« プチ韓国旅行気分 in 新大久保 | 子グマのミーちゃん日記TOP | 銀座一美味しい! »
完成度の高い映画を作るクリント・イーストウッドが
先日の「チェンジリング」に続いて早くも次の作品を発表しました。
俳優としては引退を決めていたイーストウッドですが、
この「グラン・トリノ」の脚本と出会って翻意、
この物語に出て来る主人公は、自分だと感じたのだとか。
ということで本作では監督のみならず、主演も自らつとめています。
妻に先立たれた偏屈で頑固な老人ウォルト。
自分のルールから外れるものをひどく嫌い、
息子や孫たちからも避けられている彼は、
ヴィンテージ・カーの「グラン・トリノ」を今も大切にしていました。
そんな彼が住む家の隣に
東南アジアからの移民であるモン族の一家が引っ越して来ます。
古いタイプの人間であるウォルトは、
思い切り差別的な目線でしか彼らを見られず、
自分の家の隣に何でアジア人が…と苦々しく思うのでした。
そんなある日、ウォルトの愛車「グラン・トリノ」を
盗もうとする人影がガレージに。
犯人は、隣家のモン族一家の息子、タオでした。
ウォルトは、朝鮮戦争で使ったライフルを向けてタオを追い出します。
タオは、チンピラを気取る従兄にグラン・トリノを盗んで来いと命じられ、
ウォルト宅のガレージに忍び込んだのでした。
この事件を機に、タオはお詫びのためにウォルトの家に通い、
掃除や家の修理などを手伝うことに。
彼らは次第に心を許しあうようになります。
ユーモアに満ちた心温まるエピソードが紡がれ、
このまま終わるのかな、でもイーストウッドだし、まさかそんなワケないかな…
などと思っていたら、ショッキングな展開に絶句してしまうクライマックスが訪れます。
そして、ウォルトが選択した人生の結末の奥深さに涙が止まりませんでした。
またしても傑作を作っちゃったイーストウッド翁。
本当に完璧としか言い様のないストーリーテラーです。
どの監督作品もそうなんですけど、物語が重厚で深いんですよね。
まだ5月ですけど、この作品、ワタシの中では
「チェンジリング」に続いて今年のナンバー1映画の第一候補です。
投稿者 mi-chan : 2009年05月12日 22:36
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ju-janaito.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1894




