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日常メンテナンスのコツ
JUイメージキャラクターの、子ぐまのマーくんと子ぐまのミーちゃんが洗車やワックスがけ、
簡単なリペア・タイヤチェーンの装着方法など、中古車のメンテナンス&お役立ち情報を紹介します!
- 01.洗車編 vol.1
- 02.洗車編 vol.2
- 03.タイヤ編 vol.1
- 04.タイヤ編 vol.2
- 05.車内クリーニング編
- 06.かんたんリペア編
- 07.便利なカーグッズ編
- 08.日常点検編
- 09.トラブル対処法
- 10.愛車撮影編
おしえて!!マーくん
タイヤ編 vol.2
今回は前回のつづき。タイヤにチェーンを装着してみよう。
はあい。
そうそう、チェーンといえば、いっておきたいことがひとつあったんだ、ニタッ。
あっ、何かくだらないことを考えてきたようね? まさか「雪道ではタイヤにチェーンを履きわすれてはいけまチェーン」とかなんとかいうつもりじゃないわよね?
うっ!! バレタッ……。
ほーらね、残念っ。そんなこといっても、クサリ(クスリ)とも笑いませんから。
うう、チェーンと鎖を掛けてる……。高度なダジャレ。
ちょっぴり、ダジャレ好きなクマをへこましたところで、それではいきましょ~っ、
教えて~っ、マーくん!!
準備をする
チェーンにはいくつかの種類があります。まず、素材によってつぎの2つに分けられます。
金属/安価だが走行時にうるさい。
非金属(ウレタン、ゴム等)/高価だが乗り心地がよい。
つぎに、形状によってつぎの種類に分けられます。
ラダー型/はしご状で金属製が多い。一番ポピュラーで安価。横滑りに弱い。うるさい。
亀甲型/クロスに交差しており、金属製が多い。縦横滑りに強く走行性抜群。やや高価。
ネット型/非金属で網状。快適性が抜群だが装着がやや難しく高価。
これらのアイテムを用途によって使い分ける必要があります。性能に関しては、販売店で訪ねるのが一番。愛車と相性のいいものを選びましょう。
冬場の遠出のドライブ。帰路にさしかかると峠前で突然の降雪なんてことも少なくありません。
いざというときのためにチェーンを車載しておきましょう。
ラダー型なら安価で置き場所もとりません。その際、一緒に太い針金を一本入れておくことがオススメ。装着したチェーンが長すぎた場合にそれらをまとめることで、チェーンがぶつかってフェンダーを痛めてしまう「フェンダー干渉」を防げます。さらに、走行中に切れた際に応急処置ができます。
ジャッキアップ
ここからは、一般的な金属のラダー型タイプの装着方法を紹介していきます。
まずは、チェーン装着の基本としてチェーン装着は駆動輪に行います(四輪駆動は取り扱い説明書参照してください)。前回のタイヤ交換時同様、クルマをできるだけ平坦なところに停め、輪止めを設置します。そして、ジャッキを組み立て、車体の下にセットします。ホーシングの下あたりのジャッキアップポイントをさがしてジャッキアップします。
装着
チェーンねじれがないことを確認したら、向きを確認しながらタイヤに巻き付けます。
手を裏に入れやすいよう、フェンダーとタイヤの間の空間がもっとも広いところに端が来るよう、チェーンをタイヤに巻いていきます。
巻き終わったらはじめにタイヤの内側(ボディ側)の金具を留めます。
こちらは、適当な長さでかまいません。つぎに、タイヤの外側の金具ですが、こちらは、しっかりチェーンを引っ張り、たるみがないことを確認した上で、金具を留めます。最後にバンドでチェーンを固定します。
チェーンには表と裏があるから注意しましょう。左右の金具が折り曲げてある方が外側になります。逆に付けると、道路を傷つけるだけでなく、愛車のフェンダーを傷つけてしまいます。
ジャッキを下げる
ジャッキを下げて完成。
なお、今回はジャッキアップしての装着でしたが、ほかにもこんな装着方法があります。
1.タイヤをはずしての装着/確実に装着できますが、タイヤの着脱の手間がかかります。
2.チェーンを広げ、その上に車体を動かして装着/ジャッキアップの手間が省けますが、広い場所が必要となります。
狭い場所で、手短に装着するためには、今回のように、ジャッキアップすることをオススメします。
雪の中での装着は、予想以上困難を極めます。チェーンを新しく購入したら雪が降る前に、一度装着の練習をしておきましょう
走行する
装着後、安全なところで50~100m発進させてみてチェックしましょう。
ちなみにチェーンが外れてしまう理由として多いのは「説明書に書かれている制限速度を守っていないため」、そして、「正しく装着していないため」。正しい装着、正しい運転をこころがけましょう。
また、チェーンをつけたといっても、さすがに雪道は滑ります。本格走行の前に、制動距離の確認をしておきましょう。雪道走行の場合は、「急」のつく動作は厳禁といいます。急発進・急停止・急ハンドルを避け安定した走行をこころがけましょう。そして、フットブレーキはなるべく使わずにエンジンブレーキを使いましょう。
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