初めての中古車探し:自分に合うクルマ選び-1-


第6話 自分に合うクルマ選び

~これまでのあらすじ~

雑誌で一目惚れしたローバー・ミニに出会うため、中古車についてのお勉強を続けたみんなのアイドルミーちゃん。お金も貯めて免許も取って、20歳になった今年。ついに実際にミニを購入することになったのでした。一方、中古車のすばらしさを伝えるために奮闘してきたJUのアイドル子ぐまのマーくん。ミーちゃんが準備を進めるなか、さらにすばらしい中古車の伝導師となるべく、というよりも、これ以上ミーちゃんにバカにされないよう、この間、彼なりにいろいろとお勉強していたようです。

今日は、クルマを買う前に、もう一度作戦会議を行うことになりました。

マ:さあて、今回はあらためてクルマを買うことを真剣に考えてみようね。

ミ:はーい。

マ:まず、ミーちゃんはどうしてクルマが欲しいんだっけ。

ミ:それは、ミニちゃんがかわいいからです。

マ:びし。甘~い!! そんなことでクルマに乗れると思ってんのか~!!

ミ:え゛~!! 今日のマーくん、とってもスパルタよ~!!

マ:そうだ。いままでのオレをオレと思うなよう~お嬢さん。これまでは、クルマに興味をもったひとりの女の子にクルマのスバラシさを伝えるためにと思ってたけど、今はちがう。なんせひとりのドライバーを世の中に送り出すわけだからね。責任が重いよ。

ミ:はにゃにゃ~。

マ:新米ドライバーが新しく世の中に出るということはな、女性が暗い夜道をひとりで歩くような、もしくは、クマがミツバチと間違えてスズメバチの巣に手を突っ込む……このくらい危険なことなんだよ。だから甘い気持ちでクルマに乗ってもらってはこまるんだよ、お嬢ちゃん。ふふふふ。

ミ:ん~?? ちょっとちがう気がするけど。じゃあちょっとまじめに考えてみるわ。どうしてクルマが欲しいのか、そうね、やっぱりクルマがあると便利でしょ。お仕事はマネージャーさんに連れてってもらうとして、はちゅはお休みの日にけっこういろいろお出かけするの。

マ:ふむふむ。

ミ:ショッピングとか映画とか、たまには近所の温泉なんていっちゃったりして。そういうときにクルマがあると便利かなって。

マ:なるほど、ミーちゃんはおうちの近所で乗ることが多いみたいだね。では、短い距離を乗るのに便利なクルマを考えてみるよ。まず、都内の場合、細い道が多いから大きなクルマだと曲がり角とかに苦労する人もいるみたいなんだ。

ミ:そうね。わたしのおうちのそばにも、たくさんあるわ。

マ:だから、都内で運転する人は、小回りの利くクルマを好む傾向があるよね。そういう人では、軽自動車やクーペ、それに小さめのセダンなんかを選ぶ人が多いかな。

ミ:クーペ? セダン?? なんだそりょ。

マ:クルマの形の種類だよ。

ミ:形ですか? 丸いのとか四角いのとか? えー、ひょっとして▲(さんかく)のクルマなんてあったりするの~。

マ:へ?

ミ:▲のくるまってことは、先っぽがとんがってるわけでしょ、上にとんがってんならいいけど、前にとんがってたら、ぶつかったときにすっご~く痛そ~うね。それとも★(ほし)形のクルマがあったりするのかしら?

マ:どういう意味ですか?

ミ:★形のクルマがあったらちょっとメルヘンチックね。デートに駆けつけた彼氏が、お星さまのクルマからさっそうと登場~。うーん、そうね。そういう意味では、白いお馬型のクルマなんてあったら、きゃ~ステキ!! あー、早く白馬型のクルマに乗った王子さまが、わたしのもとへやってこないかしら~。とろろ~ん。
 
   
子ぐまのマーくんとミーちゃんの初めての中古車さがし