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映画 ホートン ふしぎな世界のダレダーレ

「グリンチ」のDr.スースの原作で
「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」のスタッフが手がけた3Dアニメ…と聞いて
興味が湧いたので「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」を観に行くことにしました。

ホコリくらいの大きさしかないダレダーレ国。
そこにはダレダーレ市長を中心に小さな人々が平和に暮らしていました。
ところがある日、突風が吹いて、今まで静かで安定した場所にあったダレダーレ国が
吹き飛ばされてしまったんです!
軽くて小さな小さな国なので、ふわりふわり、ころころと
どこまでも風に飛ばされてしまうダレダーレ国。
中に住む人たちは、地面が揺れるたびにわけが分からず
「助けて~」と叫ぶばかりでした。

その声を偶然、聞きつけたのが象のホートン。
目の前に漂っているホコリみたいなものの中に国があって、
そこにたくさんの人が住んでいることを確信した彼は、
ダレダーレ国を山の上の安全な場所まで運んであげることにします。
周囲の動物からバカにされ、奇異な目で見られても
必死で橋を渡り、川を越えて、姿の見えないダレダーレ国民たちを守ろうとするホートン。
「どんなに小さくたって人は人だ!」

そんなホートンを心から信頼し、協力しようとするダレダーレ市長。
お互い、存在することすら想像できないサイズの違いがあり、
見たことも無い相手ですが仲良くなって行くんです。

ところが、目に見えるモノしか信じられない動物たちが
ホートンの行く手を阻みます。
果たしてホートンは、無事にダレダーレ国を山の頂上まで運んであげることが出来るでしょうか?

何とも可愛らしく、そして感動的な作品でした。
ホートンは、ダレダーレ国をお花(作品サイトによると“クローバー”だそうですが、
クローバーの綿毛ってピンクでしたっけ? とにかく、ふわふわした植物です)に
載せて運んでいるんですけど、
色んな障害でダレダーレ国を水に落としそうになるシーンとか、
意地悪なカンガルーの差し金で、ダレダーレ国を載せたお花を、
同じお花の咲いた広大な花畑に紛れ込ませてしまったシーンなど、
意外にスリリングで、ドキドキしちゃいました。

自分たちの存在をみんなに示さないと、
小さすぎて自分たちがここにいることすら信じてもらえない、と
悟ったダレダーレ国民たちが、「私たちはここにいる!」と必死に大声を上げるシーンでは
うるうるって来ちゃいました~。
ワタシたちの生き方にも通じるところがありますよね。
たとえどんなに小さくても、存在が薄くても、もしイジメられたりしていても
「ワタシはここにいるんだ!」って
叫んで主張することってすごく大事なんじゃないかなって思いました。
言わないと分からないこともあるんですから。

とっても優しい象のホートンの声を演じているのはジム・キャリー。
以前、原作者Dr.スースの「グリンチ」も実写で演じていましたね。
ダレダーレ国の市長の声は、何と今、一番ノッているハリウッドのコメディアン、スティーヴ・カレル。
何て素敵な配役なんだー♪
ハリウッドスターって、普段やっている役とはまったく違う役柄で
アニメの声優をやったりすることが多くて面白いですよね。

ちなみに日本語吹き替え版もありましたので、
小さなお子さんと観に行かれる場合は、日本語版がいいんじゃないでしょうか。
観た人みんなが優しく、あったかな気持ちになれちゃう映画です。

投稿者 mi-chan : 22:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 純喫茶磯辺

まったく期待していなかったのに意外に面白かった~♪っていう映画に出会った時、
すごくトクした気分になっちゃいます。

今日のワタシを、そんな気持ちにしてくれたのが「純喫茶磯辺」でした。
最初、何、このダサいタイトル…と思ったのですが(笑)、
作品を観た後では、このタイトルしか考えられないって思っちゃいましたね~。

宮迫博之さん扮する磯辺裕次郎。
石原裕次郎と同じ字ですね。
世代的に親の願いがこめられている名前なんだろうなぁって思って、
まずこの名前でクスリと笑いました。

その磯辺裕次郎は、8年前に奥さんに逃げられ、
高校生の娘・咲子と2人で公団で暮らすメタボな中年親父です。
仕事はガテン系なんですけど、やる気とかはまったくナシ。
石原裕次郎とは似ても似つかない人生と言っていいでしょう。

そんな裕次郎に、親の遺産が転がり込みます。
浮かれちゃった彼は、何と「女にモテたい」と言う理由だけで
遺産を使って喫茶店をオープンさせてしまうんです。
咲子はそんな父を醒めた目で見ているのですが
オープンした日くらいは手伝うか…とお店へ行ってみることにします。
すると、もう信じられないくらいすべてがダサ過ぎるインテリアの
「純喫茶磯辺」が作り上げられていました。
80年代のアイドルのポスターに、豹柄やゼブラ柄の椅子、
インベーダーゲームが出来るテーブル…。
だいたい、いまどき≪純喫茶≫って(笑)。

でも、色々ありながらもお店には常連さんも出来て、
少しずつ軌道に乗って来たかな~と思われたんですが
バイトの謎めいた美女、素子の存在が裕次郎の心をトキメかせてしまい…。

こんな裕次郎ですが、娘の咲子を可愛がっていて
咲子もイマドキの女子高生でありながらも家事をこなしたり
お店を手伝ったりと、とってもいい子なんですね。
しかも、その2人の関係が、すごく自然に描かれていて好感が持てました。
咲子はすぐ、父親の裕次郎に「バッカじゃないの」とか
「死んだら?」とか言うんですけど、その言い方がホントに親子みたいでした。
ワタシたち娘って、パパにむかって結構言うんですよ、日常的に。
でも、パパの方はまったく意に介してなくて。

宮迫さん扮する裕次郎も「バッカみたい」とか咲子に言われても
ふふーん、って感じだし、「死んだら?」って言われた時なんて
「やだ」って軽く言って受け流してました(笑)。

他のキャストの人たちのセリフもそうでしたが
とにかく会話が自然過ぎるほど自然。
「ほら、あたしアレだからアレなんだよね」なんて感じの
ワタシたちが日常ではよく言ってしまう代名詞連発もあったりして。
撮影時、キャストが言い間違ったり、言いよどんだりしても
監督はやり直しって言わなかったんじゃないかしらって思うほどでした。

