初めての中古車探し:プライスボードの読み方・vol.1-1-


第9話 プライスボードの読み方・vol.1

マ:さて今回からは、プライスボードについて、しっかり勉強していくよ。

ミ:はい、マーくん先生。プライボードね。ついにわたしもミニちゃんと対面していよいよ購入することになったから、しっかりお勉強しておかないとね。

マ:うん、いいこころがけだね。

ミ:ところで、プライスボードって何だっけ?

マ:ズコっ。中古車販売店の店頭にある、クルマのフロントガラスに数字が書かれた板のことだよ。

ミ:そうそう。大きな数字が書かれている板のことよね。価格以外にもたくさんの情報が詰まっているんだったわね。はいはい、大丈夫よ。しっかりおぼえているわよ。

マ:ほんと大丈夫かなあ。はい、それでは本日のメニューはこちら。

プライスボードの設置理由と「現金販売価格」

マ:まず、大前提として、どうしてプライスボードが必要なのかということから知っておこう。ミーちゃんわかるかな?

ミ:はい、先生。プライスボードのないクルマばっかりだと、中古車やさんの雰囲気っぽくないからです。

マ:プライスボードは、雰囲気作りの道具ではありません。

ミ:はい、先生。プライスボードを見て、「お、あのクルマすげえ。50円だよ50円。ボクにもかえるよ」って、“万円”を見逃している子どもたちを見て、ほくそえむためです。

マ:たしかにそういう光景はよく見るけど、それが理由ではありません。

ミ:はい、先生。わかりませ~ん。

マ:ミーくん。わからないときははじめからそういいましょう。

ミ:は~い。

マ:中古車を買おうとしている消費者は、販売店が表示する情報をもとに購入車を選ぶことになるわけだよね。だからたくさんの中古車を、効率よく比較検討できるようにプライスボードが利用されているんだ。たとえばミーちゃんは、気に入ったミニについてどんなことが知りたい?

ミ:それはやっぱり価格でしょ、いつごろつくられたかでしょ、どれくらいの距離を走ってるかでしょ・・・

マ:そうだよね。だからクルマを比較検討するときに必要とされるそういった情報が凝縮されているのがプライスボードであるというわけだ。

ミ:なるほどね~。

マ:だからプライスボードの情報が実際と違ってたり、誤解をしてしまいそうな表現で書かれてら困るよね。そこで自動車公正取引協議会が定める公正競争規約というもので、どのような表示をしなければならないのか、どのような表示をしてはいけないのかということを細かく規定しているんだ。

ミ:ふむふむ。

マ:でも残念ながら、不当表示といって、消費者に誤った選択をさせてしまうような表示、誤解させてしまうような表示をする業者が中にはいるようなんだ。

ミ:それは困ったわね。

 

 
   
子ぐまのマーくんとミーちゃんの初めての中古車さがし