初めての中古車探し:車庫を用意しよう-1-


第5話 車庫を用意しよう

マ:ミニにひとめぼれしたミーちゃんは、実際に購入することを決意。がんばってお金も貯めてたんだけど、なんと免許がないことが発覚。あれから教習所に通うこと2年。そろそろ最終試験の結果発表が出たころと、ぼくマーくんは免許センターの入口で初音ちゃんを待っているところです。

ミ:とったぞぉー!! 免許とったぞぉー!!

マ:ミーちゃん、やったね~。

:はいっ。シャキーッン。これがモノホンの免許よ~。

マ:うわっ、マブシイ。

:わたし、がんばったもん~!!。

マ:すごいよ、ミーちゃん。ボクちょっと感動しちゃったよ。

:少しはわたしのことを見直したかしらん。

マ:すごいよ~。ホントすごいよ~。試験に5回も落ちても、めげずに免許取るなんて!!

:ズルッ。感動はそこですかい!! ……たしかに事実だけどよぉ~。

マ:がんばったよ、仮免は5回も落ちたけどね。

:言わないでー!! お仕事が忙しくって、ほら、わたし、クルマ買えるようにがんばってお金ためたじゃない。だから、とっても売れっ子のアイドルとしては、とにかく仕事が忙しくて大変だったのよ。

マ:ふーん。だから2年もかかったと、言いたいんだ。

:ほら、最近の私の活躍ぶりって幅広いじゃない!! ドラマでしょ、グラビアでしょ、歌もちょくちょくやっているでしょ、あとお食事とか、買い物とか、カラオケとか、そうそう20歳のお年頃の女の子としてはデートなんかもちょっぴり……。

マ:だんだん仕事からかけ離れている……。まあまあ。でも、がんばって免許をとったってことはマーくんも認めます。それほど、本気でミニに乗りたかったんだね。

:わたしは有言実行の人よ。ミニに恋して苦節4年。ようやくこの瞬間までやってきたわ。

マ:確かに長い道のりだったね~。じゃあ、免許も取ったということで、ようやくミーちゃんは、クルマを買うための準備が一歩進んだということだね。

:おうよ。……ん? まって。準備ってことは、これだけじゃクルマは買えないのかしら。

マ:お、さすが20歳となったミーちゃん。スルドイ女の子になりましたね。そうなんです。免許を持っているだけではクルマは買えないんです。

:あら、お仕事がんばってお金もたまっているのに。ほかに何が必要なのかしら??

マ:さあ、恒例となりました『マーくんの中古車教室』。今回はクイズ形式で進めましょう。それではいいですか~っ。勝負は知力体力時の運。みんな、ミニを買いに行きたいか~?

:おー!! ってちょっと古いわね。

マ:では、問題。あなたは免許をとりました。お金もいっぱいもっています。さて、クルマを買うために必要なものは何?

:う~ん。なんだろう?

マ:ヒントが欲しいですか? お寿司やさんにつきものです。

:え?食べるもの?

マ:江戸前が抜群です。

:え? なんだりょ~? ぜんぜんわからん。はてはて。じゃあ、イカで……。

マ:ファイナルアンサ~?

:うわっ。顔がどっかの誰かに……。ちょっと待ってね。お寿司やさんにあって、江戸前で、クルマを買う前に必要なものでしょ。エビ、タコ、ウニ、アナゴ、シャコ……。わかった~。シャコよー、車庫。

マ:正解っ。

:やった。ヤッター。……でもマーくんつまんない。

マ:グサッ……。2年間あたためていたネタだったのに。ミーちゃんが免許とったら使おうと……。

:でも車庫が必要ってどういうこと?
 
   
子ぐまのマーくんとミーちゃんの初めての中古車さがし