宮迫さんが、ちょっと不器用な中年のオジサンをうまく演じています。
お笑い芸人さんって、普段からコントとかやっているからなのか、
お芝居が上手な方が多いですよね。
この作品には「ハリセンボン」の近藤春菜さんも
持ち味を最大に発揮した役どころで登場するんですけど、
やっぱりいいお芝居してました。
そして、娘の咲子を演じた仲里依紗ちゃんが、可愛くて演技もナチュラルで
ワタシはすっかり彼女のファンになっちゃいました~。

「夕凪の街、桜の国」で泣かせてくれた麻生久美子さんも
これまでのイメージを払拭するような強烈な女性を演じています。
コスプレ姿をサラリと披露したりして、最後まで色々な顔を見せてくれます。

笑いと人間に対する温かな視線、そして、不器用な優しさがいっぱいの作品です。
普段はハリウッド映画を観ることが多いワタシですが、
最近の日本映画も面白いなぁって思わせてくれたこの映画に感謝したい気持ちになりました。

投稿者 mi-chan : 23:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 スピード・レーサー

日本のアニメが大好きなことで知られる「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟。
「マトリックス」3部作以降、なかなか次作を作らなかった彼らが
ついに新作を発表しました。

それは何と、日本のアニメ「マッハGoGoGo」を基にしたカーレース・アクション!
ビックリしましたね~。さすがジャパニメーション・オタク♪

それはそうと、まずワタシは「マッハGoGoGo」がアメリカで放映されていたことに驚きました。
アメリカでは「スピード・レーサー」というタイトルでオンエアされたこのアニメを、
アンディとラリーのウォシャウスキー兄弟は幼い頃に夢中で見ていたそうです。

そんな伝説的アニメを実写で映画化しようと思ったその発想…スゴイですよね~。
しかも「マトリックス」で、それまで誰も見たことが無かった映像世界
(キアヌが銃弾をよける有名なシーンなど)を作り上げた彼らのこと、
今回の作品も何かやってくれているハズ…と期待して観に行きました。

小さなクルマ工場を営むパパとママ、
大好きな尊敬する兄レックスと暮らしていた少年、スピードはある日、
カーレーサーだったレックスが悪質なレース妨害の容疑をかけられた上、
レース中に命を落とす現場を目の当たりにします。
数年後、兄の遺志を継いでカーレーサーになったスピードは
並外れた才能を見せ、地元のレースで優勝。
すると、彼の腕に目をつけた巨大企業が
「わが社の専属に」とスカウトにやって来ます。

豪華な住まいやお金に糸目をつけない最先端技術を見せられ、
多少はグラッとしたものの、やっぱりパパの設計するクルマで走りたい、と
スカウトを断るスピード。
すると、企業はとたんに態度を一変させ、スピードを敵とみなすようになります。
そして「今までもこれからも、カーレースはすべて八百長なんだ。
今後のレースでは君は優勝どころかゴールさえ出来ないよ」と言われてしまうのです。
そして、スピードの周囲では、その言葉通りの出来事が次々に起こり始めて…。


期待通り、カーレースのシーンの映像は、かなりエキサイティングでした。
実写なのにアニメより鮮やかな色使いのレース場、
首を引き気味にして見ないと動体視力が追いつけない
スピード感いっぱいのアクションシーン。面白かったですね~。

そして、この映画は韓国のトップスター、ピ(RAIN)のハリウッドデビュー作にもなりました。
真田広之さんも出演していて、ウォシャウスキー兄弟と映画会社が
アジアに注目しているのが分かるキャスティングでしたね。
とは言え、やっぱりまだまだアジア系俳優がオファーされる役柄には
限界があるなって思いました。
ドラマの世界では「HEROES」のマシ・オカや田村英里子、「LOST」のキム・ユンジン、
ダニエル・デイ・キムなどが頑張っていますけど
映画界ではまだまだ大変そうです。
とりあえず、ピの役名がおかしなことになってます。
「テジョ・トゴカーン」。
韓国人でそんな名前アリ?
しかも妹は「ハルコ」。それは日本人じゃ…?(笑)
そのうえ、エンドクレジットでは「Horuko」って書いてあって…「ホルコ」っていったい…。
ウォシャウスキー兄弟ってば、日本通だと信じていたのにぃ(笑)。

ところで、ワタシ、恥ずかしながらこの映画、
前半30~40分くらいのところまで思いっきり勘違いしながら観てました。
「ケンケン出てこないなぁ。やっぱりウシシシシ…って笑う二足歩行の犬は
実写じゃ無理だったんかなぁ」って…。

で、途中で気がつきましたね。
「あ、ケンケンは『チキチキマシーン猛レース』だった!」

…ちなみに、ケンケンは出てこないけど(汗)、
チンパンジーが名演技してますので動物好きの方もご期待ください。
かなり芸達者でカワイイです。

そうそう、テーマソングが、
ワタシたちが知っている「マッハGoGo~、マッハGoGo~、マッハGoGoGo~♪」なのも
嬉しい限りです。
でも歌詞は「Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER, Go~♪」です。
アメリカで放映していたTVアニメでは、この歌が流れていたんでしょうね。

日本人の感覚だと、母語の関係上、歌詞を作る時、
一音に入れる言葉は1つでしょって思うんですけど
英語では違うので面白いですよね。
「マッハゴーゴー」の4音に「Go!SPEED RACER」まで入れちゃうんですもんね。
日本語風だと「ゴスピレーサー…」って聞こえます。
これがまた何だか楽しくて、映画を観た帰り道ではずうっと
「Go!SPEED RACER, Go!SPEED RACER~♪」と
歌ってしまったワタシでした。

アンディとラリーは
「家族みんなで楽しめる映画を作りたい」という考えでこの作品を作ったそうです。
確かにド派手なカーアクションだけでなく、
家族愛がハートフルに描かれている楽しい映画なので、
家族みんなで観ても素敵だろうなって思いましたね~。

投稿者 mi-chan : 22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 告発のとき

「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本家で
「クラッシュ」では監督としても高く評価されたポール・ハギスの最新作「告発のとき」。

今年のアカデミー賞ではトミー・リー・ジョーンズがこの作品での演技で
主演男優賞にノミネートされてました。
日本では缶コーヒーのCMで宇宙人になっていることで有名ですかね。

