話していたら、お店の人が親切にも
お持ち帰り用のアルミのボックスを持って来てくれて感激。
それじゃあ、ということで
クロテッド・クリームやイチゴジャムをつけて頂くスコーンなど
持ち帰りにくそうなものだけ頑張って食べることに。
クロテッド・クリームがサラリとしつつもミルキーな味わいで美味しかったです。
ただ、いつものことながら
スコーンって口当たりがもさもさしているのでたくさん食べられないんですよね。
口の中の水分が奪われる→紅茶飲む→よけいにお腹いっぱい…というトラップにハマリ、
最後には満腹過ぎて動けなくなりそうでした(おバカ)。
【イタリア庭園近くにいたイノシシの像。
イタリア・フィレンツェのポンテ・ベッキオと東京駅地下街で同じ子を見た記憶が…】
午後は、ビクトリアの街に戻り、目抜き通りであるガバメント通りでショッピング♪
ところが、イースターということで、デパートなどは完全クローズ。
入り口の表示には「祝日は17時まで」なんて書いてあるんですけど
16時ですでに正面玄関に鍵がかかってました。
ワタシもそうでしたが、
みんな知らずにどんどんやって来ては、ドアをガタガタと引っ張ったり押したりして
開かないので初めて「やってないのか…」と気づいてボーゼンとしてましたね。
【街はガラガラ。みんな、いったい何処に行ったの~?】
小さなお店も半分くらいは閉まっていました。
日本に住んでいると、イースターとか意識していないですし、
デパートや観光地のお店が祝日に休むなんて感覚がないので
いざ目の当たりにして「あ~、そうでした、そうでした…」って思い出す感じです。
これまでにも日曜日に街全部のお店がクローズしていたスペインの小さな街で
お昼ごはんを食べられずに倒れそうになったり、
ベルギーでも「もう帰るから」と、目の前でお店のシャッターを閉められてしまったりしたっけなぁ…。
【マーケットも人っ子一人いず…コワい…】
それでも何とか「あと1時間くらいは開けているよ」
というお店をいくつか見つけてはハシゴして歩きました。
昨日、チェックしておいたハンドメイドの宝飾品店、
歴史のある老舗紅茶専門店では滑り込みセーフでお買い物が出来てホッ。
このお茶屋さんでは、
フェアモント・エンプレスの例のアフタヌーン・ティで使用している紅茶が買えると
ガイドブックで読んだのでお買い物したかったんです。
お店の人に聞いて、3種類の紅茶を買いました。
【一番左がフェアモント・エンプレスで使っているお茶だそうです】
ところで、カナダって行く前から
「町の人が親切」「道で地図を広げていると誰かが絶対に声をかけて助けてくれる」
という評判を聞いていたのですが、実は半信半疑でした。
アメリカでいっぱい意地悪をされた経験を持つワタシとしては
「だって北米でしょ~」って思ってたんです。
でも、噂は本当でした。
写真を撮っていると、後ろを歩いている人が「シャッター押そうか?」と
声をかけてくれるし、地図を広げてキョロキョロしていると
「どこに行きたいの?」と聞いてくれる人がたくさん。
お店やレストランの店員さんたちもみんなフレンドリーです。
一番驚いたのは、クルマのドライバーさんたちが歩行者にとっても優しいこと。
信号に関係なく、歩行者がいると、「どうぞ渡って」って停まってくれて。
信号がないところなんて、100%歩行者優先ですよ。
日本だったらクルマが我先に「そこのけ」って感じでスピードあげて
通り過ぎますけど、コチラではタクシーでさえ、歩いている人を見たら停まってくれるんです。
ワタシなんて、クルマが来ないのを見計らって
写真を撮るのに道路の真ん中に出ちゃったりしてたんですけど
そこにクルマがやって来てもワタシの撮影が終わるのをのんびりと待ってくれていて
驚いてしまいました。
日本だったら確実に轢き殺されている…までは行かなくても
派手にクラクション鳴らされているよなぁ…と思っちゃいました。
とにかく、人々がイライラしていないんですよね。
今まで、カナダ人のお友達が何人かいたんですけど
みんな大らかで朗らかな人だった訳が分かる気がしました。
そして、カナダ留学から日本に戻って来たお友達が全員、声をそろえて
「カナダに帰りたい!」と言うのも納得です。
【観光用の馬車ものんびり走っています】
ビクトリアは、着いた瞬間から街の雰囲気に魅せられて
「この街、好き!」と思わず叫んだワタシでしたが、
住んでいる人たちと接して、ますます大好きになってしまったのでした。
投稿者 mi-chan : 2009年04月18日 23:09
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