2010年04月19日|田中むねよしのモーターペンシル
テーマ:ブログ
ご存じの向きもいらっしゃるかも知れませんが、私にはささやかな妄想癖がありまして、たとえば道行く車の列を眺めては「もしあの中にXX(たとえばジャガーDタイプのル・マンフェアリング付きとか)が混じっていたらどんな感じだろう……車高はこのくらいかな……」などとあこがれのクルマのシルエットをファミリーカーにむりやり当てはめ勝手にドキドキしたり、類似したディテールだけでかけ離れたクルマを類推し息詰まったり、といった感じです(恥)。先日は夜のコインパーキングのミニバンにナロー・ポルシェの影を見つけ、ぞくりとしました(我ながらちょっとおかしいですね)。
だから、田舎道を走っていても、「後続車がもしアルファロメオだったら……」などと一度思い始めたら最後、もうあんな妄想、こんな妄想がノンちゃんが乗った雲のようにわいてきて、気もそぞろになってしまうのです。
ですがこの性癖の悲しいところは、夜道をひたひた一人歩きでもしようものなら「ユーレイさんが現れたらどうしよう」とこわい考えになってしまうことなんです。

投稿者 田中むねよし : 18:19
2010年04月05日|田中むねよしのモーターペンシル
テーマ:ブログ
プロ野球が開幕すると「球春」とシーズンを祝いますが、F1開幕といったモータースポーツシーズンの開幕は、さしずめ「輪春」とか「車春」とか……たはは、あんまりシマらないですね。今年はシューマッハの参戦と気鋭の若手&中堅のぶつかり合いが見どころのようですね。もちろん日本人ドライバーの小林可夢偉選手にも大期待です!(漫画家の当方としては、うっかり「藤原カムイ」と呼んでしまうときがあります。藤原先生、小林選手、どうもすいません!)この文章をぽちぽちやっているいま現在、まだマレーシアGPの結果を知りません。いや~楽しみです!
さて、わたしも「輪春(やっぱりしっくりきませんね)」を祝うべく、また、F1の60周年を記念しまして、ちょっと一枚したためてみました。過去から現代までのF1を、レーシングドライバーのエクイップメントでたどってみました。50年代のハーフキャップヘルメット、ジェットヘルメットと難燃性素材スーツの60年代、フルフェイスヘルメットと、サバイバビリティ向上に力が注がれた70年代、そしてHANSなどの新技術を得て、さらに安全性が高まった現代……という感じで構成してみました。30年くらい前の某タイヤメーカーさんの広告(そのメーカーの契約レーサーがレーシングコース上で一列に歩いている)写真にちょっと影響を受けています。
それぞれの時代で、当時のファッションの流れに微妙に沿っているようにも思えて興味深いです(太いパンツスタイルの'50年代、ちょっとモッズ系のスリムなスタイル?な'60年代、マキシモードな'70年代に、現在は少しルーズシルエットでしょうか)。わたしがもっとも思い入れが深いのはやはり'70年代ですね。火災時にヘルメット内に酸素を捕球するライフサポートシステムなどの細かいディテールや、今見ると少し着ぐるみっぽいシルエットのレーシングスーツ。なんといいますか、重装感がたまらなくかっこいいです。
'70年代のドライバーやヘルメットなどについては今後もまた描きたいですね。あっ、描いたドライバーやヘルメットやスーツなどのデザインは架空のもので実在の人物や団体とは関係ありません。なんちゃって風に描くのが逆に苦労しました。あと、今回から絵のスキャニングの設定を変えてみました……すると今までのスキャンでずいぶん色情報が失われたいたことが判明しました。はてさていかがでしょう?

投稿者 田中むねよし : 15:13