さて「告発のとき」は、
アメリカで実際に起こった衝撃的事件を基にした物語です。

'04年、ハンクは息子のマイクがイラクから帰還後、
突如姿を消したと軍から知らされます。
自らも軍人警官だったハンクは、マイクに限って無許可離隊などあり得ないと思い、
息子の行方を独自に捜し始めることにします。
イラクで逃亡するならまだしも、故郷に帰って来てからいなくなるなんて
ホント、ヘンな話ですもんね。
マイクと行動をともにしていた軍の仲間たちにも話を聞くんですけど
みんな知らぬ、存ぜぬ…。
おかしいな…と思っていたところにマイクの焼死体が発見されたという知らせが届きます。

遺体は何十箇所も刺された後、野原で焼かれているという惨い状態でした。
ここでようやく警察登場。
それまでは軍隊の管轄ということで、1人の青年が行方不明でも捜査が出来なかったんですね。
地元警察の女刑事(シャーリーズ・セロンが演じています)が
ハンクと一緒にマイクの生前の足取りを調べてくれることになります。
帰還後、食事に行った店、クレジットカードの使用状況…と次第に明らかになるマイクの行動。

そして2人は、思いもよらない事実を知ることになるんです。

この話、本当にあったことだと言うから驚きです。
マイクの事件のほかにも、サイドストーリーとして
シャーリーズ扮する刑事のもとに地元の若い女性が駆け込んで来て
「主人がイラクから帰って来てから変わってしまい、暴力を振るうようになって
死の危険を感じている」と訴えるシーンなどもありました。
最初は取り合わなかった刑事たちですが、やがてこの女性に悲劇が訪れることによって
帰還兵たちの病んだ心の状態を知ることになるんです。

イラクへ派兵されたアメリカの青年たちが病んでしまっているという話は
ニュースやドキュメンタリー番組などでよく目にします。
これからの時代を担い、作っていく若者たちをそんな状態にしてまで
よその国に干渉する理由っていったい何でしょうか。
9.11直後は、イラク派兵に賛成していたアメリカ国民も、今では反対派になっていたりするそうです。
そして、今ではもう、志願兵が極度に減ってしまったため、
アメリカ軍では犯罪記録のある人でも、適性に問題がある人でも、希望すればどんな人でも
どんどん軍隊に入れてしまっているそうですよ。

4月に公開された「大いなる陰謀」を観た時も感じましたが、
もうね、アメリカ国民は「この戦争、間違っている。ヤバイ」って気づき始めているんだと思います。
だからハリウッドもこれだけイラク戦争に関する映画を作り始めているわけですし。
でも、ベトナムの時と同じで、いったん振り上げちゃった拳を
「やっぱ、ごめんね」って謝って引っ込められなくなっているんでしょうね、国家的には。

志にや希望に燃えて軍隊に入って行ったのに、
現実を知って変わっていかざるを得なかった若者たちの姿を知れば
軽々しく「自分で行きたくて行ったんでしょ」なんて他人事のように言えなくなると思います。
生命に関わる問題であると同時に、この戦争とアメリカの政治的スタンスは、
このところ続いている小麦やガソリンなど、物価の値上げにだって、
すべて関係しているんですから
日本にいるワタシたちにも無関係じゃないですよね。

投稿者 mi-chan : 22:23 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 JUNO/ジュノ

主演のエレン・ペイジが本年度アカデミー賞候補となり、
ストリッパー出身のブロガーだった脚本家のディアブロ・コディが見事、オスカー受賞を果たした
話題の作品「JUNO/ジュノ」がやっと公開ですよー。


この映画、最初は全米でたった7館で上映されていたのに
クチコミで面白さが伝わり、1ヵ月後には何と、2000館を超える劇場で公開されたという
異例の作品なんです。
思いがけず妊娠した16歳の女の子・ジュノと、彼女の周囲の人々を
ポップなテイストで描いたハートフルストーリーで、監督はジェイソン・ライトマン。
この苗字で「おや?」と思った方もいると思うんですけど、
彼は、あの「ゴーストバスターズ」などで
お馴染みのアイバン・ライトマン監督の息子さんなんですよね。
ジェイソンさんは1977年生まれだそうです。
作品には、そんな若い監督ならではの感性がいっぱい散りばめられていました。

16歳の高校生・ジュノは、同級生と興味本位でしたHで妊娠してしまいます。
最初は中絶を考えていたジュノでしたが、出産を決意して、
生まれた子は養子に出そうと考えます。
アメリカって養子制度が日本より充実しているので、こういう選択肢もあるんですよね。
さて、ジュノはフリーペーパーに「養子求む」と載せていた人に連絡し、
ここで初めて自分の両親に妊娠と養子に出すことを告白します。
このあたりがブッ飛んでますけど、これが彼女なりに考えた末の結論なんですね。

そして、無事に決まった養親は、高級住宅地に住む若い夫婦でした。
ジュノは次第に彼らと親しくなって行くのですが、
真面目でキッチリしているお堅い奥さんに比べて
ダンナさんのほうはジュノと音楽の趣味も合い、意気投合します。
そうこうしているうちにジュノのお腹はどんどん膨らんで…。

ジュノの子どもを養子にしたいと思っている夫婦の奥さんには
「エイリアス」「デアデビル」のジェニファー・ガーナー。
几帳面でいつもピリピリしているんですけど、それには理由があり、
さらに終盤には違う顔も見せる女性を演じていて好感が持てました。

そして、もちろん、主演のジュノに扮したエレン・ペイジの
自然過ぎるくらい自然なイマドキの女の子ぶりには感動しちゃいましたね~。
先日のブログ「リ・ジェネシス」のところでも少し書いたのですが
彼女って、例えば「HEROES」のヘイデン・パネッティーアみたいな
典型的なハリウッド美人じゃないし、女らしくもないんですけどとってもキュート。
それに繊細な表情で演技の上手い女優さんなんですよ。
数年前に話題になった「ハード・キャンディ」という映画では
ある男性を騙して拉致監禁し、精神的にも肉体的にも追い詰めていく女の子を
淡々と演じていて物凄い存在感でした。
ワタシはこの映画を見ていて、「これは、この子じゃないと出来なかった役柄かも…」と
思ったのを覚えています。

「JUNO/ジュノ」がアカデミー賞をにぎわせたことで
すっかり認知度も人気も高まったエレン・ペイジですけど
これからもナチュラルな魅力の女優さんでいて欲しいですね。

