初めての中古車探し:注文書と契約-1-


第21話 注文と契約

マーくんマ:今回は契約についての話だよ。

ミ:いよいよ契約ね。それでは、まずハンコを押す前に、しっかりと契約書の内容を確かめないとね。

マ:むむむ、違う。今日はミーちゃんが違うぞ!! 『わあ、契約書ね。じゃあさっそくハンコをついちゃおう』なんて、かつてのミーちゃんだったら言ってたはず。いきなり契約書の確認をしようなんて……。ようやく中古車のことが少しわかってきたようだね。

ミ:えっへん。だてにこの3年連載を続けてなくってよ。

マーくんマ:ボクの教育が効いてきたってわけだ。たとえ書類一枚でも慎重に進める、そう中古車購入は長い道のりなんだよ、うんうん……。

ミ:な、なんかこのクマ、勝手に自分に酔ってるわ。

マーくんマ:クルマの売買についての契約書は『注文書』と呼ばれているんだ。ミーちゃんが言うように、中古車の契約をかわす際にはこの注文書の中身をしっかりと確認することがたいせつなんだよ。というのも中古車の購入は、ほかの商品を買うときより特別に複雑だってことは、ここまで説明したことからもわかるよね。

ミ:そうね。税金とか保険料とか、お金のことだけでもたくさんむずかしいことを勉強してきたものね。

マーくんマ:ほかの商品の場合、口約束でかんたんに契約しちゃうなんてこともあるだろうけど、中古車は大きな金額の買い物だからね。きちんと書面を作成したうえで契約内容を確認しよう。

ミ:大事な買い物だもんね。そうよ。お気軽に契約なんてできないわ。

マーくんマ:かつては書面をつくらないで契約するお店も随分あったみたいだけれど、今どきそういういい加減な契約をしているようなお店で購入することはやめたほうがいい。ボクはズバっと言うけどねえ、はっきりいってそういう店は避けたほうがいいね。

ミ:むむむ。顔がもんた風よ。マーくん。

マーくんマ:その点、JU加盟店は契約時にかならず書面を作成することにしているんだよ。

ミ:さすが安心のJUショップね。よっ、えらいぞJUショップ!!

マ:そして、契約時にあらたに条件を加えた際、たとえば実車チェックの際に不備を見つけたため、整備費用はお店がもつことにした、なんてことがあった場合も、口約束でなく書面にしっかり盛り込んでおくようにしよう。

ミ:そうね。書面にしていれば、言った言わないなんていうよけいなトラブルも、あらかじめ防ぐことができるもんね。

マーくんマ:それじゃあここで実際、JU販売店がつかっている注文書を見ながらミーちゃんの契約内容を確認して行こう。

ミ:おお!!

注文書

マーくんマ:まず、車名・グレードなどについてだよ。これはプライスボートのところでしっかり確認したはずの情報だから、ここではそのときに確認したことと同じ内容が注文書に書かれているか、しっかり確認しておこう。

ミ:うん。わかったわ。まずは車名はローバー・ミニでしょ。それにグレードは……。うん、問題ないわね!!

マーくんマ:そのほか、クルマの車両の特性(個体識別)・品質表示について、すべての情報が正しいかも漏れなくチェックをしておこう。とくに走行距離や修復歴の有無は、契約時にトラブルがおこることが多いところだから、しっかりと確認しよう。

ミ:OK。ちょっと待ってね。まず走行距離でしょ。そして修復歴。それに付属品や諸費用なんてのも確認しておかないとね。……うん。内容に間違いないわ。

マーくんマ:つぎに支払い方法を確認しよう。支払い条件によって契約書の内容は変わってくるので、まずは現金・立替払い・ローン提携つまりクレジット払いのいずれかの支払い方法をお店と相談をしよう。相談したらそれが正しく明記されているかを確認しよう。なかでもとくにクレジットを利用したうえでの契約については注意がいるんだ。

ミ:それはどうしてなの?

 
   
子ぐまのマーくんとミーちゃんの初めての中古車さがし