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映画 バックマン家の人々

宅配レンタルDVDを利用していると
届けられたDVDを開封してみて「なんでこの作品を予約しておいたんだっけ」
と分からなくなることが時々あります。

間違いなく自分が予約リストにアップしておいた作品なんです。
でも、見たいと思った時にすぐ来ずに
忘れた頃に届けられるせいで、どうして見たいと思って予約したのかを
思い出せなかったりします。

きっと、テレビかネットで興味を惹かれる情報を見たんだろうなぁ…とは
思うものの、だけど、それが何だったかはまったく思い出せないんですね…。


今回も、2枚届けられたうちの1枚が、そんな感じでした。
「バックマン家の人々」という作品です。

80年代~90年代中盤くらいまで、
大人気だったコメディアン、スティーヴ・マーティンが主演した
89年公開のホームコメディです。
タイトルは知っていたけれど、見た事が無かった作品。
ですが、どうして予約リストに入れたのか記憶にないんですよねぇ。

自分の子ども時代、仕事ばかりだった父親を見て育ったギル・バックマンは
自分が結婚して父親になったら、絶対にいいパパになろうと決めていました。
そして35歳。3人の子の父親になった彼は、子育てに奮闘しています。
ですが、なかなか自分の理想どおりに子どもは育ってくれません。
そりゃそうですよね~。

そのギルの妹、ヘレンは夫と離婚し、高校生の娘と小学生の息子を育てるシングルマザー。
その下の弟夫婦、彼らの両親たちも近くに住み、
バックマン家の人々は、ことあるごとに行き来したり、
集まったりしているビッグファミリーです。
加えて、ギルの一番下の弟が突然帰宅。
彼は定職に就かず、一攫千金を夢見て借金を繰り返す放蕩息子でした。

どこにでもありそうな家族、親戚たちの悩みや日常を
面白く、そして感動的に描いていきます。

そして、見ている途中で気がついたのですが、
ワタシがこの映画を借りたかった理由が分かりました。
若き日のキアヌ・リーヴスと、ホアキン・フェニックスが
この作品で共演していると知ったからだったのでした。

最近ではハリウッドでもトップのドル箱スターであるキアヌ。
中年と言ってもいい年齢になり、演技もルックスも脂がノッて来た彼ですが
この映画では、まだまだ初々しくて演技もあまりうまくありません。
しかも、今ではもう、絶対に見られないであろう、
白ブリーフ一丁という貴重な姿を披露しちゃってます。
役どころは、ヘレンの娘のボーイフレンド。
最初のうちは物凄くアホっぽいんですけど、最後にはとても素敵な青年になって行きます。

そして、子役からハリウッドで活躍し、
実力派として成長したホアキン・フェニックス。
彼は、ヘレンの息子で微妙な年頃の小学生の男の子に扮しています。
この映画の時は、まだ昔の芸名、リーフ・フェニックスですね。
声もまだ幼くて、身体つきもぽちゃっとしていてカワイイです。

こんな時代から2人とも頑張っていたのね~、としみじみ。
それに、今ではあまり年齢差を感じない彼らですが
この時は10歳くらいのホアキン(リーフ)と、19、20歳くらいの設定のキアヌで
見た目も本当に大人と子ども。
この2人ってそんなに歳が違うんだっけ、と思わずデータベースをチェックしてしまいました。
すると、ホントに10歳違いなんですね、実年齢でも。
キアヌは64年生まれ、ホアキンは74年生まれだそうです。
ちょっと意外でした~。

この2人の出演も興味深いのですが
その他の出演者も芸達者な人たちばかり。
ギルの弟の放蕩青年は、「アマデウス」のトム・ハルス。
ヘレンにはオスカー女優のダイアン・ウィースト。
他にも今でもハリウッドの第一線で活躍を続けている役者さんたちばかりが揃っています。

この映画の原題は「parenthood」。
【親たること、親であること、親の立場】と言うような意味でしょうか。

バックマン一家の4人の子どもであるギルたちがそれぞれ家庭を持ち、
そこで親としての悩みを抱えるのですが、
彼らの両親たちも、今もギルたちを幼い頃と同じように心配しているのでした。

よく、親は子がいくつになってもよちよち歩きの赤ん坊の時と同じ姿に見える…と
言いますが、まさにそれを表すような物語です。

今は、ワタシは子どもの目線でこの映画を見ましたが、
この先、親になることがあるとしたら、その時は、子どもを持った身として見ると
また違った思いや感動があるんだろうなぁと思いました。

ちょっとした驚きがあるラストシーンは
一家のメンバーが全員勢ぞろいして、とっても素敵でした。
ホームドラマはかくあるべし、と言った王道のエンディングに
誰もがココロを温められるはずです。


見て良かったなぁと、余韻に浸れる素敵な作品でした。
予約していたことも、何で借りようと思ったのかも忘れてたなんて
ホント、申し訳なかったデス。

投稿者 mi-chan : 2009年05月15日 23:51

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