あ、そうそう、この「JUNO/ジュノ」はサントラも話題になっています。
ワタシも映画を観た後、速攻で入手しましたが
確かに映画の空気にぴったりマッチした、いい感じの楽曲が揃っているサントラです。
アメリカでは映画のヒットを受けて
ビルボード総合アルバムチャートで1位を獲得。
i-Tunesストア・アメリカでもレディオヘッドの新譜を押さえてダウンロード数トップになったそうですヨ。
フォークなサウンドのダサゆる感が何とも絶妙です。

投稿者 mi-chan : 23:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 リトル・ミス・サンシャイン

アラン・アーキンが
昨年のアカデミー賞助演男優賞を受賞した「リトル・ミス・サンシャイン」。
まだ見たことが無いというお友達の家でDVDをレンタルして一緒に見ました。
ワタシは2度目の鑑賞でしたけど、また楽しんじゃいました。

おデブなメガネっ子だけど、明るく賢い9歳の少女・オリーブ。
彼女の家族は、
人生の勝ち組に執着するパパ、
誰ともクチをきかないお兄ちゃん、ドラッグを手放さないお祖父ちゃん、
自殺未遂したばかりのゲイの伯父さん、
そして、みんなをまとめようとするママという、ちょっと風変わりな人たち。

ある日オリーブが、全米美少女コンテストのアリゾナ代表になぜか選ばれます。
一家はオンボロワゴンに飛び乗り、カリフォルニアで開催される本選へと出発することに。
ところが途中でさまざまな事件が起こります。
何とか駆け込んだコンテストでも周囲がジョンベネちゃんみたいな
カワイイ子たちばっかりなことに気づいた家族は戸惑います。
オリーブ自身も一度は出場をやめようかと思うのですが
決心してステージに上ります。

孫のオリーブにトンでもないことを教えるチョイ悪じいさんに扮したのが
アカデミー賞助演男優賞を獲得したアラン・アーキンです。
その他のキャストもトニ・コレット、グレッグ・キニア、スティーヴ・カレルと、
ひとクセある個性派の名優ばかりで楽しめました。
ほんのちょっとの登場ですけど「24」のクロエ役で人気のメアリー・リン・ライスカブも出てますし、
他にもアメリカンドラマで見たことがある顔ぶれが何人も登場します。

娘のオリーブちゃんを演じているのは
名子役のアビゲイル・ブレスリン。
彼女は本作で有名になり、「幸せのレシピ」でもいい演技を見せてくれています。

そして、ある理由から誰とも話をしないお兄ちゃん役は
今年のアカデミー賞で話題になった映画
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」でも怪演しているポール・ダノです。
彼はホントにつかみどころが無い、いい意味で不気味な匂いがする俳優さんですね。

この映画は一見、ハチャメチャなロードムービーなんですけど、
その実、家族の絆を暖かく描いていて微笑ましい気分にさせてくれます。
そして、どんな風に着地するのかまったく見当もつかないストーリーが楽しいんですよ。
お菓子でもつまみながら、のんびりとリラックスして楽しめる映画です。

投稿者 mi-chan : 23:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 ラブソングができるまで

ヒュー・グラントとドリュー・バリモアが共演した映画
「ラブソングができるまで」を見ました。
単なるドタバタ系のラブコメだと思っていたので、劇場で観なかったんですけど
意外に面白くてロマンティックで、大好きな作品になっちゃいました。

人気絶頂の歌姫から新曲作成をオファーされた、今は落ち目のポップスター、アレックス。
起死回生のチャンス!と曲作りを始めるものの、
彼は作詞の経験がなく、作業は難航してしまいます。
そんな時、偶然知り合ったちょっと風変わりな女性、
ソフィに文才があると気づき、苦肉の策で作詞を依頼。
果たして2人が生み出した作品は歌姫に気に入られるのでしょうか…。

まず、オープニングから80年代のヒットソングをパロッた偽PVが流れます。
「ベストヒットUSA」で流れてた「ワム!」「a~ha」とかを彷彿とさせて笑えました~。

イケメンのダメ男を演じさせたら天下一品のヒュー・グラントがいい味出してます。
それに歌もピアノもウマイ!
ビックリしちゃいました。
甘い声だし、すごく雰囲気があります。
キーボードやベース、ギターを奏でてデモテープを作るシーンなんて
かなり素敵で、うーん、作曲家ってカッコイイかも♪って思っちゃいました。
小室さんや小林武史さんがおモテになるのもナットク、みたいな(笑)。

それにしても、劇中でアレックスとソフィが作り上げた
「愛が戻る道」という曲がすごく良くて、心に沁みました。
ストーリーに関係する重要な曲なので、歌詞がいいのは分かっていたんですけど
メロディもとっても魅力的。
他の曲も完成度が高くて、サントラが欲しくなりましたね~。
「歌詞」だけでなく、この作品はセリフがすごくいいです。
ギャグもセリフ遊びが多いですし、淡々と言うちょっとした言葉も
笑いや皮肉、男女の機微が散りばめられていて楽しかったなぁ。

何の気なしに見始めた作品でしたが
意外な掘り出しものに出会った気分です。
ワタシの中では
ラブコメで「しばらくしたらまた見たいなぁ」って思える映画は
珍しいんじゃないかな。
最近のこのジャンルの映画でおススメNo.1決定です♪

投稿者 mi-chan : 21:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 アウェイ・フロム・ハー 君を想う

今年のアカデミー賞で脚色賞、主演女優賞にノミネートされた
「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」。

結婚して44年になるグラントとフィオーナは、
オンタリオ湖のほとりで平穏に暮らしていました。
ところがフィオーナの物忘れが次第に激しくなり、フライパンを冷蔵庫に入れたり、
手に持った飲み物の名前すら口から出なくなってしまいます。
ついには自宅までの帰り道も分からなくなってしまうフィオーナ。
自分の病に気づいた彼女は、グラントの反対を押し切って
「あなたに迷惑をかけたくない」と、アルツハイマー専門の老人介護施設へ入所します。

しばらくしてグラントが面会に行くと
フィオーナは入居者の男性・オーブリーと親しくなっていました。
そして、グラントに他人行儀な態度をとるのです。
彼女は夫のことが分からないようでした。
グラントは、
「昔、若い頃に自分がさんざん好き勝手に浮気をしたので、
その仕返しで妻は芝居をしているのではないか」と思います。
しかし、毎日会いに行ってもフィオーナの態度は変わりません。
自分の知らない服装でかいがいしくオーブリーの世話を焼き、
仲むつまじく散歩するフィオーナを見て、
複雑な思いを抱くグラントでしたが、
それでも必死に平静を装い、彼女を見舞い続けます。
そして最後に訪れる結末は…まさに“大人のラブストーリー”です。


