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漫画家 田中むねよしのモーターペンシル

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これ、一台で

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スポーツカーを見ると、必ず「これ1台で生活全てをまかなえないだろうか」と夢想する癖がある。
できれば使い勝手がよくて従順な「アシ」と2台で暮らした方が「生活がまるく収まるし、クルマ趣味もきっと広がるよな」と理性が告げるのだけれど、やはりスポーツカー1台で人生をやりくりするクルマ好きの永遠のロマンにはなんとも抗しがたい魅力がある。
このコペン、そんな生活を楽しめる数少ない一台かも、と思ったり。いつも街ですれ違うコペンを目で追っては、そんなことを考えています。

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投稿者 田中むねよし : 10:05

伊達であること

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ミウラが現役だった当時に所有していた、という方に以前お話を伺ったことがあるのですが、気楽な普段使いにちょい乗り、という使い方にはとても向かなかったそうです。
視界が悪く(あのリアのルーバーなら……!)被視認性もいいわけがなく(あの低い車高なら……!)、2、3速あたりで簡単に制限速度を超えてしまい(やはりスーパーカーだなあ……)、重い操作系に筋肉が悲鳴を上げる(パワーなんとかといった安楽なデバイスとは無縁そうだものなあ……)。
けどそんなミウラを、涼しい顔をしながらプラグの一本も濡らすことなく御し走らせた男たち、なんて伊達者だったんだろう。
ちょっとカッコいいじゃないか。そういうのをカッコいいなんて思うことすら、今や少数派なのかもしれないけど、クルマ好きと生まれたからには永遠に、彼らと、そのクルマたちを、尊び敬いたい。
だって……クルマ好きだもの。

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投稿者 田中むねよし : 10:11

ストラダーレなスペチアーレ

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アルファロメオって、いつの時代もスペシャルマシンをラインアップしていたように思えます。
モントリオール、ES30のS.Z.、そして8C……。どれも公道じゃもてあましてしまうような過激一辺倒なものでないところがまた素敵です。
'60年代はレース用のベース車両をはじめとしてスペシャル花盛りなのですが、公道用の白眉はやはりスプリント・スペチアーレでしょう。
華やかなキャラクターを引き立てたく、オリエンタルなガーデンパーティを舞台にしてみました。

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投稿者 田中むねよし : 10:26

乾いた空気に

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だんだん季節が深まってきますね。

緑から赤、黄へとほほ染めていく木々と風をなでるすすきの穂。

セーター、羽織ってくればよかったかな、なんて思う日曜日の午後には、やっぱり英国車が似合います。

よれたワークグローブに指を通し、カッタウェイのドアから肘を出し。

ごぉん、とOHVの音を響かせて、田舎の裏道をのどかに流したい。

なにをするでもなく、どこへいくでもなく。

そして、堅焼きのパンでもほおばりながら、のんびり秋を楽しみたいです。

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投稿者 田中むねよし : 10:14

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