アルツハイマーに冒される女性に扮し、
蘇る記憶と忘却を行きつ戻りつする姿を熱演したジュリー・クリスティは、
本作でゴールデン・グローブ賞を受賞したほか、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。
彼女は昔、あのテレンス・スタンプやウォーレン・ベイティとの恋愛で
映画界を賑わせた往年のスター女優さんなんですね。
「ダーリング」という作品でアカデミー賞受賞経験もあります。

この作品では、ボサボサの白髪頭でメイクもほとんどしていないので
ホントにお婆ちゃんって感じですけど(それでも瞳の美しさは素晴らしい!)、
アカデミー賞授賞式のときはバッチリメイクもして、髪も綺麗にしていたので、
すっごく若く見えましたし、それどころかアダっぽい色気もあって
素敵な女優さんだなぁって思いました。


監督・脚本は、サラ・ポーリー。
「アボンリーへの道」などの子役出身で
「死ぬまでにしたい10のこと」「ドーン・オブ・ザ・デッド」などで
主演している女優さんですが、
短編映画をいくつか撮っていて、本作が長編デビュー作となるそうです。

それにしても、1979年生まれという、まだ若い女優さんなのに
「長年夫婦だった男女の人生の晩年」というシブいテーマの映画を撮るなんて
精神的に成熟している人なんだなぁって思いましたね~。

子ども時代から芸能界にいると、
しっかりしているように見えても何だかダメな大人になってしまうことが多いみたいですよね。
どの国でも昔から「子役は大成しない」って言いますし。
マコーレー・カルキンもしかり、
あんなに賢かったハーレイ・ジョエル・オスメントだって残念な結果に…。
今は立ち直ったけれど昔のドリュー・バリモアだって酷かったですよね。
若くして亡くなってしまった子役出身の俳優も死因はドラッグなんかが多いです。
そんな堕ちて行ってしまう子役が多い中、サラ・ポーリーは
映画監督業にまで挑戦して、さらにアカデミー脚色賞にまでノミネートされて、
そして主演した女優もアカデミー賞候補になって。
スゴイ人ですよね~。

これまでにも
「私の頭の中の消しゴム」「きみに読む物語」「アイリス」など、
アルツハイマーがテーマの映画っていくつかありましたが
この作品は、他の作品よりリアルだし、シビアだし、
「う~、キッツイ現実だなぁ」って思えるシーンがたくさんありました。

アルツハイマーって、近い記憶から無くなっていって、昔の記憶は薄れないんだそうですね。
だから、今、住んでいる家へ帰る道は忘れてしまうのに
ダンナさんが女遊びをしたことで自分が苦しんだ20年も前の記憶だけは
いつまでも残っていたりして…。
人間というのは普通、辛いことや嫌なことはなるべく忘れるようにして
フタをして生きていくものですけど、
病気になったことで、それが出来なくなっていくんですね。
こういう事態もあり得ますから、世の男性の皆さん、
やっぱり浮気は後々まで人生に響くことになりますよー(笑)。

淡々と人生の終わりのひと時を見せつけられるような映画なので
楽しい気分にはちょっとなりにくいんですが
自分がもし、こうなったら? パートナーがこの病気になったら?
親や兄弟や友達がそうなるかも知れない…。
などなど、しみじみと色んなことを考えさせられます。
たまにはこういう映画もいいかなって思いました。

投稿者 mi-chan : 22:41 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 バタフライ・エフェクト

お友達に「DVD貸してあげるよ~」と言っておきながら
お家に帰って探してみたらまるで見つからなかった「バタフライ・エフェクト」。

貸す、と約束してしまったので
「見つからない」と言うのも申し訳ない気がしてDVDを再購入しました。

ワタシ自身、とても面白かった映画だったという記憶はあるんですけど
詳細についてはずいぶん前に見たので覚えていないので
お友達に貸す前にもう一度、見てみることにしました。
DVDを貸してあげた人に会った時、
作品についておしゃべりしたいですからね~。

この作品はデミ・ムーアの若きダンナさんで映画「守護神」や
シットコムで知られる俳優、アシュトン・カッチャーが主演の異色サスペンスです。

子ども時代、好きだった女の子ケイリーやその兄、友達とほんのいたずら心から
大事故を引き起こしてしまった少年エヴァン。
大人になった彼は、過去の事故のせいで
すっかり変わってしまった友達たちの様子に心を痛めます。

特にケイリーは、エヴァンが
「君を迎えに来る」と言って引越したままになってしまった後、
悲しい生活を送る女性になっていました。

幼い頃から時々、記憶が突然無くなってしまうことがあったエヴァンは
日記をつけていました。
ある時、その日記を読み返した彼は、過去を変えられることに気づきます。

ケイリーへの想いから、ある決断をするエヴァン。
過去に戻ってケイリーとの約束を守れば、彼女は幸せになれるはず…。
しかし、それは、思いもよらない悲劇を生む結果になってしまうのです。

誰もが一度は考えたことのある
「もし、あの時、あの場所に戻ってやり直せたら、人生は変わっていたのに」
という気持ちをテーマにしたリアリティのあるSFモノです。

それにしても、何度過去に戻ってやり直しても
必ず周囲の誰かが不幸になっているというのが辛すぎです。
それで結局、最後はエヴァンが悲しい選択をすることになるんですが…。

一度劇場で観た映画でも、DVDだと
ディレクターズ・カットバージョンや監督のコメンタリー、
未公開シーンやメイキングがついていて、二度・三度と違った楽しみ方が出来るし
監督のコメンタリーから新たな発見や解釈も出来て面白いですよね。
VHS時代にはなかった特典です。

この作品も監督のコメンタリーがとても興味深かったです。
レストランのシーンでテーブルの上に置かれたナプキンの色にまで
意味があったなんて、驚きでした。
ホントに画面の隅にちょこっと映りこむだけなのに…。
映画って、こだわろうと思えばどこまででもとことんこだわれる芸術だ
という事を再認識しました。

それから、劇場で公開されたエンディングと別のラストシーンも収録されていました。
これもまた面白かったですね~。
劇場公開版のラストシーンが、どうしてそうなったのか、
なぜハッピーエンディングにならなかったのかが
当時、撮影された別のエンディングを見せつつ、
監督が「別のエンディングだとそれまでのストーリーと矛盾してしまう」
「主人公の行動が無意味になってしまう」と、
音声で説明してくれることによって、劇場版に採択されたエンディングに超納得させられます。
そして、Disc2のほうには、さらにまったく別のラストシーンも収録されていて
こちらには本当にビックリさせられました。
監督たちいわく「劇場版と甲乙つけがたい出来のエンディングだった」そうで
でも、ワタシはやっぱり劇場版のラストのほうがせつなくて良かったなって思いました。

二度、購入することになったこのDVDでしたが
それでも勿体無いとは思わない位、堪能しちゃいました。
監督たちの頭の良さに感動し、俳優たちの演技の細部まで理解できたのは
今回、じっくりとDVDを見たおかげです。
最初に見た時には「どういう過去でも結局、誰かが不幸になるのか」と
絶望的なやるせなさを感じた作品でしたが、今回見た時はまた違った感想を抱きました。
あ~、だから映画って大好き♪
これを貸してあげるお友達も気に入ってくれるといいなぁ。

投稿者 mi-chan : 23:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

映像化不可能とされた原作を見事映画化し、
大ヒットしたファンタジックシリーズの第二弾
「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」がついに公開されましたね~♪


前作から1年後のロンドン。
今では普通の学生として暮らしているペベンシー兄弟はある日、
学校帰りの駅のホームで不思議な風に包まれます。
そして次の瞬間、白い海岸に立っていた彼ら。
そこは、彼らが去ってから何と、1300年の歳月が流れているナルニア国だったのです。
あの時、美しかった王宮は朽ち果て、
国民の姿はなく、異様な雰囲気のナルニア。
この1300年の間に、いったい何が起こったのでしょうか?

そんなとき、兄弟たちは、カスピアンという青年と出会います。
彼はナルニア滅亡の鍵を握る民族の王子でした。

前作で魅力を放ったペベンシー4兄弟に加え、
新キャラクターとしてカスピアン王子が登場。
滅亡に向かうナルニア国を救う運命を背負った青年です。
カスピアン王子に扮したのは「スターダスト」のベン・バーンズ。
先日、来日キャンペーンを果たしたのでテレビで見た方も多いことでしょう。
ワタシとしては、まぁ、かっこ悪いとは思わないですけど、
まだまだ演技やセリフの言い方もぎこちないし、
表情の作り方も改善の余地アリって気がします。
これからいい俳優さんに成長して欲しいですね~。

このシリーズでワタシが大好きなのはナルニアの創造主・アスラン。
前作でいったん死んじゃった時は号泣してしまいましたが復活して再号泣。
今回も出て来ただけで胸がドキドキしてしまいました。
アスランのすべてを包み込むようなオーラ、
何もかもお見通しの静かな眼差しがたまりません。
それでいてルーシーと話す時は可愛らしく柔和な表情になるところも好きです。
リーアム・ニーソンが声を担当しているのも素敵です。

また、アスラン以外にも前作で大人気となり、ブレイクしたタムナスさんのように
今回も個性的なキャラクターがたくさん出てきます。
二本足で立ってしゃべるアライグマ、騎士のようなネズミ、
ルーシーと心通わせる「オ・チカ」(おちいさい方)などなど…。

クローゼットがナルニア国への入り口になっていた前作では、
自分のお家のクローゼットの奥を調べたワタシでしたが
今回は駅のプラットホームからナルニアへと再び出かけた4人兄弟を見て、
「どの駅から行けるのかなぁ…」と帰り道の駅でキョロキョロしてしまいました。
「ハリー・ポッター」の1作目の時も、
ハリーたちが駅のホームの柱から魔法学校へ行ったのを観て
帰りに東京駅のホームの柱にタックルしてみたんですけど、
ただ体が痛かっただけでしたぁ(笑)。

この話を知り合いのオジサマにしたところ、
オジサマは「ナルニアの原作を読んだほうがいいよ」とアドバイスしてくれました。
どうやら、クローゼットがナルニアの扉となっている理由や秘密が
原作に書かれているそうなんですよ。
映画では今のところ、まだ出てきてないですもんね。

さっそく原作を読もうと決心したのですが
どうせなら原書に挑戦しようかな? という気持ちが芽生え始めました。
と同時に「でも途中でギブアップしちゃったら意味ないし、
だったら最初から日本語訳版で読もうかな…」
という葛藤も生まれてしまい…まだ原作を買えずにいます。

投稿者 mi-chan : 21:10 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 最高の人生の見つけ方

「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」のロブ・ライナー監督が
心温まるヒューマンドラマ「最高の人生の見つけ方」を発表しました。

偶然、病院で相部屋となった傲慢な富豪のエドワードと、
真面目な自動車整備工のカーターは、共に余命半年と宣告されます。
共通点のまるでない2人でしたが、
互いに抗がん剤に苦しんだり、ひそかに死への恐怖に怯えたりしている部分で
どこか通じ合うものを感じるようになります。

ある日、カーターの書いた<BUCKET LIST(バケットリスト)>
(棺おけリスト/死ぬまでにしたいことを書いたリスト)を読んだエドワードは、
渋るカーターを無理やり誘い、
病院を抜け出してリストの内容を実行して行くことに。

大金持ちだけど孤独なエドワードに扮するジャック・ニコルソンと、
平凡だけど家族の愛に包まれているカーターを演じるモーガン・フリーマンが、
どちらもいい味を出しています。そして、2人のユーモラスな掛け合いが絶妙です。
エドワードの助手役で「ウィル&グレイス」のショーン・ヘイズが出ているんですけど
彼もすごく良かったですね~。ゴーマンなエドワードに淡々と仕えていて
どんな気持ちで働いてるんだろうって思っていたんですけど
ラストではウルウルさせてくれます。
そうそう、
カーターの息子役でモーガン・フリーマンの本当の息子が出てくるのですが
これがまた彼にソックリ。
モーガン・フリーマン特有の顔のシミまで激似なんですよ。

カーターたちのリストに書かれたことって、世界のあちこちに飛んで、
見てみたいこと、やってみたいことが多いんです。
それらを実際にこなしていくとしたらかなりのお金が必要。
ただ、ラッキーなことにエドワードが富豪だったので
ラクラク実現できましたけど、これがカーター1人だったら絶対に無理だったなぁって思いました。
自家用ジェットとか、高級ホテルのスイートルームとか
次に行く国でのさまざまな手配をしてくれるアシスタントとか…。
ということは、人生には愛も必要だけど、やっぱりお金も必要なんじゃない?って
ちょっと意地の悪い気持ちも起こっちゃいましたね。

映画の最後のほうで、エドワードがリストの中でまだ実行していなかった
1つを叶えるシーンがあるんですけど、これが感動的でした。
見ている途中から「もう1つ、まだ実行してないものがあるなぁ、どうするのかな」って
思ってはいたんですけど、忘れた頃にやってくれました。さすがロブ・ライナー。
このシーンを見ると、「ん~、やっぱりお金より愛か…」とも思えます♪

数年前にはサラ・ポーリー主演の「死ぬまでにしたい10のこと」って映画もありましたが
もし、自分が命の期限を切られたときに
やっておきたいことを冷静にリストアップして、
それをこなしていけるのかなぁって思っちゃいました。
ワタシなんてうろたえて、ただワーワー泣いたり騒いだりしちゃいそうです。
じゃあ、今からリストを書いておこうかなって思いましたけど
それはそれで思い浮かばないものですね。
とりあえず、大好きな人たちに「今までありがとう。大好きだよ」って言って回ることくらいしか
今は思いつかないなぁ。

投稿者 mi-chan : 23:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 ブレス

「絶対の愛」「弓」など、発表する作品がすべて
話題となる韓国の鬼才、キム・ギドク監督の新作「ブレス」が公開になりました。

間もなく刑が執行される死刑囚チャンが、自殺を図りますが
危ういところで命を取り留めます。

家庭を顧みない夫との生活に疲れた主婦のヨンは、
そのニュースをテレビで見たとたん、刑務所のチャンを訪ねます。

見知らぬ女の来訪に最初は戸惑ったチャンでしたが
ヨンが美しい四季の風景を写した写真を背景に歌ってくれる歌に
次第に心を動かされていきます。
そして、彼女を愛し始めたことによって、
生まれて初めて人を愛して生きて行きたいという
気持ちに目覚めるのでした。
しかし、それはチャンにとってそれまで望んでいた“死”への恐怖の始まりでもありました。

死刑囚のチャンを演じるのは
台湾のトップスター、チャン・チェン。
韓国の映画に出演するということで、セリフはどうするのかしらと思っていたのですが、
なんと、自殺未遂で喉を切ったという設定で
劇中ではひと言もクチをきかないのです。
スゴイアイデアだ~。
でも、彼はその鋭い眼差しと、ほんの少しだけ動く表情の中で
さまざまな感情を表現し、素晴らしい存在感を見せてくれます。

死刑囚の恋と、生きることへの渇望という重苦しいテーマですが
随所にコミカルなシーンも盛り込み、一風変わった仕上がりです。

死刑囚チャンがどうなるのか、そして主婦ヨンは…。
最後の最後まで、目が離せない展開が続く作品です。

この作品もいつものギドク作品と同じように
賛否両論が巻き起こるのでしょうね。

投稿者 mi-chan : 23:04 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

ついに公開になりましたね~。
主演のダニエル・デイ・ルイスが今年のアカデミー賞主演男優賞を受賞したほか、
さまざまな映画賞を総なめにしたポール・トーマス・アンダーソン監督作
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。

開拓時代の西部で、貧しい身から石油王へと成り上がった男性の
成功と心の闇を描く叙事詩で、
「ブギーナイツ」「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン監督らしく、
徹底したリアリティで人間の欲望と哀愁をえぐり出しています。

ところで徹底したリアリティはイイんですけどね、
暴力シーンは、見ていて怖かったです。
危険なところでは代役を使うとか、CGを使うとか、
暴力振るったように見える角度で撮るとか、いくらでも加工できるのに、
そうしないでナマのまま撮ったんだなぁ、って分かる場面がいっぱいで
ちょっと生々しい感じもしましたね。

例えば人のほっぺをぶつシーンなんて、ホントに殴っているので
次のカットでは殴られた人の頬が手の跡どおりに真っ赤になっていて
ドキッとしちゃいました。

それから、主人公の気持ちや不穏な空気を表現するように
劇中に流れる音楽はずうっと不協和音。
観ている最中、延々不協和音が聞こえているので
気分がずっとザワザワしてました。
これは、そういう効果を狙ってのことなんだと分かってはいますけど
途中で「たまには耳に心地いい曲も聴かせて~」と思いながら観てしまいましたね~。
でも、前衛的な音楽がお好きな方には興味深い楽曲が多いと思いますよ。


20世紀初頭、鉱山や石油の採掘業をしているダニエルは、
ある青年の言葉を聞いて開拓中の西部へ行き、荒野の買占めを始めます。
彼はいつも幼い息子を伴って仕事をしています。
それは、土地買収や石油採掘許可を地元の人たちから得る時に
同情を集めたり、警戒心を解いたりと子どもがいることが有利に働くからなんですね。

さて、西部での石油採掘は成功し、
ダニエルの事業は順風満帆に進んでいました。
ところがある日、採掘現場で轟音と共に地下からガスと石油が噴出し、
引火して爆発炎上してしまうという大事件が起こるんです。
そして、その現場にはダニエルの息子がいて…。

ダニエル・デイ・ルイスが
富に憑り付かれて行く孤独な男性の半生をドギツく、リアルに演じます。
もう、この人じゃないと絶対に出来なかった役だなぁって思いましたね。

そして、彼と敵対することになる不思議な宗教家青年にポール・ダノ。
彼は昨年の話題作「リトル・ミス・サンシャイン」で
誰ともクチをきかないという誓いを立てた男の子に扮して注目された若手俳優です。
顔はイケてなくて、けっこう不気味系(失礼!)なんですけど
一度見ただけでキョーレツなインパクトを与える存在感を持っている人です。
今回の作品でも、最後の最後までダニエル・デイ・ルイスに負けない
アクの強さを見せつけてましたよ~。
これからきっと、名脇役としてますます大活躍すると思います。


それにしてもこの映画、長尺です。
ポール・トーマス・アンダーソンの作品は、たいていいつも長いので
この映画も短くはないだろうな、と思ってはいましたけど、なんと158分!
ここまで長いとは…。
これから映画館へ行こうと思っている方は
食事をして、飲み物を買って、ちゃんとトイレを済ませて…
と、準備万端で着席されることをおススメします。

投稿者 mi-chan : 22:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 スパイダーウィックの謎

“妖精”って聞くと、たいていの場合、
小さくて可愛らしい見た目で、人間の味方で…ってイメージするのではないでしょうか。

ところが、
「スパイダーウィックの謎」に出てくる妖精は、
可愛くない姿カタチであるうえに、かなりの邪悪っぷり。
何匹かは、正しいことをしようとするヤツもいるんですけど
これまでの映画では見たことないくらい、ワルワルな妖精がメインです。

ママに連れられて森の奥深くに建つ一軒家に引っ越してきたマロリー、サイモン、ジャレッドの姉弟。
サイモンとジャレッドは双子なのですが、性格はまるで正反対です。
物静かなサイモンに対し、行動的なジャレッド。
パパが大好きなジャレッドは、ママが無理やりパパから離れて
こんな田舎に自分たちを連れて来たことに腹を立てています。
しかも、屋敷は古くてヘンなものがいっぱい。
今は入院している叔母さんの持ち物であるこの屋敷に来たとたん、
物は無くなるし、壁からヘンな音はするし、一家はますます不機嫌に。

好奇心旺盛なジャレッドは、壁のヘンな音を探るうちに
隠されていた手動エレベータを発見します。
そして、そのエレベータの先にあった屋根裏部屋で
“決して開いてはならない”という警告のメモが貼られた不思議な書物を見つけます。


そうなんです、
ジャレッドが、禁断の書の封印を解いたことから、
邪悪で凶暴な妖精たちがこの世に飛び出してしまうんですね。
そして、この禁断の書を書いたのは…。

狡猾で暴れん坊な妖精たちと一進一退のバトルを繰り広げながら
真実に少しずつ近づいていく姉弟たち。
ファンタジックな冒険映画ではありますが、
現代社会を象徴するような家族の形や子どもの気持ち、
親子愛・兄弟愛なども描かれていて見ごたえたっぷりです。


静と動の対照的な双子の兄弟を演じるのは
「チャーリーとチョコレート工場」「ネバーランド」などの売れっ子子役、フレディ・ハイモアくんです。
この子、絶対学校行ってないですよね~(笑)、
ここ数年、立て続けにずうっと映画に出てますもん。
しかも、すごくちびっ子に見えるんですけど、もう16歳ですって。
信じられないくらい幼く見えます。
子役って、いつまでも小さいほうが仕事があるからって
よくウワサで「体を成長させないようにしている」なんて言われますけど
フレディくんもあまりに子どもっぽいので、思わずそんなウワサを思い出してしまいましたよ。
もちろん、何の根拠もないんですけどね。
でも、ハリウッドが彼ばっかり使いたくなるのも分かります。
ホントにお芝居が上手ですよね。
この映画では1人2役で双子を演じているだけでなく、ちゃんと性格も演じ分けているし、
感動的なシーンや盛り上がる場面、真実を知ってしまった瞬間の表情なんかは
観ているこちらをグイッと引き付ける存在感があります。

冷静な判断力を麻痺させるほどの
経済力や名声、大人たちからちやほやされる快感を覚えてしまって、
ハリウッドの子役のお約束パターンである悪の道にハマってしまった
ハーレイ・ジョエル・オスメントやマコーレー・カルキン、
幼い頃のドリュー・バリモアみたいにならないで、
このままイイ俳優になって欲しいですね。


6月には「奇跡のシンフォニー」という映画も公開されるようで
今後もフレディくん出演作は続きそうです。

投稿者 mi-chan : 23:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

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映画 大いなる陰謀

ロバート・レッドフォードが製作・監督・出演を務めた「大いなる陰謀」。
昨年末にコペンハーゲンに行った時、
街の映画館でこの映画が公開されているポスターを見て、
「え~、レッドフォードとトム・クルーズとメリル・ストリープの映画!?
何てゴージャスなの!」と感激して、
日本での公開を待ち望んでいた作品です。

未来の大統領候補との呼び声も高い上院議員のアーヴィングは、
大物ジャーナリスト・ジャニーンを呼び、単独インタビューをおこないます。
対テロ戦争における極秘作戦をリークするという彼に、
陰謀の匂いを嗅ぎつけたジャニーンは、平静を装い、取材を続けます。

この上院議員・アーヴィングがトムクルで、
ベテラン記者・ジャニーンがメリル・ストリープ。
2人が繰り広げる丁々発止のやり取りが秀逸です。
キレ者ぶっている野心見え見えのアーヴィングと、
ポーカーフェイスの「たぬき」なジャニーン。
ピリピリするような空気の中、互いの腹を探り合うセリフが続きます。

同じ頃、ある大学の教授が1人の学生を部屋に呼び、
学業に対する考えや授業態度などについて話していました。
テキトーに今を楽しく生きればいいや、と思っている若い学生に
教授は、今、自国でおこっているイラク戦争について話します。
それは教授にとってもツライことでした。
アメリカの将来を担うような、優秀な教え子たちが
卒業を待たず、志願兵としてアフガニスタンへと行ってしまったのです。

彼らは「自分たちが国を変えるんだ」という希望を抱いて志願兵になったのですが、
戦争の現場は、そんな綺麗ごとではなく、
今やアフガンの山奥で命がけの戦いを余儀なくされていました。

政治家、報道、教育者、若者…彼らのそれぞれの思いが描かれ、
最後には…「あなたなら、どう思うか」「あなたなら、どうするか」
と観る人に問いかけてきます。

ワタシは、
政治に翻弄され、人生を狂わされていく現代のアメリカの若者たちの姿に
涙が止まりませんでした。
戦争っていつの時代の、どの国の戦争も
政治家が勝手に決めて始めることなのに、
犠牲を払うのはいつも名も無い庶民なんですよね。
最近では、兵士不足のため、志願すれば
条件が整っていない人でも派兵されてしまうというアメリカ。
対テロの名の下に始めたイラク戦争について
アメリカ国民がこれまで以上に真剣に考え始めている…と分かる作品でした。

アメリカは何のために、誰のために戦いを続けているのか…。
3大スターが問いかける、知的ヒューマンドラマです。

投稿者 mi-chan : 20:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

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